みんなで生きている。。。

誰かに、何かに助けられている
 
 感謝しよう
     感謝しよう

2017年から2018年

2018-01-05 01:46:33 | 心配なこと
大晦日初雪がちらついた東京だったが、夜には天候も回復し、お天気の良い三が日だった。
                                                                          
年末、ごみ回収の終わったであろう街を歩くと、残念だが、
落ちているのは、飲み終わった空き缶、ビンや、タバコの空き箱、吸い殻など…。
禁止されているエリアでも、歩き(自転車乗りながら)のタバコなど目にすることしばしば…。
 
身近なゴミ問題なども気にせずにはいられないが、
新年早々、北朝鮮キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長は
 「アメリカ全土を攻撃できるICBN(大陸間弾道ミサイル)の技術を手にした。
  核のボタンは机の上にある」と威嚇。
それに対し、2日米トランプ大統領は
 「私の核のボタンの方が大きくて、一層強くちゃんと使える」と述べたという。
 
 子ども同士が、自分の持つおもちゃを自慢しあっているような
 やり取りを聞いているような気がしたが、
 おもちゃを扱うような気持ちで、ボタンを押されては困るのだ!
 
  解決しない北朝鮮の拉致問題…。妹(田口八重子さん)が拉致されて40年経過する
  拉致被害者の家族会代表の飯塚繁雄さん(79)は、
  「昨年中に解決できなかったことは残念でならない。
   時間がたつ一方で結果が出ない状況について、いらだちと悲しみと、残念さ…」
  「待つということは残酷…」と語っていた。   (2018/01/03 NHKニュース)
  
     スポーツと政治は別と考えるべきと思ってはみるが、
  「金正恩朝鮮労働党委員長が、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック・パラリンピック参加に
   前向きな立場を示した」と聞いても、歓迎する気持ちになるのは難しいものだ。
 
制裁が正しいやり方なのか。
 食べるものもなく苦しいのは、力のない一般市民たちではないのか。
 
イランでは年末(28日)からの反政府デモ(物価高などに抗議)により、死者も出ている。
 
武器で利益をあげようとする社会を容認してはいけない。
 
“利益をあげる” とはどういうことだろう。
 言葉(考え方)を変えれば、弱者から“搾取”しているだけではないかと思ってしまう。
 
武器を持たず、「対話」でどう解決できるだろうか。
 
戦わない世界を築くことは不可能なのだろうか。
 
"許し合う” ということはとても難しいことだが、
 武器を持たない世界になることを願わずにはいられない。

2018年で一番満月が大きく見えるスーパームーンは2日午前6時49分。
 
2日の皇居一般参賀には約12万6700人以上の人が訪れたという。
 
自然災害も心配だが、平和な世界が少しでも多くの地域に訪れますように。    
 
 
 

2016年から2017年へ

2017-01-03 23:50:51 | 環境あれこれ
 
2017年のスタート。日本では天候も穏やかだったが、新年早々、トルコ-イスタンブールでは
テロ(ナイトクラブで乱射)があった。 (1日午前1時(日本時間午前7時)過ぎ 死者39人)
1/2はイラクの首都バグダッドで、イスラム教シーア派を狙った爆弾テロ。  
  (35人以上が死亡)             
 
2016年も、世界で多くのテロがあった。 
 1/14ジャカルタ、3/19イスタンブール、6/12クアラルンプール等、    
 7/1夜(日本時間2日未明)、バングラデシュ-ダッカの飲食店で、
 武装グループが人質をとった事件では、日本人7人を含む20人が犠牲となった。
 (ダッカでの交通システムを支援する事業に携わっていた日本の開発援助関係者など)
 悲しい、残念なことだ。
銃を持たず、相手を許し、受入れあうことはできないものだろうか。
相手を傷つけ、自分も傷つき、家族を悲しませて生きていくより、
野菜を育て、皆で支え合い、生活していくことのほうが、
どれほど幸せだろうか。
日本も、他国で武器を持たず、野菜工場などの建設や農業支援をするなどでの
支援をしていってほしいと思う。                    
2016年日本では…
 1月マイナンバー制度施行、 3/26 北海道新幹線開業、 4/1電力自由化。
 ”安い”と言われる原子力発電も、廃棄物の保管や、廃炉までの費用を含めたら、
 本当に安いのだろうか。
 最終処分場も決まらぬまま、再稼働して、廃棄物を増やしてよいのだろうか。
 
