今回の選挙結果は、民主党の一人勝ちという状況であった。
まさに、一人区に代表される小選挙区ではドラステックな変化が起きることを一昨年の衆議院選挙と同じように証明されました。
しかし、これほどの大差が付くとは予想もしていませんでした。これでは早期に衆議院選挙を実施して、民意を問う必要が出てきますが、衆議院で３分の２の議席を有する与党は出来るだけやりたくはないだろうけど・・・
政治はこうでなくちゃ。このような状況を作り出す２大政党政治を目指さないと、何時まで経っても、何も変わらない。
何かまずいことをやったら、下野することの出来る政治体制作りをお願いしたいものである。
そういう意味で民主党の責任も重くなった。
今回の勝利の大きな原因は敵のミスによるものであることを忘れてはならない。
さて、与党に間しては衆議院選挙をやるのも地獄、やらないのも地獄ではないでしょうか？
安倍総理が内閣改造を実施して、各派閥に気を使ったとすれば、過去の自民党内閣と同じになっちゃうし、そのままでは、またお友達内閣だし、支持率低下は防げないです。
いずれにしても、１年以内に衆議院選挙の可能性が高いと思いますね。
選挙結果に対する詳しい新聞記事をそのまま転載します。
民主党の勝利は「敵失」、連合の高木会長が分析
7月30日20時24分配信 読売新聞
連合の高木剛会長は３０日、連合本部で記者会見し、参院選で勝利した民主党について、「次の衆院選に向け、政策準備をていねいにやってほしい。解散だけにギラギラすると国民の支援を失う」と語り、衆院解散に追い込むための与党との駆け引きより、自らの政策の充実を目指すべきだと提言した。
高木氏は「政治とカネや閣僚の問題発言など自民党の失点があるので、今回は有権者が民主党に票を入れた」と述べ、民主党の勝利は「敵失」だったと分析した。
安倍首相の続投については、「国民の多くは安倍政権の現状に不満を持っていると、誰もが思わざるを得ない結果だが、（続投の是非は）政権の中で議論する話だ」と語った。
最終更新:7月30日20時24分
何はともあれ、国民のことをよく考えて、民意の反映した政治を行ってほしいものである。
