黒沢永紀オフィシャルブログ(旧・廃墟徒然草)

産業遺産と建築、廃墟、時空旅行、都市のほころびや不思議な景観、ノスタルジックな街角など、歴史的“感考”地を読み解く

iOSアプリ『廃墟百花』vol.01 リリース

2012-06-03 02:39:19 | 産業遺産
iProductアプリ『廃墟百花』

SCA Talking Book
廃墟百花
Vol. 01 さよなら、川南造船所

廃墟の持つ魅力を様々な切り口から、
画像・映像とトークで解き明かして行く、
iProduct用アプリの廃墟百花シリーズ。
vol.01『さよなら、川南造船所』をリリースいたしました。

iProductアプリ『廃墟百花』

第一回は、今年の春、惜しくも解体されてしまった、
佐賀県伊万里市にあった川南造船所を取り上げます。
このvol.01『さよなら、川南造船所』はオープロのメンバーでもある、
西田氏によるプロデュース。

iProductアプリ『廃墟百花』

1章~4章では、西田氏がナビゲーターとなり、
それぞれゲスト・コメンテーターを迎えて、
歴史、廃墟の魅力、保存活動、ヘリテージ・ツーリズム、
のそれぞれの視点から、造船所を解き明かして行きます。

iProductアプリ『廃墟百花』

第1章では、
私がコメンテーターとして参加。
川南造船所の数奇な歴史と、
造船所の創始者、川南豊作の波瀾万丈な人生を解き明かします。

iProductアプリ『廃墟百花』

第2章では、
廃墟を、様々な方法で表現する事に果敢に挑戦されてる、
サイト『記憶屋「廃墟」』の管理人、ドイテフ氏を迎え、
廃墟となった造船所の異空間の魅力、
そして地域住民と廃墟、
更には、廃墟が結びつけた親子の絆、
など、面白いお話が満載です。

iProductアプリ『廃墟百花』

第3章では、
自ら保存団体を立ち上げ、造船所の保存活動を展開された、
『川南造船所全国同盟』代表、梅津知広氏を迎え、
なぜ造船所を保存したいと思ったか、から、
保存活動の顛末、そしてそこから得られたもの、など、
貴重なお話が満載です。

iProductアプリ『廃墟百花』

第4章では、
国内の産業遺産の見学ツアーを精力的にオーガナイズされてる、
NPO法人『J-heritage』の理事長、前畑洋平氏を迎え、
ヘリテージ・ツーリングの視点から見る造船所と、
こういった産業遺産を見学する意義に言及する、
深イイお話が満載です。

iProductアプリ『廃墟百花』

川南造船所は既に解体されてしまいましたが、
このアプリをご覧になれば、
川南造船所に限らず、
廃墟がただのの崩れゆく建徳物ではなく、
様々な事を感じ、考えさせてくれる、
とても味わい深いものだとお解り頂けると思います。



ユニバーサル・アプリなので、
iPad&iPhone、両方ご利用頂けます。



ギャラリーはゲスト・コメンテーター4人、
およびそれぞれの方の関係者の方の写真から構成されています。



SCA talking book
廃墟百花 vol. 01 さよなら、川南造船所

無料

本編:46分

著者:西田 信之 (オープロジェクト)
ゲスト・コメンテーター:黒沢 永紀
            ドイテフ
            梅津 知弘
            前畑 洋平
画像:ゲスト・コメンテーター、他
編集:西田 信之、オープロジェクト、SCA
MA:山内 悟 (エス・シー・アライアンス)
開発:アトトック
企画・制作:エス・シー・アライアンス

iProductアプリ『廃墟百花』


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