 震度6弱以上の地震は、4/14,16熊本地震(震度7)をはじめとして、10/21鳥取、12/28茨城など
 合計で10回も発生したという。 
 
 7/26相模原の障がい者施設(「津久井やまゆり園」)殺傷事件は、考えさせられる事件だった。
 「怖い」と脅えてばかりではいけない。
 増えていくであろう、障がい者や高齢者の介護を、皆で支えてゆくには、
 どうして対処していくのがいいだろうか。
 考えすぎず、自然に、助け合って生きていければいいなあと思う。
 生きている人が、ただ ”生きていく”…。
 
2016年がつらいニュースばかりだったわけではない。
 7/17 国立西洋美術館本館(フランス人建築家ル・コルビュジエの建築作品
 7カ国17施設の一つ)が 世界文化遺産に登録決定。
 8/5〜8/21のブラジル-リオデジャネイロオリンピックで日本は、41個のメダル獲得と健闘した。
  (前回ロンドン大会は38個)
 12/1無形文化遺産に「山・鉾・屋台行事」が登録決定。
  (地域の安泰や厄よけを願う全国18府県の祭礼行事計33件の構成) 
 12/10大隅良典氏(東京工業大学栄誉教授(71))ノーベル医学生理学賞を受賞。
 (細胞内の不要なタンパク質などを分解する「自食作用」である 「オートファジー」の
  仕組み解明)

2017年
 1/20アメリカでトランプ氏が大統領に就任する。
 3月オランダ総選挙。フランスは大統領選(4月30日、5月7日 2回投票制)
 秋にはドイツ連邦議会選挙等など…。
 
 東京都議会議員は7/22。
 
さて、2017年はどのような年になっていくのだろうか。
 
富士山も毎日のように、美しく見ることができたが、
1月2日、18時半頃夜空を見上げると、三日月のすぐ左に、金星が美しく輝いていた。
今晩(3日)は、夕刻火星に近づいたというが、見そびれてしまった。     
 しぶんぎ座流星群が、23時頃から見られるというので、少し雲が気になるが、楽しみにしたい。
 (*三大流星群のひとつ。夜半には月が沈むので,夜半以降は月明りのない好条件下という)
     *ペルセウス座流星群  (7月下旬~8月中旬)      
        ふたご座流星群     (12月上旬~中旬)    
             参考: http://www.nao.ac.jp/phenomena/20090000/3major.html
             「世界天文年の流星群」  など
 
 
急に身近な話になるが、新年早々、歩きたばこや、自転車を乗りながら
火のついたたばこを手にしている人たちを見かけ、残念だった。
少しずつでも、気を配る人が増えることを祈りたい。  
                                                                     
   
   追記:2017/1/6 
       残念ながら、3日夜は雲が多くなってしまい、しぶんぎ座流星群を
       見ることはできなかった。
                                                        

どう分配するのか

2016-01-31 23:59:39 | 心配なこと

有効求人倍率が24年ぶり(1991年12月以来)の高水準というが、
       (厚生労働省発表 12月 1.27倍)
質的にみたらどうなのだろうか。
1991年末というと、バブル崩壊して間もない頃だが、                          
2015年11月の、非正規雇用の割合が4割になったという発表から考えると、
喜べるような状況ではないだろう。

「1990年に881万人だった非正規雇用者数は、2014年に1962万人と2倍以上」
になっているという。  http://www.stat.go.jp/info/today/097.htm#k1 
                 ( 総務省統計局統計調査部 )

