平和と思われる場所でも、空から色々なものが降ってくる。
火山灰、ドローン(無人の航空機)…。
50年ぶりの大雨…。
自然の脅威は、怒りを向ける先がない。
人間が環境破壊を進めていると言えるものも多いのだろうから、
細かく見れば、「あの企業が原因」とか、「それを使う人が悪い」…
など、原因となるもあるかもしれないが…。
内戦や、国を超えての争い…。
武器を用いて、無差別に命を奪ったり、遺跡を破壊する…。
古い建物などを維持管理していくには、莫大なお金がかかるから、
世界遺産などと喜んでばかりはいられず、
確かに大変なことだと思う。
でも自然の力でなく、人が壊していくというのは、やはり悲しい。
人間同士の争いは、怒りを相手に向け続け、許し合うことはできないのだろうか。
戦地に弾丸を降らせるのでなく、食糧を降らせたらどうだろう。
乾いた土地に、野菜の種と水を降らせたらどうだろう。
今、この時間でさえ、
生まれてから死ぬまで、戦場で、食糧も満足に口にできないまま、
生涯が終わってしまう人たちもたくさんいるということを
忘れてはならない。
もし、自分の住む近くに、
戦争を準備している基地があったら…、
原子力発電所があったら…、
核廃棄物の一時(?)保管場所があったら…。
ギリシャの財政危機…。
国が破たんする…というのは、どうなってしまうことなのだろう。
財政赤字の進む日本。
急激な高齢化、人口減少…。
一時的な規制緩和などで、高層ビルなどが増えても、
50年後には負の遺産…?
何を我慢していくべきか、守っていくべきか、
難しいものだが、他人事でなく、やはり、一人一人が
きちんと考えて、受け止めていかなければならない。