先日母の老人保健施設への支払いを済ませました。
10月から介護保険の改正法により、月35,000円のアップで96,000円程の支払いでした。
我が家の場合は洗濯物は自宅に持ち帰り済ませるので費用はかかりませんが、施設にお願いすると月5,000円位かかるそうです。 ですから月100,000円を越えてしまいます。
法改正では在宅介護の人は居住費や食費を自分達で支払っているので不平等をなくす為に自己負担になったそうですが 月100,000円からの出費を楽に出せる人はいざ知らず、中には仕方なく在宅に変更する人さえいるそうです。
しかし、引き受けてくれる家族のある人は良いのですが、そうでない人は1人暮らしを余儀なくされる事になります。
これって何か変・と思いませんか???
在宅介護が出来ないから施設へお願いするのであって、お金が支払えないために又自宅へ戻るしかないなんて・・・
家で面倒を見る人がいない場合はいったいどうなるのでしょう?
動けない身体でヘルパーさんが来てくれるのをじっと待っている・・・そんな光景を想像しただけで寂しくて情けない思いです。
母と同室の人も御主人を亡くされ、一人娘は嫁いでいるのでほとんど顔を合わせる事はありませんでした。
お宅はいいわねぇ~・・・と何度いわれたことか。。。
私の母も1月中旬で6ケ月になり施設を出なくてはなりません。その後 又 在宅介護になります。先日、介護保険の期限が切れるので再審査があったのですが本人は人が来ると元気になってしまいます。
1ヶ月後に介護認定がどう出るか?ヒヤヒヤしているところです。
今の世の中 お金のない人は病気にもなれないんですねぇ。
老後の蓄えと病気にならないよう健康に過ごす・よい子供をもつ(?)、
これらが老後を安泰に暮らせる方法かな?と想いをめぐらせています。
それにしても、国も外ばかりに目をやらないで国内の事を、庶民が安心して暮らせる世の中を・・安心して歳をとれる世の中にして欲しいなぁ・・・
とつくづく感じる今日この頃です。