IT技術者は不足し、非正規でも高時給というが、    
単純労働者…以前なら、高卒や短大卒などの事務職などは、
社員よりはるかに低い時給はなかなか改善されず、
非正規の割合は、高くなるばかりだろう。

「一億総活躍」社会と掲げても、バランスの良い分配を考えるのは難しいものだ。

廃棄食品の横流しなどで、8年以上前に賞味期限が切れたものもあった
というのは許せないものだが、賞味期限が残り3分の1を切ると処分するなど、
まだ食べられるのに、捨てられる食品が多量に出ているのだということを         
改めて考えさせられた。

非正規労働の2割が、生活苦をしのぐために「食事の回数を減らした」と答えたという。
  (連合調査)

日本の子どもの「6人に1人が貧困」というデータもあるが、
以前見たテレビ番組で、母子家庭で、夏休みは給食もないので、
まともな食事も取れず、子どもには食べさせても、                         
お母さんは朝から「水しか飲んでいない」と言っていた。

消費期限(保存がきかない食品に表示)切れでは困るが、消費期限や、
賞味期限が少しでも残っているものなどは、なるべく廃棄にはせず、          
食事の回数を減らさないと生活が苦しい家庭などに分けていけるような
仕組みができればと願う。

                                                                                    


 


2015羊年のあれこれ

2015-12-30 00:11:18 | 心配なこと

大震災ばかりでなく、火山噴火(口永良部島,箱根等)、鬼怒川決壊等、       
自然の力にはかなわないのだ…とつくづく感じるこの頃だが、         
この一年、I S (イスラム過激派組織)関連でのテロなどで、
戦地などの限られた場所だけでなく、どこにいても、突然       
命が奪われてしまうこともあるかもしれないと考えさせられた。

暗いニュースでつらいものもあったが、年末は、日本人のノーベル賞受賞や、 
                             (生理学・医学賞, 物理学賞)
スケート羽生結弦選手の、世界最高得点でのグランプリファイナル3連覇など、
嬉しいニュースで、少し心が和らいだ。

12月、金星探査機「あかつき」は金星を回る軌道入りにやっと 成功!
 (2010年主エンジン故障で軌道へ入れず、5年で4度チャレンジ)
小惑星“りゅうぐう”目指す「はやぶさ2」の軌道変更(スイングバイ)も成功し、
これからが楽しみになった。

ボーナスの支給は、支給対象者のみで見ると “増加” となっても、
高齢労働者や、パートなどの非正規労働者の割合が上昇したことで
全体では “減少” か、“横ばい”のようだ。
“非正規労働者”の待遇改善…といっても、なかなか改善とまでは至らない。

保育士や介護士の不足、待遇改善。                      
介護休暇や育児休暇のあり方、取得についても、正規・非正規雇用の
格差もあるだろう。

社会は少しずつよくなるだろうと思っていたいところだが、
なかなかそうもいかないようだ。

来年はどのような年になるだろう。

難しいだろうが、少しずつでもテロや戦争はなくなってほしいものだ。  

                                               

 


鋤や生活用具に…

2015-11-23 00:15:47 | 心配なこと

『武器をアートに-モザンビークにおける平和構築』 を観てきた。
   (上野 東京藝術大学大学美術館 本館 展示室3 
      2015. 11月23日(月・祝) まで 観覧料: 無料 )       

 「 モザンビークでは、1975年の独立以来1992年まで続いた内戦のために
   外国から大量の武器が供給され、それらは戦争が終わったあとも、
   住民のもとに残されてしまいました。
   1995 年、モザンビークの市民の手に残された武器を回収し、
   農具や自転車と交換することで武装解除を進める 「銃を鍬に」 という
   プロジェクトを開始。
   人々の手元にあった武器は、鍬や自転車、ミシンなどの生活用具と
   交換されて平和な生活の助けとなりました。 」

  http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2015/arms/arms_ja.htm
            (東京藝術大学大学美術館)

  http://www.j-wave.co.jp/original/popup/2015/10/post-203.html  


太平洋戦争中日本では、兵器や軍需物資を製造するために、              
鍋や寺の鐘を集めたという(実際にはほとんど使われなかった)が、
モザンビークの内戦で使われていたであろう、さびた銃などの部分は、
「パンを焼く人」 や 「本を読む人」 という作品や、椅子などに形を変えていた。

