goo blog サービス終了のお知らせ 

六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

はてなブログで運用開始しました

2025-08-15 | 一般記事
以前から何回か記事を書いていましたが、作業をしていた”はてなブログ”での以降作業が完全ではないもののある程度整ったため、運用を開始いたしました。移設先のリンクをここに貼り付けいたします。





←はてなブログでの画面イメージ

現在はタイトル部分はデフォルトの背景+左側のサイドバーは改造しています。

 新しい はてなブログのアドレスはこちら です。


 一応今後の新しい記事ははてなブログ側で書くことになりますので、今後は新サイトをよろしくお願いいたします。
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さようならgooブログ ~過去記事ランキング

2025-08-10 | 日記
 昨日は開設から5,000日経過したことを記事にしましたが、まさかその次にこんなタイトルで記事を上げることになるとは。
 いよいよgooブログの閉鎖の日まで、あと100日ほどとなりました。
 当ブログにおいても、移行作業を進めてきており、作業半ばですが、近日中に公開することになりました。
 そこで今日は、これまでのgooブログで書いてきた記事の中での思い出として、アクセスランキングを作りました。

 .当日閲覧数トップ3
 これは投稿した記事が元で、その日の全アクセス数が跳ね上がった記事を、当日の私の記憶を元に3つ上げていきますと、次の3つの記事となりました。あくまで見た記憶なのと、毎日このブログを見ているわけでもないので、もしかしたら見ていない日に数が上回っているかも知れませんが、あくまで記憶の上だとこんな感じという事でご了承下さい。PV数は記事単独の数ではなく、その日の全体の数になります。
 それではランキングをみてみましょう。↓の記事タイトルをクリックすると当時の記事を読むことができますが、まぁ需要はないかw

1位 「撮り鉄 やめます」 約 1,510 PV/日 投稿日:2017/04/01

 これまで「出撃にっき」として、全国の鉄道を撮り歩いた模様を書いてきただけにこの”やめます”のタイトルは衝撃的だったのか、それまで多くてもせいぜい400PV位しか無かった1日の閲覧数が一気に4倍近くに跳ね上がったものでした。翌日にカウント数を見てまさかの4桁に驚いたものです。それ以降、今年に入るまで4桁を見たことはありませんでした。
 投稿日が4月1日というのと、投稿内容からも分かるように、本当でも嘘でもどっちでもとれる内容で書いています。実際にはこの記事を書いた約2年後の2018年秋をもって一眼レフを使った鉄道写真の撮影は終了し、形態を「撮る」から「録る」に変化ています。写真を撮るのは駅のホームなどでスマホでブログ用写真を撮る事がある程度です。

2位 「gooブログの移行作業はお早めに」 約 1,270 PV/日 投稿日:2025/05/17  

 撮り鉄としての出撃が大幅に減った事を受けて、ブログのPV数も2/3程度まで減り、1日だいたい200程度を行き来するぐらいの落ち着いた日々が続いていたのですが、今年に入ってgooブログ終了の話が出て、移行についての記事を書いたところ、それが編集部の目に留まったのか、オススメ記事として取り上げられ、久々に4桁を超える数字を見ました。
 5月後半になって、なんか最近800~900辺りでトラフィックが高いなぁと思ってアクセス解析を調べたところ、そういう事だったようで、7月以降も4桁に乗る事はありませんが、800ぐらいのPV数になる日が多いですね。

3位 「恋チュン公式動画 勝手にベスト10」 約 550 PV/日 投稿日:2013/10/28

 こちらは初めての500PV超えになった時の記事で、当時流行っていた恋のフォーチュンクッキーのダンス動画を各企業が公式で出している件で、個人的に気に入ったのをベスト10形式にして書いたものでしたが、やはり人気があったコンテンツだったので、私の拙いブログでも初めて500PVを超える閲覧数がありました。この記事で確か初めてyoutubeの動画を直接貼り付けた(他人のふんどしで何やらな)記事でした。

 番 外 
※なおこの記事を作成した後になって急きょ1位と2位との間に新しい記事「祝? gooブログ開設5,000日!」が 1,473 PV/日 の表示を見ましたが、既に記事の集計は締め切っていたので、一応参考値ということにしておきますた。

 .長期多アクセス記事トップ3
 1日のアクセス数の瞬間最大風速とは別に、長期においてコンスタントに読まれている記事のトップ3になります。
 こちらは1位2位は鉄道関連ではなく、他の分野が取っていて、それも意外とロングランで読まれているのに我ながらオドロキがあります。

1位 「サッカー動画にスコア字幕を入れる」 投稿日 2020/01/10 5年7か月 

 1位は意外や意外、鉄道や旅行関係でもなければ野球でもない、サッカーの、それも動画編集の方法を書いた記事だったのですが、これが結構ロングランでアクセスの上位の方に顔を出してきます。
 1日当たりの閲覧数自体は少ないですが、コンスタントに上がってくるので、動画編集している人が参考記事を検索していてヒットしたので、取り敢えず見に来たみたいな感じでしょうか。

2位「2,500円でアパホテルに泊まる」 投稿日 2020/06/25 5年1か月

 こちらは感染症対策期に於いての国の旅行支援事業で、宿泊者減に悩む各ホテルが安く泊まれた時の模様を書いた記事ですが、流行り病の時期がとっくに終わって、インバウンドで滅茶苦茶ホテル代が高騰している昨今でも何故か見られている記事です。
 あまりのホテル代の高騰を受けて、何とか安く泊まる方法がないかと検索していて、たまたまこの記事が引っ掛かって、内心ウソだろうと思いながらクリックしたところ、なんだコロナ禍の真っ最中の話かよ!となって、来た人をがっかりさせているのかも知れません。

