サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

EPL第28節 サザンプトン対フラム

2019-02-28 18:30:23 | 日記
降格圏内を脱出したいサザンプトンはミスの多いCBのステイーブンスをベンチにして、久々に吉田が先発復帰。そういうと聞こえはいいが、18位のフラムとの下位争いである。試合はサザンプトンが2-0で勝ち、勝ち点をやっと27まで伸ばして17位に浮上。EPLの降格圏は18-20位だからまだまだ苦しい。


吉田はアジアカップに出場すればクラブでポジションを失うのは覚悟だったとコメント、アジアカップ前での全試合必ず先発とうわけでもなかったので、先発かベンチを行ったり来たりする選手にとっては死活問題だった。吉田の代表愛に感謝。しかしコッパが終われば吉田もそろそろ代表を引退して、クラブに専念して残りのキャリアをクラブに専念したほうがいいかも知れない。


30才を過ぎてから若手とポジションを争うというのもしんどいし、もともとCBとしてスピードがあるわけでもなくいわば経験だけで乗り切る必要がある。それにサザンプトンなんて代表に呼ばれる選手が少ないだろうから、代表ウイークはクラブに残ってクラブの練習に出ている方がポジションをキープしやすい。


フラムに2-0で勝ったわけだが、それでも吉田が絡んで失点しそうな場面が2-3回はあった。失点しなかったのはフラムの攻撃に決定力がなかったからだ。これがもっと上位のチームであればほぼ失点だっただろう。もっともサザンプトンのDFにいるメンツなばら誰が出ても同じかも知れない。

北川はコッパアメリカに行きたがっている

2019-02-27 15:24:46 | 日記
清水の北川がコッパアメリカに絶対行きたいと宣言した。アジアカップで評判を落とした北川が6月のコッパアメリカに招集されるためにはかなりハードルが高いと思いきや、案外すんなりと招集されると予想する。


理由は2つ。まずブレーメンが大迫を出さないこと。そして鹿島の鈴木がまた肉離れで故障して全治2か月と発表された。大迫の不参加は決定的だが、鈴木は現時点で全治2か月ということはリーグ戦への復帰は早くて5月初旬。そこからトップフォームに戻すとなるとスケジュール的にかなりしんどい。多分無理だろう。


他の選手となると大迫の代わりは武藤だろう。しかし日本人選手を拘束できないコッパへの参加は、ブレーメン同様に拒否するヨーロッパのクラブも出てくるかも知れない。それにJリーグは中断期間がないので各クラブ1名までとかの縛りがつく可能性もある。


評判の悪い北川だが他に呼べる選手がいなくなるので、Jクラブが協力するということになればコッパには呼ばれるだろう。しかし北川程度の選手を呼ぶのであれば川又や都倉のほうが面白いと思うのだが、この二人では世代交代にはならない。

ベシクタシュ対フェネルバフチェ

2019-02-26 10:22:34 | 日記
ガラタサライを含めたイスタンブールに3つあるビッグクラブの内の香川のいるベシクタシュとフェネルバフチェのダービーマッチを見た。ちゃんとbeInsportsでライブ中継があった。月曜日開催なのにスタジアムは満員ですごい熱気である。


香川は4-2-3-1のトップ下で先発。前線でハイプレスをかけ、左右にも動き、守備にも参加するキレキレのプレーだった。そして香川がボールを持つと取られない。香川ってこんなに1対1に強い選手だったのかと驚かされた。


前半でベシクタシュは3-0とリード。3点目はショートカウンターから香川のトップへのスルーパスでアシストを記録。これならば後半にも追加点をあげて5-0くらいで大勝かと思ったが、そうはいかなかった。


後半になると立場が逆転して、ベシクタシュのプレスが緩くなりフェネルバフチェがボールを回す。あれよという間に3点返して3-3のドローとなった。3-0から勝てないなんて負けに等しいドローである。


香川にフォーカスすると後半になると、それまで深い位置にまでもどりゲームをメークしていたのに前線に固定されるようになった。それが監督の指示なのか疲れから動けなくなった影響なのかは分からないが、運動量が落ちた印象を受けた。そのせいもあったのか、味方から香川へのパスコースが限定されて香川にパスが出なくなった。


するとトップ下経由のパスでボールが回っていたのにそれができなくかったためかベシクタシュの攻撃が停滞した。香川ももっとボランチや左右のウイングとポジションチェンジをするなりで打開すればいいのに、そういった工夫も少なかった。


これが戦術の問題なのか、香川とチーム全体のガス欠の問題なのかは分からないが、前半で3点取って後半で3失点したんだから理由があったはずである。とにかく前半だけを見れば素晴らしい活躍だったが、試合全体を見れば課題を残した香川でした。

万国共通のサッカー選手のポーズ

2019-02-25 19:01:26 | 日記
以前から気になっていたのだが、カテゴリー、国、リーグに関係なく共通する選手のポーズがある。どうしてみんな同じポーズをするのか世界的にアンケートを取りたいくらいだ。有名なポーズが2つある。


①ホールドアップ
相手の選手をファールで引っ掛けたり、倒してしまったのだがファールではないよと主審にアピールする時。みていれば分かるがどんな選手も両手を上げる。しかし単純に手を上げるのではなく、肘を曲げてホールドアップのようなポーズを取る。主審にホールドアップすればファールを見逃してくれるはずはないのだが、どんな選手でもこのポーズを取る。


自分は悪くないことを主張し、無罪を証明したいということか。ならばホールドアップはおかしいと思うのだが何故か誰でもホールドアップしてしまう。


②オフサイドではないよのポーズ
オフサイドではないことを主張するときに聞き手の人差し指をあげて、それを左右に振る。「ええええ、オフサイドではないだろう。どこを見ているんだよ)という抗議のポーズである。オフサイドではないことを強硬に主張するときは、主審に猛烈な勢いで、倒さんばかりに詰め寄る。


そこまで強硬な抗議ではない場合は、旗を上げた線審に対して人差し指を振る。決して主審には指を振らない。決めるのは主審だと分かっているが、旗を上げた当事者である線審に指を振る。指を振る程度ではジャッジは覆らない。


他にも万国共通のポーズがあれば教えていただきたい。

足を引っ張るポドルスキー

2019-02-24 22:22:33 | 日記
ポドルスキーが神戸に加入したのが2017年7月。2年半の契約でこの間の手取り年俸は約23億円と言われている。費用対効果というと、2017年シーズンはリーグ戦で5ゴール、2018年もやはり5ゴール。高い年俸に見合う活躍はできていない。


今季は3人でVIPと言われてはいるが、ポドルスキーの動き、ポジショニングの悪さばかりが目立つ。第1節を見る限りではポドルスキーの代わりに古橋か郷家でも出しておいたほうがよほど役に立つと思われる。しかしこんな高い年俸の選手をベンチに置いておけないので、起用せざるをえない。


神戸の前にいたガラタサライでは2シーズンで20ゴールとそこそこの成績を残していた。しかし如何せんトルコリーグである。ガラタサライの前の2014/2015シーズンは前半はアーセナルでリーグ戦で1ゴール、後半はインテルにローンで出されてリーグ戦で1ゴールとほとんど活躍できなかった。


つまり下り坂の選手であったことは明白で、年をとってもクオーリテイの高いイニエスタ、ビジャとは比較できないほどの劣化がひどい選手であった。今年の6月で34才ではあるが、まだまだ輝ける才能の選手であるだけにあまりにも残念である。


契約は今季終了までだが、不良債権となってしまったポドルスキーをいつまで使うのか三木谷さんは決断しなければならない。