ルージュ・ダリア

どうでもいい日常の記録

富貴蘭昔話その2『富貴蘭美術銘鑑』

2016-05-31 12:21:55 | 昔話
文献マニアのおばさんは、こんな本も持っているのである。


1997年(平成9年)12月刊
監修・日本富貴蘭会  発行・三心堂出版社


『羆』『湖東錦』


『牡丹錦』『白牡丹』

平成9年と言えば、すでにバブルの残光もなく暗いw時代なのに、
なにを『とち狂った』のか、定価3万円の超豪華本である。
三心堂出版社は、伝統園芸関係だけでなく、色々とコアな書籍を
出版していたが、2000年にあえなく倒産した

もちろん、自分は定価では購入していない。
倒産後にバーゲン品(それでも諭吉さん)を買ったのであるw

「朝日殿」の新根

2016-05-31 01:19:18 | 富貴蘭
「朝日殿」の新根が美しく伸びている。


写真よりも、実際はもっとルビー色でとても美しい。
充分に『羆』や『金牡丹』『白牡丹』と肩を並べる事が
出来るくらい綺麗な色をしている。
それなのに大事にされない。

「朝日殿」は丈夫で増殖も良い品種なので、富貴蘭入門には
最適の品種なのだが、今の『ご新規さん』は、
高価なもの、高価なものと追いかけて、『裾もの』には
鼻も引っかけない。
オークションを見ていて分かる。
(入札もしないのに、ウオッチしている。いやな性格だw)
『高級品』には入札があっても『裾もの』にはあまりない。

確かに『高級品』はとても素晴らしいが、その価値を本当に
理解しているのだろうか?
高価なものを求めるのは、結局は欲なんだろうと思う。
あわよくば増えた仔で儲けようなどと考えているんだろう。

本当の価値を理解していないから、平気で騙される。
可哀相なのは利用される仔たちである。


名残の花「天紫晃」

2016-05-30 12:31:26 | 石斛
「天紫晃」


残っていた「天紫晃」のつぼみが開いた。
前回に咲いた花と、まったくの違いはない。
これが普通で、「伊豆産赤花」が変わった仔過ぎるのだが
後、「石鎚山産」と「熊切紅」に小さいつぼみが残っているが、
石斛の花は終わってしまった。
来年咲く為の長い一年が始まる。

これからは富貴蘭の開花と新根の成長が、目を楽しませてくれる。
早くも、花芽が伸び出して来た仔がいる。
新根も美しい色で伸びて来て、毎日手に取っての鑑賞が楽しい。

ところが、「朝日殿」の新根の先をなにものかにかじられてしまった
「ナメクジ」の仕業かと、最初は思ったが、富貴蘭は
2段の釣り枠で管理していて、「朝日殿」は上段に掛けている。
「ナメクジ」が上がって来られるとは思えない。
まぁ、「ナメクジ」は思いも掛けないところにも現れて、
羽根があるとも言われているから、まったくない訳ではないが、
銀色の這った後もないようだし、回りには「ナメ殺し」を
設置しまくっている。
となると、羽根のある系の虫の仕業だろうか?

なんにしても、5月も終わりになって、暑くなれば
虫の活動が盛んになる。
大切な仔たちを守る為の戦いに終わりはないw


上野恩賜公園

2016-05-30 00:39:24 | 日記
今日(29日)は上野の東京藝術大学奏楽堂へ。
午後からの公演なので、午前中は上野恩賜公園を
あちこちと探索することにw

言わずと知れた『西郷どん』の銅像


不忍池弁天堂


池で日光浴するミシシッピアカミミガメ(たぶん)


不忍池を回って公園の外に出て、東京メトロ根津駅方面に
向かっていくと『上野グリーンクラブ』がある。
ここで、東京山草会ラン・ユリ部会の「野生ラン展」が
開催されているとの事なので、一番の楽しみにしていた。

『上野グリーンクラブ』の建物に入ってみると、
「野生ラン展」だけでなく、山野草展や皐月展も開催されていた。
写真の整理が済んでいないので、展示会の模様は
改めての記事にするが、一つだけ。


『御所アヤメ』と言う「けったい」な名前で展示されていた。
どう見ても、カキツバタの品種『舞孔雀』だと思うのだが