3位「 東北本線大嫌い」 投稿日 2014/08/05 11年0か月

 私のブログでも時々誤解を招くような記事タイトルを付ける事がありますが、この記事もその1つで、コメント欄ではキツい言葉を浴びせられることもあったものです。こういう見出しですと、アクセス数は増えますが、招かざる客もやって来るリスクはあるので、考え物ではありますが、お気持ち表明の場としては、こういうブログは役に立っていると思います。
 東北本線がロングシートのクソ車両ばかりで大嫌いだと書いたのですが、「東北地方が嫌い」と捉える人もいて、よーく文章読んで欲しいですが、まぁ仕方ないですかね。この記事ですが、普段はあまり上がって来ないのですが、青春18きっぷのシーズンになると決まって上がってくるので、やはり同じ気持ちの人が来てるのかなという分析をしています。

 以上、大雑把な感覚でそれぞれトップ3の記事を上げましたが、他にもいろいろ思い出はありますが、それらの記事とともに、新しい場所へお引越しとなります。

 なお当ブログでの一般記事はこの記事を以って最後の投稿とし、次は移行先の案内記事となる予定です。
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祝? gooブログ開設から5,000日!

2025-08-03 | 日記
 本日2025年8月3日をもって、gooブログの開設から実に5,000日が経過しました。
 画面左上のアイコン下(緑色の線で引かれた部分)に、開設日からの日数が表示されています。


 2004年にサービスが始まったgooブログですが、私がこのブログを開設したのは東日本大震災があった年の秋の2011年の11月25日で、13年8か月余りとなります。
 元々運営していた自サーバーのWEBページ「六甲1号のページ掲示板」の維持負担を減らすため、比較的維持が楽なブログへと移行したものでした。それまで投稿していた旧掲示板の記事から移すことができた一部の記事については、日付を遡って投稿していますので、一番古い記事としては、2008年9月のものにになりますが、投稿日を遡っても日数は増えませんので、開設日からの通算日数が正式なカウントとなるようです。まっ当たり前ですね。

 皆様もご存知のとおり、このgooブログはあと3か月後の2025年11月には閉鎖となるので、ここでの記事をご覧いただけるのも残り少なくなりましたが、ラストスパートというか名残惜しで、思い出を語るフェーズに入ったと思います。なので、素直に祝!とは言いにくいところもありますね。

 ちなみに、ブログ開設10,000日の人っているのか日数計算したところ、27年4か月となり、gooブログのサービス開始に開設しても21年ほどなので、誰もいないことになります。

 そこで次の記事ではこれまでの投稿記事の中から、エポックメーキングとなった記事をトップ3として取り上げることにしましたので、お楽しみに。

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東京・埼玉で録り&乗り鉄 落穂拾い

2025-07-27 |  出撃 at 関東地方
前記事からの続きになります。
 4連休で3日間は北東北へ行き、岩手→青森→岩手と回りましたが、雨予報を受けて4日目は関東で過ごすことにして、盛岡から夜行バスで東京まで戻ってきました。

 6:20 予定より30分ほど早く東京駅に到着。
 後ろは秋田からの便と、名古屋からの便がすぐに並びました。

 1.まずは朝ラッシュ撮影
 さて今日は火曜日・平日ということで、何を録ろうかと考えて、

 7:20 京成高砂駅にやってきました。
 前回来た時は、三脚禁止の札が貼られていたのですが、劣化して取れてしまったようです。三脚は使わずに1時間ほど朝ラッシュの風景を録ります。

 前に来た時はやって来なかった3100形も見ることができました。
 それにしても日差しが強くて日射病になりそうです。ビデオカメラにも直射日光を防ぐようにタオルを巻いていましたが、それでも本体は結構熱くなっていました。

 8:50 撮影終了し、ようやく朝食としますが、高砂駅の中に座って食べれる店があるのはありがたかったです。
 以前はホームにそば屋もありましたが、去年閉店しています。
 
 2.次はベイエリアの乗り潰し
 朝のラッシュ時間帯が終わったので、これからベイエリアでまだ乗っていない路線の乗り潰しを行います。

 10:20 1つ目はゆりかもめで、新橋の駅を降りて目の前にあるビルの中に駅があるようで、さっそく広場を渡りますが、雨の日とか濡れますね。地下とかで繋がってるのかな?

 10:40 やかましい中国人が乗っていたので、2本遅らせて、最前面の席に座ってゆりかもめの展望を楽しみます。
 走行自体は静かなんでしょうが、クーラーの音が凄くて、車内放送もあんまり聞こえない感じでした。

 11:15 終点の豊洲駅で後からやってくる列車を2本ほど撮影します。
 新橋側はけっこう混んでいますが、豊洲側は割と空いている感じですね。

 豊洲駅では外へ下りてきて、有楽町線に乗り換えます。
 なんとここから東京駅まで都バスが出ているのにオドロキ。東京駅まで20分で結んでいるので、都バスに乗った方が早くて安いですね。

 12:10 続いてやってきたのが舞浜駅
 そう、ディズニーリゾートラインに乗るためです。実は去年9月に名古屋からファンタジア号に乗って東京ディズニーシー前で降りたのですが、朝6時半過ぎの1番電車の時間帯なら空いているだろうと思ったら、もの凄い人の行列で、乗るのを止めた経緯があります。つまり入場開始までは混んでいるので、開門後に入場客が園内に入ってしまえば電車も空くだろうという計算です。

 ということでICカードでも乗れますが、ここはきっぷを買って乗ります。
 記念に持って帰りたい程の物でもないですから、結局は下車時に回収されますが、それでもこういう画像が残るので、きっぷを買う価値はあります。

