葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

葬儀経営.com

日本最大級の葬祭業経営者向けWEBサイト「葬儀経営.com」はこちら

商売の仕組みを理解する

2010-05-21 17:05:27 | その他
新しく不用品回収をやっている方とのお付き合いが始まりました。
27歳の社長、かなりイケイケです。

その社長と話をしていると、ひとつ驚くことがありました。
その会社が使っている印刷会社の費用がとにかく安いということ。

弊社でもいろんなルートを持っていますから、得意不得意にあわせて、比較的安価で印刷できる会社を持っています。

しかし、それ以上に安い。

要は値切っているのですが、その値切り方にポイントがあります。

ただ単純に向こうの利益を落とすのではなく、向こうにも損をしない方法を考える。

例えば、印刷というもの一つとっても、使っている機会や、紙の裁断の仕方も様々だそうです。
その裁断にムダがあればあるほど、向こうとしてもロスが大きくなり、その分価格に転嫁するわけです。

ですから、サイズはB5とかA4とかに合わせるのではなく、その裁断可能なサイズに合わせるという手法をとっています。

だからムダが減るので価格も抑えられる、向こうにとってもそんなにデメリットがなくなるわけです。

これは、相手の商売の仕組みを理解しているから出来ることです。
商売の仕組みを理解すれば、どこを改善すれば言いかがわかってくる。

そうすればお互いにとって最適な答えが出てくるんですね。
交渉毎の基本は、お互いにとってメリットがある形を見つけ出すことです。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

●本ブログ経由限定。葬祭業経営者向け小冊子 無料プレゼント中!!!
 『なぜ、あの葬儀社だけ業績が上がったのか』2009年発行
 『葬祭業界向け 人材育成バイブル』2010年発行
お申込はこちらまで↓
ryomaeda@funaisoken.co.jp

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする