みんなの党も同じ穴のむじなだ。
党首はもともと自民党だし、その大臣当時は何もできなかった。
今度、10議席取ったからといって、自民党や公明党と一緒にやろうとしていては、結局、政治の混乱を深めるだけだ。
勝った時ほど、謙虚にならなければならない。部分連合のハードルを高くしては、結果的に、何も生まれない。日本にとって、不幸な結果だ。
また民主党も確実に負けるとわかっている解散総選挙はかつての自公政権がなかなか解散しなかったように、なかなかできないだろう。
行き詰まっても、負けるとわかっている選挙はできない。選挙というものは勝てるという見込みでやるものだ。好き好んで、負けるとわかっている選挙はやりたくないものだ。
したがって、自公政権の時と同じように、おそらく任期一杯までやると思う。
しかし、与党と野党が協力せず、党利党略ばかり考えていては、なにもできなくて、そのまま残りの任期3年が過ぎてしまうのは明白だ。
そうなると、大変だ。まさに、政策の空白が生まれ、日本は沈没だ。もし、私が首相だったら、負けるとわかっていても、あえて、今回は解散総選挙をする。
そして、また時間はかかるが、次の機会を待つ。今、政権を手放すと、おそらくもう二度と、政権与党になれないかもしれないし、必ず、次の機会があるとは限らないけれど…。
そうしたい。
しかし、今のままでは解散総選挙はできない。それは確実に、負けるとわかっているからだ。
事実、今回の参議院選挙は民主党だけで過半数を取ろうとして、勝とうとしてやったはずだ。また、任期満了によるものだから、やらざるを得なかったからだ。
まさか、そんなに負けると思っていなかっただろう。
だから、たぶん、マスコミや野党に、相当の批判を受けようとも、ぼろぼろになろうとも、衆議院で300議席を持っているわけだから、引き延ばして、任期一杯までやるしかないだろう。
そして、次回は衆参同日選挙だ。
そんな気がしてならない。だから、国民生活に重要なことは与野党が協力してやらないと、国民にとっては不幸だし、国際理解も得られない事態となる。
なにしろ、先進国の中で、財政状況が一番悪いのは日本なのだから・・・。消費税も15%にしなさいとの勧告も出るくらいの国際圧力があるわけだから、党利党略で政争をしている場合ではないのだ。