 12:25 さて乗ってみたところ、残念ながらそこそこ混んでおりました。
 外国人客はすぐに降りるのですが、日本人客で「そろそろ降りよか?」と言ってたので、何周も乗っている親子連れのようでしたが、その親子連れ以外にも、結構何周も乗っている感じの人たちを複数見掛けました。ディズニーランドの入場料があまりにも高額になり過ぎたので、こうしてモノレールに周回するだけで、雰囲気だけでも味わっているのでしょうか。
 恥ずかしげもなく、堂々と映えポースをして駅員に注意されながらも、すぐに降りてゆく外国人とは対照的に、日本人が相対的に貧乏化している状況を垣間見た感じがします。かくゆう私も舞浜には3度目ですが、ディズニー園内には入ったことがありませんし、園の評判が悪くなってるようなので、今後もうこの場所に来ることすらないかも知れません。

 3.暑い暑い内陸の埼玉で歩きロケ
 さて東京ベイエリアで特殊鉄道2本の乗り潰しをした後は、どうしたかというと、一気に内陸の埼玉まで行くことにしました。
 一度撮ってみたかったのが、東武東上線の区間で、10年近く前に川越に来たのですが、練馬区での落雷で東上線が止まってしまった事があったので、そのリベンジでの訪問です。

 16:03 最初にやって来たのが高坂駅で、こちらはリベンジではなく初めてです。
 ここから北へ歩いて、東松山との駅間での撮影を行います。

 16:20 駅から15分ほど歩くと都幾川の橋を渡るのですが、ここで事件発生!
 なんと下校中の生徒の自転車の群れとすれ違ったのですが、そのうちの1人の女子中学生が ガンッ! と私の右腕にハンドルを当ててそのまま全速で去って行ったのです。 体当たりオジサンはよくいますが、体当たり女子中学生に出遭ったのは初めてです。後ろを追いかけて行けなくもないのですが、そうしているうちに予定の電車がやってくるので、そのまま止まらずに歩き続けました。ハンドルがあたった拍子に右へ傾いて私の方によろけてきたた、そのまま抱きしめてやったのですが、うまく逃げられました、チクショーw 

16:53 この都幾川の鉄橋はミニトラスに車体の下部がかかるので、鉄橋を渡る姿は撮れないのですが、大きなカーブを描いて高い築堤を走る姿が、東上線内では最も雄大な景色になるので、一度来てみたかった場所でした。

 17:35 撮影地から25分ほどかけてまた高坂駅に戻ってきましたが、今日はまだもう1か所撮影地があります。
 結構ヘトヘトでしたが、最後の力を絞って移動します。

 18:30 最後の撮影地は川越市ー霞が関間にある築堤で、夕日を浴びて走るTJライナーを録りに来たのですが、何と線路が西北西に向いているにも関わらず、太陽がそれよりも更に北側から照らす状況だったため、急きょ予定していた場所から線路の北側に回り込んで、慌てて三脚を立ててセットしたのですが、線路に近すぎたのか、足回りが隠れてしまう結果になってしまいました。おまけに太陽も雲に阻まれる状況。
 昔に比べてTJライナーの本数も増えて17時台にも走っているので、次は少し夏至の時季から外して狙おうということにしました。

 18:35 三脚をさらに線路から数m離した場所に立てて、上り列車の後追い撮影をします。
 夏至の時季とはいえ、東日本なので、日の入り時刻の関係から撮影はこの辺りでおしまいとなりました。
 この場所はいつか再挑戦かな?

 
 ということで、東京まで戻ってきて23時のドリーム号で帰路に就きました。
 今日は朝から5か所(うち2か所は乗車撮影)回ってクタクタでしたが、よく回れたものです。
 これで2路線完乗となり、東京都内での未乗路線は多摩地域の5社7路線46.0kmとなりました。
 ※ディズニーリゾートラインは千葉県でしたw 

 以上で4連休での北東北+関東の旅が終わりました。名古屋ー東京-岩手と長距離区間はバスで乗り継いで体力的にも大変ですが、乗ってるだけなので楽なのかなぁ? 車を運転して延々と走る事と比べれば楽ですし費用も1万円ほど節約できた感じです。
 なお東北地方には7/19~7/23まで5日間旅行もしていまして、この模様については、新しいブログに移行して以降、書こうと思います。
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岩手開発鉄道を録る

2025-07-24 |  出撃 at 東北地方
豆記事の続きになります。

 1.38年ぶりに岩手開発鉄道を訪問
 東北訪問3日目(6/16🈷)は午前中に本八戸からJR八戸園と三陸鉄道を乗り継いで一気にリアス線の南端である盛までやってきました。乗り鉄としてはここで終わるのですが、さて昼からどうしたかというと、この盛りには貨物専用鉄道である、岩手開発鉄道が走っていて、毎日貨物列車を走らせているので、それを久しぶりに撮影しようというものです。
 久しぶりにということは、以前にも来たことがあるのですが、以前に来たのが1987年で、まだ旅客列車も走っていて、終点の岩手石橋まで乗り潰しています。その後旅客営業が廃止となり、今は貨物専用鉄道になっています。

 撮影場所としては事前に航空写真から目を付けていた①~③の地点と、三陸鉄道を録る⓪の4つの地点を回ります。
 盛駅に着いたのですが、残念ながら駅にあったレンタサイクルは廃止しており、大船渡まで行かないと無いとのこと。急がないと釜石から来た三陸鉄道の列車が折り返していくので、全速力で歩きます。
 三陸鉄道⓪地点

 13:00 宮古から乗ってきた列車が32分後に折り返し釜石行として帰って行きました。
 この後は50分後にやってきますが、ここでは三陸鉄道の撮影は終えて、この地域でしか見られない開発鉄道側に回ります。
 ・岩手開発鉄道①地点

 13:30 先ほどの橋から徒歩10分ほどで最初のポイントに到着。
 カーブのコンクリート橋をインカーブからきれいに撮れます。
 列車のダイヤはその日の輸送量によって3通りのパターンがあって、濃いぃ時刻表などに掲載されていますが、今日は本数の少なめのダイヤで、しかも何分がずれているようです。
 ・岩手開発鉄道②地点

 14:00 続いて盛駅の北側方向へ河川敷を歩くこと約20分で2か所目のポイントに到着。
 既に列車の音が近づいていたので、慌てて堤防の階段を上がって撮影。アウトカーブ側の撮影だと、編成後部は見えませんが、先頭の機関車を強調するなら、このアングルの方が良いかも知れません。
 次は趣を変えて田んぼ沿いで撮れそうな所を探します。
 ・岩手開発鉄道③地点

 14:35 奥の直線を行く列車を手前の田んぼを入れて撮影してみました。
 残念ながら、動物除けのネットが張り恵まされて景色を狙うには、あまい良い感じでもなかったですが、バックが森で手前が田んぼの対比と、水面にかすかに映る列車の姿が撮れてまずまずです。静止画にしてしまうと確かにネットや柱が煩く感じますが、動画ならそこまで感じません。
 これより奥は木々が深かったり、あまり場所的に余裕が無さそうな所のように見受けられたので、この3ヶ所の撮影の留めて、盛駅に戻ります。
 戻る途中で②の撮影ポイントに再度寄ってもう1本録ります。

 16:00 残念ながら曇ってしまいましたが、インカーブ側からの撮影ができました。
 これで今日の午後の予定は終わりです。

 2.帰りも夜行バスで帰る
 さて盛・大船渡地区からの帰路ですが、往路に乗ったけせんライナーで検索すると『該当のバスは見つかりません』の表示。何度検索しても同じ、日を変えてみると出てきたりするので、おかしいなと思って調べてみるとなんと、週末のみの運行となっていました。
 往路はたまたま金曜日の夜だったので、何の苦労もなくチケットが取れたのですが、まさかのウィークデーは運休という事態に直面して、ルートを再考しなければならず、BRTなどで仙台へ出るか、盛岡へ戻ってドリーム号に乗るかの選択と成りました。
 仙台までのBRT・鉄道乗り継ぎだと結構値段がするので、盛岡に戻った方がトータルで安くなりそうなため、これから盛岡へ戻る事にしました。

 盛から釜石へは三陸鉄道が順当なルートなのですが、実は1日2本だけ、仙台—釜石間の高速バスが走っていて、ちょうど16時台にやってくるので、盛駅北側のショッピングセンター前から乗ります。
 値段も三陸鉄道より300円安い上に、釜石の到着が20分ほど早いため、先に釜石に着いて時間的な余裕があります。

 盛(サンリア前)で仙台からの乗客数名が降りて、代わりに私ともう1人が乗っても車内は10人もいかない程でした。

 バスは三陸復興道路を走り、時々山の切れ目から遠くに海を望むことができます。
 国道45号しかなかった時代は海沿いにくねくね走るのですが、高規格道で一気に走ります。

 17:10 4分遅れで釜石駅前に到着。
 盛からの三陸鉄道の列車だと到着が17:36と遅いので、乗り継ぎ時間に余裕があります。

 釜石駅前を走る岩手県交通の一般路線バス。
 やっぱり釜石駅前と言えばこの光景ですね。駅前に広がる工場風景は鉄の街の象徴です。

 釜石駅の中に入ります。
 既に売店は閉まっているどころか、駅の窓口も閉まっていました。
 一応マルス対応券売機があるので安心。

 盛岡までの普通乗車券を買います。
 出札窓口は閉まっていましたが、改札口の方は列車が入線すると人が出てきました。

 ホームに上がると、17:43発の釜石線の列車がポツリと待っていました。
 この後盛からの三陸鉄道の列車が到着して乗り継ぎ客を迎えます。

 2両編成ですが釜石からの乗客は10人程度、平日の帰宅時間帯でこの寂しさは半端ありません。
 2つ先の松倉で女子高生が2人だけ(下りの釜石行には6人位)乗ってきましたが、本当に人が居ないんでしょうかねというか、遠野のほうからわざわざ釜石まで通ってくるほうが珍しいのでしょうか? 生徒の1/3が国公立大へ進学する学校ですから偏差値も高いと思います。列車に乗るなり参考書広げてましたから。

 18:46 遠野に到着。
 釜石の高校生は2人とも降り、代わりに遠野の高校生たちがどっと乗り込んできました。野郎ばかりでちょっと鬱陶しい。

 遠野では釜石行きの快速はまゆり5号と交換します。
 遠野を出ると雨も降ってきて外は真っ暗になり、景色は見えません。

 19:53 花巻に到着。
 釜石線の普通列車としては朝の2本と夕方の1本が盛岡まで直通します。遠野からの高校生もほとんどが花巻までで降りて、車内は閑散となりました。

 この花巻で進行方向が変わるので、空いてるボックスに移って改めて右側車窓とします。
 小雨から本降りの雨となって窓の外も水滴できれいには写りませんね。まぁ夜で何も見えないし、いいか。

 20:45 盛岡に到着。
 花巻から東北線内はもっと乗ってくると思いましたが、それほど乗ってきませんでした。
 さすがに盛岡から北上方面に帰る電車は混んでましたけど。

 22:50 盛岡23時ちょうど発のドリーム青森·盛岡号に乗って東京へ向かいます。
 このバス1台で青森便と盛岡便を兼ねているので、週末などは早々と満席になるのですが、閑散期の平日だと割と余裕で割引席も取れたりします。
 ということで、4連休のうち3日を北東北で過ごし、最終日は関東地方で過ごすことになりました。

 4連休最終日の模様は次の記事で書きます。
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三陸鉄道で一気に南下する(後編)

2025-07-19 |  出撃 at 東北地方
前記事の続きになります。
東北3日目(6/16)は、本八戸を朝1番に出て、JR八戸線を南下し、久慈からは三陸鉄道に乗り換えて今日は延々と南下するプランです。
 三陸鉄道の1本目は久慈8:05に出る宮古行きに乗って、9:45宮古に到着、11分の乗り継ぎ時間で盛行きに乗り換えました。

 宮古の発車時には老夫婦が、そして次の磯鶏でも夫婦が列車の写真を撮っていました。何か珍しいことでもあるのかなと思っていたら、この夫婦はすぐにホームを走りだして、列車の運転席横に行って、何やら声を掛けていました。
 そして発車後もずっと見送っていました。
 運転士を見ると、横に指導員を付けた若い20歳過ぎのいかにも新米って感じの人(但し車掌から積み上げて3年ぐらいは掛かる)だったので、息子さんが運転士デビューしたのだと思われます。
 息子のそして宮古駅ではお爺ちゃんとお婆ちゃんが一人前になった(運転士としては半人前)孫のデビュー姿を見たかったのでしょうね。地元の足を担う鉄道運転士として立派に働く姿は親御さんたちにとっては、頼もしい息子の姿だったと思います。
 東京の大学に受かって何百万も掛けてたのにしがないサラリーマン人生送って親元に全然帰ってこない人も珍しくないですが(耳が痛い)高卒で地元の基幹企業に就職する方が、いい人生送れるかも知れませんね。

 10:11 津軽石で下り列車と交換
 津波に耐えた木造駅舎が味のある雰囲気を醸し得出しています。それにしても平日の10時過ぎだというのに、私服の高校生っぽいの?が何人も乗ってきます。まだ期末試験の時期でもなさそうなのに。

 国鉄山田線の名前の元になった山田町に入ってきました。
 震災から14年経ちますが、津波の被害で全く人がいない街跡になっています。

 10:35 陸中山田に到着。
 駅の近辺だけはいろいろと建物が建っています。10年以内に建ったものばかりなので、とてもきれいではありますが。

 10:44 岩手船越に到着。
 2014年4月に来た時は、この並行するバス停での乗り継ぎが出来ずに最悪の思いをした場所で、時間つぶしにベニヤ板で封鎖されたこの駅にも寄っていますが、残念ながら乗降していないので、下車駅としては扱えません。

 岩手船越を過ぎると車窓左手眼下に三陸の海が広がります。
 陸中山田辺りまでは海抜が低くて線路も被災しましたが、この辺りは高台を通っているので、被害はありません。

 車窓の風景が何となく変わったのに気づきましたでしょうか?
 気付いた人は偉い!

 10:56 吉里吉里に到着。
 井上ひさしの小説で有名になった場所ですが、今でも人気があるのかは不明です。

 11:07 鵜住居に到着、反対列車と交換します。
 ここでも高校生らしき子らがいっぱい乗ってきて、車内は全ボックス埋まりました。スポーツ施設の利用できたのでしょうか?

 鵜住居から10分ほど走ると、右下から釜石線の線路が近づいてきて釜石の駅に到着します。

 11:23 釜石に到着。ほとんどの乗客がここで下車し、向かいのホームに停車していた釜石線の列車もすぐに出ていきました。
 ここで15分間の停車ですが、普通乗車券なので外に出ずに缶コーヒーだけ買って車内に戻り・・・掛けたら面白い光景が見えたのでホームに出てきて撮影に勤しみました(これについては後日別記事で書きます)
 11:38 釜石を発車。
 車内は私と地元の婆さんと、大船渡の病院に転院した知人の見舞いに行くというにぎやかなオバサン、そして車内販売のおば・・・いやお姉さんの4人だけになりました。車内販売があるのが驚きです。しかもここから先は最も乗客の少なそうな区間になるのに不思議です。

 釜石を出発すると名物の大鉄橋を渡ります。
 左手には釜石の市街地が見えてきます。ここも震災3年後の訪問時に歩きました。

 吉浜を過ぎると案内放送が入り「車窓に風光明媚な吉浜の海の景色がご覧いただけ・・・」ませんw
 三陸地方も北海道同様にコロコロ天気が変わるというか、天気予報は晴れでも、風で海霧が運ばれてくるとこのようになります。もっと霧が押し寄せてくると雲海みたいになります。

 12:09 恋し浜に到着
 ここで3分間の停車をしますとのことで、慌てて列車の外に出ます。

 ホーム上の待合室には、何やらいろいろと貼られていました。
 遠路はるばるここへやってきて、何かに対する想いを書き綴っているのでしょうか? ご苦労様です。それで想いが実ればこんな安いことはありません。と夢をぶち壊すボヤキを入れて出ます。

 この恋し浜の駅なのですが、線路が高い所を通っていて、駅の外に出るには長い階段を下りなければなりません。
 とても3分間では無理です、ということで、せっかくホームには降りましたが、駅の敷地外には出れていないので、下車駅としてはカウントされません。残念!

 盛川の橋りょうを渡って90度カーブを曲がれば終着の盛に到着します。
 線路はここまでとなります。

 12:28 盛に到着。
 本八戸から6時間15分、222.4km 4,950円の旅が終わりました。

 列車を降りた数人の乗客はほとんどがBRTに乗り継いでいきました。
 既に下校の高校生などが列を作っていたので、昼間にも関わらず、結構混んでいました。

 さて私はこのあとどうするかというと、この旅でここへきて初めての撮り鉄を行いますが、その模様は次の記事で書きます。 
 なお途中のところで「景色の変化に気付いた人は偉い!」と書きましたが、どう変わったかという答えを書きますと、ヒントは建物の屋根にあります。岩手県の三陸南部にくると、降雪量がほとんどないので、瓦屋根の家が見られるようになり、北側から南下してくると、その変化に気付くと思います。同じ岩手でも東北本線の走る内陸部だともう少し雪が積もるので、スチール屋根が展開する風景となります。
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三陸鉄道で一気に南下する(前編)

2025-07-18 |  出撃 at 東北地方
6月に4連休で北東北に来ている旅の3日目になります。

 昨日はあおもりホリデーパスを使って青森県内の津軽半島北端まで行って八戸までやってきました。
 今日の行程は、初日の6/14㈯の午後に、チャグチャグ馬コのお祭りを見た後に岩手県釜石方面へ訪れる予定でしたが、お祭りが楽しくて全部見てしまい、予定をキャンセルしていたのですが、今日改めて釜石方面へ行くことにします。

 1.フリーきっぷ使わず普通に乗る

 昨日は青森県内と八戸線のみ岩手県の久慈駅まで乗り放題だったあおもりホリデーパスで、終点の久慈まで乗らずに本八戸で下車したので、今日は改めて本八戸から久慈まで乗るのですが、残念ながら今日は月曜日なのでフリーきっぷは使えません。また三陸鉄道線内は2日間有効の全線フリーきっぷがありますが、6,100円と値段が張るので、これも選択肢から外れます。

 本八戸から久慈までJR八戸線区間は1,170円、そして三陸鉄道の久慈から盛までは3,780円ということで、田舎の路線だし現金持ってないとダメかなと思ったのですが、一応みどりの窓口もあるし

 何と、本八戸駅にあるみどりの券売機で駅名指定検索でJR-三鉄通しの乗車券を買うことができました。4,950円ビューカード決裁ということで、財布の現金には手を付けずに済みました。
 私は乗り物だけでなく、食事などもできるだけd払いか交通系ICの電子決済をしているので、今回の旅行でもまだ現金は900円ぐらいしか使っていません。

 切符売り場の反対側には待合室があり、朝から数時間程度だけそば屋?が営業しているようです。まぁ朝5時台なので閉まってますが。

 6:13 一番列車の425Dがやってきました。
 同じ時刻に八戸行きの一番列車もやってきて、駅が目覚めの時を迎えます。この時期の6時過ぎなので、けっこうな明るさです。

 朝の6時過ぎの下り列車ということで、車内はガラガラという程ではありませんが、まぁ空いています。
 八戸線のキハE130系に乗るのは昨日・今日を含めて3回目ぐらいで、前回乗ったのは40系気動車が置き換えになる寸前の話なので、2018年3月以来の7年ぶりとなります。もちろん久慈に行くのも7年ぶり。

 6:32 八戸の市街地の端っこにくるとウミネコで有名な蕪島が見えます。
 あそこ晴れてても傘が絶対必要な島なんですよ。しかも臭いので二度と行くつもりはありません。

 鮫角灯台を過ぎると線路は南南東に進路を変え、三陸の海岸線に沿って南下していきます。
 7~8年前に2度ほど訪れている、陸中八木の手前にある「復興メッセージドラム缶」が見えてきました。7本のドラム缶は今も健在です。
 大きな川や峠を越えることなく、気付かないままに岩手県に入っていました。
 ここから先が急坂の峠を越えて、久慈の街に入って行きます。

 7:51 まだ8時前ですが久慈(ここで笑わないとこの後笑う所ありませんよw)に到着しました。
 県境を過ぎると1駅ごとに通学の高校生が乗って来て、2両の気動車は学生でいっぱいでした。多分久慈駅が最も混むのが9時、じゃなくて8時前ですね。

 高校生たちと一緒に汽車を下りて駅から出てきたら、私も高校生になった・・・気はしませんね。
 平日に旅ができる楽しみはこういう所にあります。

 三陸鉄道の久慈駅駅舎に回り込んできました。
 8年前はまだあまちゃん関係の看板が色々でていたのですが、じぇじぇじぇーあまちゃん関係の看板がなくなってる。
 まぁ放送終了から12年、つまり一回りしてるわけですから、さすがにもう置いてませんね。と思ったら、駅の陸橋上に置いてありました。

 2.11年ぶりに乗る三陸鉄道
 7年前に八戸線のキハ40系引退のための訪問では、八戸側から久慈まで往復しただけなので、三陸鉄道は乗っていませんでしたので、三陸鉄道に前回乗ったのは、2014年に全線復旧(JR山田線区間を除く)した時に乗って以来の実に11年ぶりです。

 ホームには既に8:05発の宮古行きが入線して待っています。
 久慈がこの辺の中心地なので、ここから出る列車はガラガラだろうな・・・

 いやいや意外と乗っていました。
 まさか高校生が乗っているとは、ここから南側に高校なんかあるのか? と思ったら、隣の野田村にある高校のようです。

 陸中野田で高校生を下ろして車内はガラガラになると、車窓左手に三陸の海が広がる景勝区間に入ります。
 この場所は十府ケ浦という直線の海岸線を行く場所ですが、津波から街を守るために大規模な堤防が築かれていて、海は見えません。

 8:30 そしてリアス線最大の見どころの1つが安家川にかかる安家大橋からの眺めで、列車は写真撮影用に1分間停止してくれます。
 前回来た時も晴でしたが、夕方近くだったので、明るい晴れの時間に見れて満足です。

 8:44 普代に到着
 高校2年の夏(1982年)に来た時は久慈からこの普代までが国鉄久慈線で、線路はここで途切れていました。

 車両は36-700形の中でも一番新しい2018~2019年に追加増備されたグループの1両で、木目内装が阪急電車みたいですね。
 車掌側は開放なので展望が楽しめます。
 その後列車はトンネルの多い区間を走り、駅の所だけ出てくるを繰り返して終点の宮古に到着しました。