  「 銃を鍬に 」… 本当に そんな社会にしていかなければならないと
 願わずにはいられない。

                                       

 


武器は持たずに…

2015-11-21 23:58:37 | 心配なこと

2015/11/13パリ中心部と近郊で起きた同時テロから、早くも1週間が経った。
 ( 午後10時(日本時間14日午前6時)過ぎ、30分程の間の出来事)
劇場やレストラン、競技場など8カ所で自爆テロや銃乱射により、
130 人もの犠牲者が出てしまった(過激派組織「イスラム国」(IS)によるものとされる)。
劇場で犯人は「神は偉大なり」と叫びながら観客に向けて発砲したというが、
 “ 神 ” でなく 人が、人の命を奪ってしまうのは悲しいことだ。                   

16日オランド大統領の演説で「我々はテロリストと戦争状態にある」と言っていた。
どこで何が起こるかわからないという状況が続く中で、
18日には更に銃撃戦も起き、また「イスラム国」(IS)は
「アメリカの中心、ワシントンを攻撃することを誓う」と予告もあったという。


 パリのコンサート会場で妻を亡くした人(生後17カ月の息子がいる)が、
 後日フェースブックに 「憎しみを抱いたりはしない。…
  憎しみに憎しみで応えたら、君たちと同じになってしまう」と
 書かれたものが話題になっているという。


武器を置いて許し合わなければ、戦った当人ばかりでなく、
家族の悲しみはなくならない。 それは敵も味方もおなじだ。

10/3バングラデシュ北部で邦人男性が射殺された事件で
    (農業関連のプロジェクトで現地の人たちのために滞在中だった)

「イスラム国の戦士が十字軍連合の一員である日本人を殺害した」
と主張したという。

今の状況が続く限り、日本人も “ 十字軍連合の一員 ” であり、
いつどこでテロに遭遇するかわからないということなのだ。

いつの時代の憎しみだというのか。
「イスラム国」(IS)は “ 十字軍 ” と括れば、相手を殺害することも
正当化されてしまうというのだろうか。

“ やられたから、やり返す ” ではいつまでたっても終わらない。

ロシアはフランスと、、空爆で協力し合うという。
それは正しい決断なのだろうか。

空からシリアに降らせるのは、、爆弾ではなく、
薬や食糧、花や野菜の種などであってほしい。              

                                                                                    


秋の行事

2015-10-31 23:58:55 | 環境あれこれ

ハロウィンが、日本でこんなに盛り上がるイベントになるとは、
誰も思っていなかっただろう。 
 (古代ケルト人が起源と考えらる秋の収穫を祝う行事。                
  悪霊などを追い出す宗教的な意味合いで、10月31日に行われる。                
  魔女や幽霊などに扮した子供たちが、各家を練り歩き                              
  「トリック・オア・トリート (お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ!) 」
  とお菓子をねだる。)

悪霊的なメイクをしたりで表現している人たちも見られるが、                
本来の意味合いではなく、”街でできる仮装行列”といったところで、
テレビなどで見ているとアニメの人物とかに扮したりして楽しんでいるようだ。

近所でも、先日児童館から仮装した子供たちが出てきたのを見かけり、
今日はお菓子をもらい歩いている少年たちを見かけたので、
日本の行事ではないとは思いつつも、ちょっとお菓子をあげたりして、
わずかながら、ハロウィンの行事に参加した気分を楽しんだ。

