サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

いろいろ雑感

2024-09-20 06:21:50 | 日記

①広島がACL2第1節で完勝
広島はホームでフィリピンのガヤFCに3-0で完勝。ホームだし、相手はフィリピンの王者といってもしょせんはフィリピンである。もっと点をとってもよかった。そういえば広島は11月7日にシドニーでシドニーFCと対戦する。

 

このACL2はACLEとフォーマットが違う。32チームで、4チーム X 8グループで1次リーグをして、1,2位がラウンド16に進み、準決勝まではH&A。決勝だけは一発勝負。ACLE, ACL2も同じスイス方式だと思っていた。

 

②遠藤出番なし、鎌田不振
ここまで遠藤がリバプールで干されるとは予想できなかったし、鎌田はパレスでもうちょっと結果を残せると思ったが二人とも残念。

 

③レアルソシエダ、久保
6試合で4敗もしているレアルソシエダは一体どうするのだろうか。常識的に考えれば監督交代なんだけどね。

 

④景気のいい話題は大谷翔平だけ。

 

広島がACL2初戦で3-0で完勝。


ACLE 第1節 蔚山現代対川崎フロンターレ 0-1

2024-09-19 07:35:38 | 日記

川崎フロンターレがアウエーで強敵蔚山現代と対戦。なんとアウエーで0-1で勝ち点3をもぎ取った。これは驚きである。Jリーグでは14位と低迷している川崎にとってACLなんて罰ゲームにしか思えないが、とにかくアウエー勝利は大きい。

 

さてこの試合でベテランの小林悠が先発。もうすぐ37才の大ベテランである。若い若いと思っていたがもう37才なんだ。今季もリーグ戦での先発は1試合のみで残りは途中出場。何才まで現役を続けるのだろうか。

 

小林での思い出は2016年10月7日のメルボルンでのオーストラリア対日本戦である。小林が先発。1-1で引き分けたが、小林は後半29分に惜しいヘッディングシュートを見せた。GKにセーブされたが、いいシュートだった。

 

予選には招集されたが2018年ロシアWCには選外だった。当時でも31才だから当時のFWは大迫、武藤がいたし、ハリルが監督を解任されていたから、小林がWCに呼ばれるチャンスは少なかった。

 

あのときのメルボルンでのヘッディングシュートが決まっていれば、小林はワールドカップに行けていたかもしれない。たった1本のシュート、ゴールでその選手の人生が決まるわけだ。小林には40才までがんばってほしい。38才の家長だってまだ頑張っているんだから。

 

小林 悠

まだ37才。

 


ACLE 第1節 光州対横浜マリノス 7ー3

2024-09-18 08:44:58 | 日記

AFC主管大会はすべての試合がParmaunt+でみられる。ということで光州対マリノスをライブで見たが、ひどい試合だった。ACL初出場の光州と昨季の準優勝のマリノス。アウエーだから悪くても勝ち点1を取れれば御の字だろうと高を括っていたら、7-3というとんでもない大敗をした。

 

マリノスは直近のリーグ戦から先発を9名変更。完全な1.5軍、2軍である。最初から勝つ気がない。一方の光州は予算規模も小さく、初出場でやる気満々。選手のプレーの態度、モチベーションからみてもそれが伝わってくる。

 

ひどかったのはマリノスのGKである。第3GKの若手だが、開始早々2分に失点。それも普通ならセーブできそうなグランダーのシュートをはじいてゴールイン。2点目もいいGKならばそれそうなカットインシュート。

 

2-1になった時点でなんとか試合になりそうなかんじだったが、後半にマリノスが中盤でボールロストを繰り返してカウンターをくらい、終わってみれば7-3の大敗。これはみっともない。

 

昨日のACLEの試合は西地区も含めてホームで負けたチームはなかった。最低でも引き分け。このフォーマットではホーム戦で勝ち点3を取れなければだめだろう。神戸はタイまで出かけて勝ち点1を拾った。

 

Jリーグの終盤に毎月1回程度のACLEはやっぱり罰ゲームでしょう。

 

7-3の大乱戦。


ACLE, ACL2

2024-09-17 11:24:49 | 日記

ACLの24/25シーズンが今日から始まる。ご存じのようにACLEとACL2に分かれて、ACLEには横浜マリノス、川崎フロンターレ、神戸が出場。ACL2には広島が出場。東西12チームずつ、合計24チームで構成されて、スイス方式、1次リーグは12チームのうち8チームと対戦する。優勝賞金は約15億円。

 

予想できることは、ACLEの3つのJクラブの中で、8チームの決勝Tに進められるのは、神戸だけだろう。Jリーグの今季の残り試合を乗り切るために、どのクラブもよれよれだろうし、そもそもJリーグを優先してACLEにはベストメンバーを出さない可能性もある。

 

ACL2に出場する広島も似たような事情で、優勝争いをしているのでACL2などにかまっている余裕はない。ACL2って権威はないだろうが、優勝賞金は約5億円とJ1優勝よりは多い。そして来季のACLEに出場できる。

 

JクラブがACLに本腰を入れ始めるのは、2026年夏から始まる新シーズン以降になるのではなかろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


イランの徴兵制

2024-09-16 11:18:26 | 日記

イラン人の同僚から聞いたイランの徴兵制の話が興味深い。同僚は78才で60年前の彼の実体験である。イランには昔も今も18才になると2年間の徴兵があり、ほとんどが陸軍に配属される。

 

イランの陸軍は公称500万人だそうで、イスラエルも恐れる中東最強の陸軍だそうだ。2年間の徴兵は最初の6か月が軍事教練、残りの14か月強はいろいろな場所に派遣される。それが軍隊とは関係ない配属先になることもある。

 

60年前はシャー・パーレビーの時代で、シャーは貧民層、過疎地域の救済に熱心だったそうで、同僚の仕事はロシア国境沿いの過疎地区での子供への教育だった。もちろん教員ではないので、大した教師役ではなかったが、過疎地区に行く教員がいないために徴兵の兵隊を教員として派遣した。なかなか面白い発想である。

 

シャーが失脚してからこプログラムは廃止されて、現在のイスラム政権は過疎地域への援助など見向きもしないそうだ。だから悪評高かったシャーだが、社会政策は評価できたという。

 

さて同僚が派遣された地区はとんでもない田舎で、電気も水道もなかった。60年前だからインターネットも携帯電話ももちろんない。ロシア国境に近いからとにかく寒い。することもない。逃げることもできない。地獄の14か月だったそうだ。

 

現在でもイランの徴兵制は厳しく、徴兵忌避は犯罪である。徴兵を完了しないとパスポートも取れないし、まともな就職もできない。厳しい軍事国家体制である。

 

同僚に言わせると、イランからオーストラリアに家族で移民してきて50年以上たったが、自分の子供たちを思えばオーストラリアはイランと比較すれば天国だそうだ。