 9:45 終点の宮古では、同じホームの釜石側に次の列車が停車しており、同じホームで乗り換えができました。
 前に停まっているのも36-700形ですが、2013年に投入された初期の車両のようです。

 旧出口の前にはそば屋もありましたが、乗り換え時間が11分なので諦めて車内に戻ります。

 宮古から先の区間については次の後編の記事で書きます。
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北のハズレじゃなかった竜飛岬

2025-07-14 |  出撃 at 東北地方
前記事からの続きになります。
 青森から津軽線に乗って、蟹田から代行乗り合いタクシーに乗って鉄道事業法に定める日本最北の鋼索鉄道(ケーブルカー)がある青函トンネル記念館まで来て、東北全県の鉄道乗り潰しを達成しました。朝7時に弘前を出て、4時間以上経っていて、もうお昼になりますが、今日の最終目的地は青森県津軽地方の反対側である南部地方になるので、そろそろ折り返しの時間となります。

 1.たったの100円で竜飛岬まで行ける
 今日来た道のりをまた青森方向へ戻るのですが、午前中に乗ってきたわんタクにまた乗るのかというと、そうではなく、もう1つ別の乗り物があるのです。

 それが外ヶ浜町営バスで、3つの路線を持ち、三厩ー竜飛岬の区間はわんタクと競合関係になります。
 しかも、この町営バスは同一エリア内であれば誰でも100円で乗れるので、往路に乗ったわんタクよりも全然安いですね。
 ただ三厩ー蟹田間は朝夕しか走っていないので、昼間の時間帯はこの代行区間のみ、わんタク一択(ここで笑わないともう笑うところありませんよw)になります。今回は時間の関係で往路はわんタクに乗りましたが、うまく時間が合えば往復とも町営バスに乗れば三厩-竜飛岬をたったの200円で往復できます。

 11:30 帰りのバスまでまだ時間があるので青函トンネル記念館から竜飛岬のバス停まで歩くことにします。
 途中ちょっと上り坂がありますが、頑張って歩きます。

 11:45 1キロほど歩いて、道の駅の大きな駐車場までやってきました。
 この駐車場の端っこにバス停があります。

 11:50 バス停を少し過ぎると有名な階段国道の看板があります。

 これがその階段になった国道ですが、すでに前回クルマで来た時にここは歩いているので、今回は省略します。
 また階段を降りずに、左側の丘を上って行くと、竜飛岬の灯台の方へ行けますが、これも前回・前々回に寄っているので、今回は省略します。

 11:55 三厩からの町営バスがやってきました。
 5分で折り返し、12時ちょうど発の三厩行きになります。

 小さな料金箱が置いてあるだけで、両替も非対応のため、乗車前には必ず100円玉を用意しておいた方がよいでしょう。
 海岸段丘から数十m下の国道へ再び急坂を下りていきます。

 わんタクと町営バスとの違いの1つが、国道339号線の竜飛の集落にも町営バスは寄っていくので、国道区間の下のサイハテに寄ることができます。
 国道339号線の北端はここから100mほど先になりますが、バスはこの漁港前で折り返します。前回2019年8月に車で来た時は奥に写っている2コブの山の下にある弁天様まで行っており国道339号を制覇しています。

 12:35 竜飛岬バス停から35分、たったの100円でのバス旅を終えて三厩駅に戻ってきました。
 三厩から先、蟹田駅に戻る次の代行タクシーまで2時間近くあるのでどうしよう?

 13:10 三厩駅から竜飛方面へ歩くこと約20分で、お昼を買うためファミマに到着。
 ここが本最北端のコンビニかと思ったらハズレでした。本当の北の外れ(最北端)のコンビニは海を挟んで反対側の下北半島にありました。

 13:40 三厩駅に戻ってきました。
 数年前に来た時と何ら変わってない感じがします。

 駅の発車時刻表ですが、現在の代行バスの時刻ではなく、鉄道が走っていた時の時刻表がそのまま残っているようでした。
 ドアを開けて駅構内に出てみます。

 駅構内に入ってみると、ささやかな花が咲いている向こうに1面2線のホームがありますが、手前の線路は使っていません(奥の線路も今は使ってませんが)

 駅名標は割ときれいに残っています。
 列車は来ませんが、一応路線としてまだ廃止になっていませんからね。

 昭和時代に2度ほど列車(当時はキハ22)でここの駅に来ていて、この風景も見慣れた感・・・はありませんが、当時は駅舎は小さく、建物の奥に掘っ立て小屋のような木造のボットン便所がありましたが、その後駅舎は建て替えられ、ネポン式の簡易水洗トイレが駅舎内に設置されているので、冬場も寒くなくて利用者も助かっていたでしょう。どれ位利用者がいるか知りませんが。
 なお線路が北側に伸びているのは、以前この駅で最終列車が朝まで滞泊するために、気動車を留め置く車庫があったためで、その後は最終列車は蟹田まで回送で帰り、翌朝また回送で蟹田からやって来て、上りの1番列車として運用していたようです。

 2.無料でわんタクに乗る
 三厩駅で約2時間の待ち時間でようやく蟹田に戻るわんタクの時間になります。時刻表を見ると分かりますが、実は竜飛岬を14時に出てきた1本後の便になるので、竜飛岬で十分時間が取れたのですが、この場合だと町営バスとの接続が取れない心配もあったため、竜飛岬での時間を削って12時のバスで帰ってきて、三厩で時間調整したわけです。

 14:40 蟹田行きのわんタクがやってきました。
 誰も乗っていないので、もしかした竜飛岬から来たのではなく、私だけのために、近隣の待機場から来たのかも知れません。

 ということで、乗客は私だけなので、運転席のすぐ後ろに座ります。
 鉄道代行区間なので、あおもりホリデーパスを見せれば、無料で乗れます。運転手さんには何か申し訳ないような感じですが、運んだ分は後でJRから精算されるでしょうから、何も遠慮する必要もないかも。