“ 秋の収穫 ” ということでカボチャをくり抜いて灯りにしたりしているが、
渋谷など繁華街ではゴミ対策として、都がカボチャの絵のゴミ袋を
配ったりしたという。

 祭りのあと…は、去年よりきれいに片づいていることを祈ろう。


9月10月なら十五夜や、中秋の名月をめで、ススキに月見だんご…       
秋の収穫物の梨やら栗を供えて…といった、
静かな行事も残っていってほしいと思う。
 ススキをみかけることはほとんどなくなってしまって残念だが…。    

                                                          


自転車注意、労働条件改善

2015-09-30 23:58:18 | 心配なこと

先日、空手教室帰りの、小学校低学年位の少年が、
自転車に乗って、横断歩道を渡っているのに、
片手でスマートフォンを触っているのに驚いた。
 後ろには、空手の着替え等が入っているのだろうか、
 大きな荷物を載せてた。                         

小学校高学年かと思われる少女が、携帯電話を片手に持ちながら、   
自転車で走っていたのも見かけたことがある。

大人ばかりかと思っていたが、子ども達も平然と      
自転車に乗りながらの携帯電話操作…。        
ほんの少しの油断が大きな事故につながっていく。        
学校、家庭、塾などでも、注意喚起を忘れないでもらいたいものだ。

本日(9月30日)改正労働者派遣法が施行された。
企業が派遣労働者を受け入れられる期間の制限(最長でも3年とされていた)
を撤廃、、また1人の派遣労働者が同じ部署で働ける期間を原則3年までなど
とするという。

安倍首相は、ジャマイカへ向かう前のニューヨークで、
「移民を受け入れるよりも前にやるべきこと…女性の活躍…」ということを
言っていたようだが、果たして、今回の改正労働者派遣法なども、
女性の活躍に繋げることができるのだろうか。

公的な機関などでの、公的な仕事について見ても、           
正規雇用の労働者が行っていた業務を、非正規労働者へほぼ移行されても、
正規雇用の労働者との賃金格差、待遇改善はなかなか縮まらないのでは
ないだろうか。

難しいことだが、少しずつでも、改善されることを見守りたい。

                       

                                                          

 

 


セミの気持ち? ヒトの気持ち…?

2015-08-26 01:07:50 | こころあれこれ

8月もわずか…。
台風で大雨の心配のある地域も出ている。    

東京も急に気温も下がり、  
セミの季節も過ぎようとしている。                 

先週はセミが部屋の網戸にとまり、しばらく鳴いていた。    

木ではなく電柱などで鳴いているセミを見かけることが多いが、
先週、今週と、コンクリート舗装の道の上で命を終えようとしていたセミを
数匹見かけた。

セミに思いがあるかはわからないが、
セミの命の終わりが、コンクリート上ではかわいそうな気がして、
近くの植え込み(土のあるところ)に載せてあげた。           

 最期の時が土の上でも、コンクリート道路上でも、
 アリなどの食糧になってしまうかもしれないなと思いながら…。


かつての日本人なら、
「最期は畳の上で…」と思ったかもしれないが、
今はどうだろう。
畳の部屋がある自宅というのも少なくなってきているだろうし、
自宅で最期を迎えようと思っても、
家で看取ってくれる家族がいるかどうかも難しい。

子育ても、介護も、                         
少ない家族だけで何とかしようとしても無理がある。

つらい時、周囲に手を借りながら、
何とか乗り切ってほしいものだ。

「ベビーシッター代を所得控除する」といった案が出ているようだが、
主に所得のある人が優遇されるような気もするが、どうだろうか。

非正規労働者が多くなり、産休どころか、
正規労働者が当たり前に有給で取得できる数日の夏休みも、
有給休暇として取得できてはいないのではないだろうか。

3年…など期間限定でしか働けないなら、
期間満了での報奨金(賞与や退職金に替わるもの)を用意するとか、
正規・非正規労働者の差を縮めるには、もっときめ細かい対策が
必要ではないだろうか。
ほんの少し、時給を見直すだけでは、なかなか
差は縮まらない。

