1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

職長の役割 2-(1)について

2018-04-09 13:32:02 | 日記
2.職長の役割と責務
(1)職長は、職場の「キーパーソン」

 職長は「作業中の労働者を直接指導又は監督する者」と定められており、
ある一定の作業範囲・内容について責任を持たされており、作業の直接の
責任者です。このような職長の立場より期待される役割・機能は、先取りの
安全衛生管理と情報管理の2点にあり、ここに「要(かなめ)の役」、または
職場の「キーパーソン」といわれる理由があります。


① 先取りの安全衛生管理
 現場で直接指導・監督する職長以上に、現場の状況を知り得る人はいません。
したがって、職長は、職場の不安全行動、不安全状態(職場の異常)を早期に
発見し解決することが期待されています。また、先取りの安全衛生を推進する
ことができるポジションにいるだけに、期待するところも大きくなります。

② 情報管理
 仕事の推進に当たり、報告・連絡・相談いわゆる「報・連・相」は欠かす
ことができず、基本的に要求される点です。
 職長は、管理者の情報を作業者に伝え、また、第一線作業者の意向を
管理者に伝える等、さまざまな情報の交通整理をする立場におかれています。
職長が、情報を正確に、迅速に処理しなければ、業務の遅滞が当然生まれる
ことになり、職場の情報管理は、職長の力量に依存しているといっても
過言ではないのです。

 職場における重要な「要の役」にある職長は、自分自身の行動の部下への
影響力の大きさを自覚しなければなりません。影響力には、「プラス、
マイナス」の両方が存在します。すなわち良い影響を与える場合もあれば
悪い影響を与える場合もありますが、悪い影響はすぐ現れるものなのです。

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