サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

Naoya, Monster Inoue

2024-05-11 15:15:07 | 日記

井上尚弥がリングで紹介されるときに、Naoya, Monster Inoueと呼ばれる。スーパーバンタム級と軽いクラスではあるが、米の権威雑誌「ザ・リング」が選ぶパウンド・フォー・パウンド(全階級を通じた最強ランキング)で1位に返り咲いた。ボクシングに興味がない人はもちろん知らないだろうが、全階級を通じたランキングはかなり無理がある。

 

男子のボクシングの階級は17クラスある。昔はこんなになかったが、スーパーなんとか級ができて水ぶくれしてしまった。明日のジョーがまだ少年マガジンで連載されていたころは、10クラスくらいしかなかった。

 

一番軽いクラスがミニマム級(47.62キロ)、そしてライトフライ級、フライ級、スーパーフライ級、バンタム級(矢吹丈のクラス)、そして井上のスーパーバンタム級*55.34キロ)と続く。呼び方は団体により違いはあるが、階級とウエイトは同じはずである。

 

井上は2階級、4団体統一チャンプなので、次は1階級上のフェザー級級を目指すのではないかという憶測がある。しかしスーパーバンタム級とフェザー級では体重差が2キロほどあるし、体格がかなり違ってくるので、仮に井上がフェザー級にいっても勝てないという見方もある。

 

ボクシングは体格、体重差がモノをいうので、そもそも全階級を通じたランキングなんて愚の骨頂であるし、フライ級とヘビー級を含めたランキングなんて全く意味がない。柔道で軽量級と無差別級の選手が試合をすれば必ず無差別級の重い選手が勝つ。それと同じだ。

 

力石徹は矢吹丈と対戦するためにフェザー級からバンタム級に転向して、体重を無理に落としてそれが遠因となり死んでしまった。井上尚弥が無理に体重を上げても必ず無理がでるので、絶対にやめたほうがいいと断言します。

 

我らがモンスター。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