正規労働者の賞与や、受けられる福利厚生などの金額も含めて、
時給換算して、果たして、非正規労働者の任せられている労働と時給が
妥当なものであるのかどうか。
驚くほどの差があるのではないだろうか。    

                                    

 

 

 

 


いろいろなバランス

2015-07-31 23:57:19 | 心配なこと

先日(7/29)NHKで、
 ”外来種の「ミドリガメ」が川や池に捨てられて繁殖し、
  各地で生態系を脅かしている” と報じていた。
 アメリカからのミドリガメの輸入は年間10万匹、
 全国で飼育されているは180万匹に上るとみられる という。    

すごい数で驚いた。
買った時は小さく可愛かった生き物も、大きくなり
家では飼いきれず、勝手に捨て去ってしまう…。

 買ったペットの命の終わりを見届けるまで、
 飼いきれる人はどれだけいるのだろうか。

増えて困るものもあれば、
減っていくものもある。                                 

全てのもののバランス…がどこにあるのかは難しい。

人間は増え過ぎている?

地球は耐え切れず、豪雨や地震、火山噴火などが頻発?      

日本人は減っていき、インド人やアフリカ人が増えていく…?

 高層ビルは増え過ぎている?                                         

バブルがはじけた時、閉館した旅館などが、
外国人旅行者の増加で再開したりしているという。

オリンピック開催に向け、様々な施設などの改修や
新設が見込まれる。

どのくらいの規模が適当なのか。

できる限り、後世に負の遺産を残さないように
考えていくことが大事なのはいうまでもない。

 


自分のこととして…

2015-06-30 23:57:51 | 心配なこと

平和と思われる場所でも、空から色々なものが降ってくる。
火山灰、ドローン(無人の航空機)…。                              
50年ぶりの大雨…。                              

自然の脅威は、怒りを向ける先がない。

 人間が環境破壊を進めていると言えるものも多いのだろうから、
 細かく見れば、「あの企業が原因」とか、「それを使う人が悪い」…
 など、原因となるもあるかもしれないが…。                            


内戦や、国を超えての争い…。
武器を用いて、無差別に命を奪ったり、遺跡を破壊する…。

古い建物などを維持管理していくには、莫大なお金がかかるから、
世界遺産などと喜んでばかりはいられず、
確かに大変なことだと思う。

 でも自然の力でなく、人が壊していくというのは、やはり悲しい。    


人間同士の争いは、怒りを相手に向け続け、許し合うことはできないのだろうか。

戦地に弾丸を降らせるのでなく、食糧を降らせたらどうだろう。     

乾いた土地に、野菜の種と水を降らせたらどうだろう。              

今、この時間でさえ、
生まれてから死ぬまで、戦場で、食糧も満足に口にできないまま、
生涯が終わってしまう人たちもたくさんいるということを
忘れてはならない。

もし、自分の住む近くに、
 戦争を準備している基地があったら…、
 原子力発電所があったら…、
 核廃棄物の一時(?)保管場所があったら…。


ギリシャの財政危機…。
国が破たんする…というのは、どうなってしまうことなのだろう。

財政赤字の進む日本。
急激な高齢化、人口減少…。

一時的な規制緩和などで、高層ビルなどが増えても、
50年後には負の遺産…?


何を我慢していくべきか、守っていくべきか、
難しいものだが、他人事でなく、やはり、一人一人が
きちんと考えて、受け止めていかなければならない。

                                                          


正規雇用者だけか?

