渋谷と浅草を結ぶ銀座線。
開業当時と同じ仕様のレトロ列車が走り始めてから1年が経つが
内装が木目調の特別列車にはなかなか乗れないでいた。
40両編成のうち2両しか走っていないとのこと。
1月3日にやっとめぐり合った。
以前の銀座線は時々車内の照明が消え、常備灯がついたりしていたのも懐かしい思い出。
木目調の壁に復刻された。
吊り手は開業当時の涙の形。てすりも当時と同じ真鍮のように仕上げられている。
人が多くあまり写真を撮れなかったが
90年前の銀座線が現代によみがえって今も東京の地下を走っている。
日比谷線から東横線に乗り換えるため中目黒のホームにいたら
鮮やかなグリーンの東横線が入ってきた。
急いで写真を撮ったがホームドアがあるため車体全部を撮ることが出来なかった。
このレトロ電車は、東横線の開通90周年を記念して
初代の「青がえる」と呼ばれた東横線を復活させたのだという。
初代の「青がえる」はもう少し淡いグリーンで、その後車体はステンレス製に変わった。
待ち合わせの人でにぎわう渋谷のハチ公前広場にも初代東横線が1両設置されている。
90周年記念列車は来年2018年8月31日まで走行。
出雲大社と島根県立美術館への旅で初めて乗った寝台列車「サンライズ出雲」。
前から憧れだった寝台列車。東京駅を22:00に出発。
2台並んだベッドの中央足元に扉があり
枕元には照明スイッチ、ラジオ、目覚ましなどの設備が。
向かって右側が窓。
1階なので窓がホームの足元の位置になり、外からは部屋を見おろす具合になる。
扉の後ろには鏡が据え付けられていた。
ベッドの幅はシングルより広め。
ツインの部屋を出た所から通路を撮影。
翌朝09:58に出雲市駅に到着。
帰りは松江から乗った。19:27分出発。
B寝台1人用 シングル(2階)
2階なので窓がアーチ型に天井へ伸びて開放的。
1人用なのでツインよりも広く使え、
音も1階ほどダイレクトに伝わって来ないので快適だった。
使用中に人に見られる心配はない。
寝台列車の楽しみを1階と2階で、通常とは違う夜を過ごすことが出来た。
伊勢神宮へ行くのに名古屋から特急「しまかぜ」を利用した。
式年遷宮を機に誕生したこの「しまかぜ」は
大阪、京都、名古屋から伊勢志摩の賢島 (かしこじま)までを結ぶハイグレード車両で
大きく取られた窓から流れる風景を見ながらの旅は、
日常から離れた旅気分を味わうことが出来た。
名古屋駅から伊勢市駅へ向かって
座席への入り口
プレミアムシート。 1席+2席の編成。
ゆとりのあるシートは快適でいつまでも乗っていたかったほど。
6人用のサロン席と和風個室。和風の部屋は靴が脱げる親切な作り。
パウダールーム (自分の手が映り込んでしまったので修正しました)
カフェ車両から座席方向を見た通路
カフェは1階と2階にあり写真は2階の全景
早く行かないと混むと聞いていたので早めに。
メニューは松阪牛のカレー、伊勢エビのピラフ、あおさとカキのにゅう麺、スイーツなど
ワインやビールも用意されている。
「しまかぜ」だけで味わえるメニューは格別。
名古屋から1時間15分ほどで伊勢市駅に到着。
快適な「しまかぜ」の楽しみもあっという間に終わって…。
車窓に流れるロケーション、こぼれる光、体を包むようなシートの開放感、
どれも忘れがたい。