姶良市 公認不動産コンサルティングマスターによる不動産講座

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住宅のメンテナンス(リフォーム) チェックポイント(物件調査にも役立つ) 外壁について(サイディングの場合)

2017年04月04日 | 住宅メンテナンス リフォーム関連

 不動産コンサル(住宅)、住宅ローン専門FPの中野です。

 

 前回は、外壁チェックのモルタルでした。今回は、最も多い(戸建て住宅に)サイディングについて ご紹介を

 

 外壁サイディング(工業製品の外装材のことをさし、工場で塗装を施されて搬入されます) 様々な種類があるので一部ご紹介を

メンテナンスとしては、原則10年 10年以上もつ外装材もありますが価格が高いのでデメリット)

 

〇塗料で分けると

1 アクリル素材

2 ウレタン素材

3 アクリルシリコン素材

4 フッ素素材

5 光触媒素材

下にいくほど価格があがります。 コーティング塗料 光触媒を除けばおおまに4つ

原則10年というのは、ウレタンコーティングの場合を指します。

 

 次に外装材は3つに大別されます。

1 窯業系サイディング  (現在の建売等や注文住宅はほぼこれに該当)

              特徴は、デザインが多い 詳しく説明すると、セメントに無機物繊維を混入して生成したボード状の外装材

 

2 金属系サイディング  (ご存じのかたも多いと思いますが、ガルバリウム)

              特徴は、軽量であることで建物に付加をかけにくい

 

3 タイル         粘土をマテリアル(素材)にして、鉱物を混ぜ高温で焼き上げる、外装だけでなくいろいろな場所に使われます。

              施工としては、モルタルに貼り付けか 専用下地材に貼り付けるタイプがあります。

              特徴は、色落ち変色がほぼない。

              タイルは、とても高いのがデメリットですが、見た目の重厚感がすごいということ(感じかたにもよりますが)

 

外壁材は上記を理解して、メンテナンス時期と費用 また注文住宅の場合は、費用対効果を考えてセレクトする必要があるかと思います。

 

 今回は種類をあげましたが、上記のメンテナンスとそれにかかわる、施工問題について次回 ご紹介したいと思います。

 

 余談ですが、建売住宅などは、窯業系サイディングでアクリルコーティングがほとんどかつ、低コストで抑えるため上質な外装材が使われていないことがあります。

最近、1年しかたっていないのに既に水垢等がついている外装をみかけますが(安かろう悪かろうでしょう)

 

 参考にしてください。 基本的理解があると、注文、建売、中古と自分の目で確認することができます。

 

姶良市 中野不動産コンサルティング株式会社 公認不動産コンサルティングマスター FP 相続診断士 代表 中野


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