2015-05-28 23:58:37 | 働くということ

大企業以外でも上昇傾向が見られるというこの夏のボーナス。
「 同期比3%増 」…などと数字が出てくるが、
全従業員のうち、正規の従業員が減っていく中での
数字だなのだとしたら、喜べるものでもないだろう。              

ボーナスの支給額を、正規・非正規を合わせた従業員数で
割ったとしたら、どうなのだろうか。
 (同じ会社で、60歳以降も働いているという人たちの数字は
  また別に考えるべきかもしれないが…)

非正規の労働者の求人に「ボーナス支給」というのを
見ることは少ない。                                               

正規雇用者が「 ボーナス 〇 ヶ月 」 とか出ていても、
ほぼフルタイムで働いていているパートなどには、
「3万円」…でも、出すだけましでは…という状況は
あまり変わっていないように見受ける。

役所などの受付や、図書館の仕事などでも、
結構非正規での募集を目にするが、相変わらず、
時給900円、1000円なども多いようだ。

かつては、正規の職員が働き、給与もボーナス、
退職金もたくさんもらい、年金も充実して生活をしている人たちがいて、
今は同じ職場に、非正規の低賃金で働く人たちは、
一日8時間20日働いて月16万円、年収200足らずで、
いわゆる“ワーキングプア”に入ってしまうのだ。     

採用する側は、経費削減したつもり、
充分与えているつもりでも、
本当にそれが妥当なのだろうか。

税収を考えれば、働いている人から徴収される
所得税は減る。
将来は、年金より、生活保護を受けないと生活できない
という人が増えたら、困りはしないだろうか。            

役所の受付など、いろいろな人が来て、
様々なことを対応しなければならないだろうに、
3年働いたら、契約も切られてしまうのだろうか。     

賞与も退職金ももらえずに、低い時給でも、
たくさんの要望に応えたり、文句を言われても、
笑顔でいられるだろうか。
ボーナスがもらえれば、少しは、それを目指して頑張ろうと
思えるかもしれないが…。                    

格差は縮まらず、やはり広がるばかりではないのだろうか。

                      

 


銃より、スキ・クワを…

2015-04-06 01:08:58 | もしも…

映画「アメリカン・スナイパー」を観た。  (監督:クリント・イーストウッド)
過酷な訓練に耐え、アメリカ海軍特殊部隊 “ネイビー・シールズ ”のスナイパーとして
イラクに4回派遣(1999~2009年)されたクリス・カイル。
米軍史上最強と謳われた“ 伝説の狙撃手 ” の自叙伝を映画化したというもの。
  (イラクの武装勢力の戦闘員150人以上を殺害)

クリスが撃った男が持っていた武器を、そばにいた子どもが手に取ってしまう。
武器を持つ子どもさえも、撃たなければならないのかと葛藤しながら
狙いを定めるクリス…。

アメリカでは英雄でも、イラクではクリスに懸賞金が賭けられる。

 “ 悪いのは相手 ” …、
 “ 愛する家族のため…、自国のため…” と思い、戦うのだろう。

退役後は、射撃のインストラクターを務めたり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しむ
兵士らの支援を行ったりしたクリスだが…。

 
武器を手にする女性や子どもの姿…。

戦地と化した土地で生まれ育つということ…。


テレビの中のニュースで観る戦闘シーンは、実際の光景なのに、
遠い国の、遠い出来事…実際のこととは考えていないところがあるが、
大きな画面で、実話に基づいたという映画を観ていると、
戦争の怖さが増した。 

  先日強い風の日、少し歩いた公園で、散り始めた桜と、砂埃が舞っていて、
  映画の、息苦しい砂嵐の中の銃撃戦のシーンが重なった。

あちこちで起こるテロなどや、日本人の犠牲者が出たりしているのを観ると、
どこで、何があるか、安心しているわけにはいかない気がしてくる。

4月2日、ケニア(東アフリカ)で、武装グループが、大学のキャンパス内で銃を乱射し、
147人の学生が死亡。 
犯行声明を出した「アッシャ・バーブ」(国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派組織)は
新たな犯行予告を出しているという。

死をもって土地を奪い合い、人を支配しようとすることが正しい事とは、
やはり思えない。
どの国を相手に戦ったとしても、その死で、家族など悲しむ人たちがいるのは同じだ。

食べ物がないだけでもつらいことだが、銃弾や爆撃の音に怯えながら
何年も生活しなければならないというのは、耐え難いことだ。

同じ時代に生きていて、毎日ちゃんと食事ができ、静かに生活できることに
感謝しなければと思う。

戦場で銃を持つのではなく、 農場で鋤や鍬を家族で持ち、      
銃弾に怯えることなく生活できるように、皆で望まなければ、         
いつまでたっても平和にはならない。

銃を手にするのはやめよう!

