どうぶつ番外物語

手垢のつかないコトバと切り口で展開する短編小説、ポエム、コラム等を中心にブログ開設20年目を疾走中。

どうぶつ・ティータイム(234) 『異端児ミニトマト』

2019-11-05 01:10:22 | 植物
    9月には一段落したはずの家庭菜園だったが、ミニトマトが予想もしない場所で実をつけていた。 今年もささやかながら収穫させてもらった桃太郎とミニ1本ずつは、2か月も前に確かに引っこ抜いて処分した。 しかし、いつからか通路の部分にトマトに似た植物が生えているのをぼんやりと意識していた。 こんな場所になぜ生えているんだろう? そう思いながら、ただ見過ごしてきた気がする。 このトマトがど . . . 本文を読む
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どうぶつティータイム(220)『畑に夏がやってきた』

2019-05-20 23:14:56 | 植物
      スナックエンドウ    畑が狭いから、スナックエンドウの苗木は1本だけ。  それでも4月後半から花が咲き、実をつけてくれた。  しろうとには、どんなものでも実をつけてくれる野菜はうれしいものである。       ゴーヤ    ゴーヤも同じ意味で楽しめる。  まだ成長は遅いが、もうちょっと気温が上がると一気にネットを駆け上る。 . . . 本文を読む
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どうぶつ・ティータイム(39)

2008-02-17 13:24:39 | 植物
     花粉の魔境  今年は花粉の飛散量が昨年の十倍もあるだろうと予想されている。  昨夏の記録的な暑さでスギやヒノキの花穂が異常に生育したのが原因らしいが、花粉の時期になると悪夢のように思い出すことがある。  もう十年も前になるだろうか、中央本線の四方津(しおつ)という駅に降り立って付近の山道を少し散策してみようとしたときのことである。  桂川に沿った狭い畑道を歩いていると、近くの保育園 . . . 本文を読む
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どうぶつ・ティータイム(8)

2007-07-27 00:06:38 | 植物
     初物  モロッコいんげんの初物を今日収穫した。  種豆さえ蒔いておけば誰にでもできる丈夫な作物だから、不精な男でも毎年欠かさずつくっている。  五月に蒔いて、二ヶ月半でもう食べられる。  輪作に気をつけることと、蔓を這わせるサオを立ててやるぐらいで、ほとんど手間がかからないから続けられる。  五つばかり採って、味噌汁の具にした。  豆がまだ膨らむ前の柔らかい莢が歯にあたる。筋もな . . . 本文を読む
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