戦争を知らない人たちが、遠いところから、ボタンひとつで、
ゲームのように、殺人を繰り返されても困る。             

                                                

 


油断大敵

2015-04-03 23:56:53 | 心配なこと

先日(2015.3.31昼)あった長野での森林( 約300ヘクタール )火災。
風が強かった為、墓参りで線香に火をつけようとし、拡がってしまったという。  

 検索していたら、規模こそ違うが、線香の火からの火災が結構あった。    
 わずかな火でも怖いものだ。

今日も見かけたが、タバコを吸いながら自転車に乗っている人がいる。
さすがに人とすれ違う時には、下で隠すようにタバコを持ってはいるが、
火の粉が飛んできて、服などに穴が開いたりしないか気になってしまう。

以前より少なくなったとはいえ、路上や側溝にタバコの吸い殻や、空き箱なども、
相変わらず捨ててある。

以前、人も車もさほど通らない広めの道とはいえ、小学5~6年生位の女の子が、
自転車を乗りながら、スマートフォンを操作しているのを見かけ驚いたが、
今日は、車で、停止線に止まる少し前からスマートフォンを操作している男性を
見かけた。
ほぼ止まりかけているとはいえ、ハンドルから両手を離した状態になっている。
完全に止めてからスマホ操作すればいいものを!!

車や自転車に乗りながら、携帯電話で話しているのも、今だに見かける。    

被害が自分だけで済むならまだいいが、事故が起きてから反省しても遅いのだ。

 

 


何をどう信じることが正しいのか

2015-03-08 23:57:58 | 心配なこと

過激派組織 IS (=イスラミックステート)を名乗るグループにより、
ジャーナリストの後藤健二さんが殺害(2015年2月1日午前5時過ぎ)され、
ひと月以上が過ぎた。
 
 かつてテレビで観た時代劇で、父親が殺された恨みを晴らすため…と、
 息子の「仇討ち」の場面があった。
 日本でも江戸時代などは、親兄弟などを殺された恨みをを晴らすため、
 幕府に届け出て「仇討ち」が認められていたのだ。

 先日何十年ぶりに観た歌舞伎でも、仇討ちの場面があり、
 過激派組織 IS のことと重ねて考えていた。                               

 日本も “やられたら、やり返す” というようなことが繰り返されていた。

 小さな国の、さらに、小さな陣地の取り合いが行われていたのだ。         

このところのニュースは IS の世界遺産の遺跡破壊だ。
3月5日は、イラク北部にあるメソポタミア文明の遺跡を破壊。
7日には、ハトラ遺跡を破壊したという。
 ( ハトラ遺跡-約2千年前に栄えた古代都市 (1985年ユネスコ世界遺産登録) 
       IS が支配する北部の都市モスルから100キロほどのところにある )

オウム真理教が起こした地下鉄サリン事件(1995年3月20日)は、まもなく20年。
 (13人死亡、およそ6300人が被害を受け、被害者のうち7割以上の人が
  今も目に異常を感じることがあるという)

オウム真理教から名前を変えただけと思われる団体「アレフ」…。
起こしたサリン事件の大きささえも、正当化されてしまっているのか、
「いまも松本智津夫死刑囚を信じている」…とか、
若者の加入も増えているとという。

人を殺したり、世界遺産を破壊しても、
過激派組織 IS へ向かう若者たち…。

人の命を奪ってまでも、得られる幸せがあると思えるのだろうか。

どうかもう一度、よく考えてほしいと、願わずにはいられない。