 往路では撮り逃していた津軽線の橋梁をくぐる瞬間、鉄橋も傷んでなさそうに見えます。

 暫く進むと国道から内陸に入り、突き当りにある団地(災害復興住宅?)でスイッチバックするのですが、そこで蟹田方面から来た下りの代行タクシーと行き違い待ちをします。まるで鉄道みたいですね。

 15:49 蟹田駅到着
 私を下ろしたらさっさと車は走って行きましたが、その先のバス待合室の横に停めて休憩?していました。
 中央に写っている建物はバス待合所?で、夜中でも開いているので、駅を締め出されても大丈夫です。というか、北斗星撮影のためにここで1泊しましたw

 青森行きの列車まで20分ほど時間があるので、待合室で休みます。
 昼間に3時間ほど列車待ちがあっても、長椅子があるのでゴロンと休むこともできますね。

 3.青森県の反対側へ向かう

 朝から弘前を出て5時間ほどで竜飛崎を折り返し、半日がかりで津軽半島から下北半島の付け根を通って南部地方まで行くのですが、蟹田からは青森での乗り換え1回で八戸まで行けるので、一気に行ける感があります。

 16:08 青森からの折り返し列車が入ってきました。
 日曜日の夕方前なので、青森から帰ってくる人々が20人近く降りてきて、平日ならもっと盛況なのが想像できます。
 蟹田から乗ったのは私を含めて3人だけ、後ろの車両は途中まで貸切でした。

 17:13 青森駅で八戸行きの電車に乗り換えます。右側に停まっているE721系コピーの703系ですが、クロスシートがあるいい車両です。
 乗り継ぎ時間は10分、夕方なので座れるかな?

 後ろの車両の一番後ろよりのBOX席に少し汚れた作業着を着た20歳位のお姉ちゃんが横になって爆睡していて、その区画だけを避けるようにして周りはほぼ席は埋まっていたのですが、別に臭うというわけでもないので、あざーすという感じで進行方向に向いて座ります。
 野辺地までで降りてくれるかなという思いを裏切り、終点の八戸まで結構混雑が続いていたので、道中の写真はありません。

 18:57 青森から1時間半で八戸に到着。
 この区間に乗ったのは2014年7月以来の11年ぶりとなりました。

 19:34 本八戸駅で下車。
 ホリデーパスのフリー区間は隣の岩手県の久慈まで乗れるのですが、泊る場所の関係で今日は八戸市内で滞泊となり、これで今日の行程は終わりとして、切符の利用もここまでで終わりとなりました。

 本日の移動距離は (〇印はフリーパス利用 2,510円)
 〇弘前→青森    37.4km 680円
 〇青森→三厩    55.8km 1,170円
 ・三厩→青函記念館 13.0km 300円(わんタク)
 ・青函記念館→竜飛岬 1.0km 徒歩
 ・竜飛岬→三厩   15.0km 100円(町営バス)
 〇三厩→本八戸   157.3km 3,490円   合計 279.5km 5,340円分+400円

次は6/16㈪の行程について書きます。
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日本最北の鋼索鉄道に乗る(本編)

2025-07-12 |  出撃 at 東北地方
前記事の続きになります。
 日本最北の鋼索鉄道がある、津軽半島の北の外れー竜飛岬にある青函トンネル記念館にその鋼索鉄道、つまりケーブルカーがあるので、それに乗ることで青森県内および福島県以北の東北地方の鉄道路線完乗を達成するものです。

 以前2回ほど車で竜飛岬までは来てたのですが、この青函トンネル記念館には入りませんでしたが、今回ようやく中に入ります。

 ケーブルカーのみなら往復1,200円、併設されている記念館(入館料400円)と合わせたセット券が1,500円でしたので、セット券を購入。
 ケーブルカー用の券面には、乗車する便を指定したハンコが押印されます。40分おきに動いてるケーブルカーの時間まで数分しか無かったので、急いで乗り場に下りていきます。

 階段を下りていくと、オレンジ色の小さな車体「もぐら号」が待ち受けていました。
 丸い目玉がかわいいケーブルカーですが、乗ってみると全然可愛くないんですこれがw

 発車時刻間際だったので、既に他のお客さんが乗っていて、2列目からの撮影になりますが、そこそこ撮れそうな感じです。
 ドアが閉まったのですが、直ぐには動きません。 どうしたのかな?と思ったら、音楽が鳴り始めました。
 ちょっと見え辛いですが、ケーブルカーの進路前方に鉄の扉があり、万一の滑走事故に備えて、通常はこの扉を閉めているのですが、ケーブルカーが動く時にこの扉を開けるわけです。

 音楽が鳴り止むといよいよ滑り降り始めます。
 非常に滑らかな動き始めだったのですが・・・ガンッ、ガンッ! っと凄い衝撃音とともに下から突き上げてくる動きがお尻を容赦なく襲います。
 これは線路の継ぎ目の部分による車輪の振動が、直接車体や座席・乗客までも襲うことで、なぜそんな衝撃になるのかというと、車軸に一切バネが付いていないと思われます。2軸客車や貨車に乗った事はありますが、ここまでの衝撃はありません。1段又は2段リンク式というバネで線路からの衝撃を和らげているからです。
 ではなぜこのケーブルカーはバネがないのかというと、基本的に点検・非常用であることと、傾斜が強いため、バネによる飛び跳ね事故を防ぐ目的があると思われます。

 10:47 ケーブル下の体験坑道駅に到着しました。
 この駅部分に当たる場所から坑内トンネル側へ出た時点で、下車が成立します。

 坑内では△形に道が続いていて、途中の長辺の部分に幾つかの展示物が置いてあり、坑内誘導員のハンドマイクと一部自動音声で資料の解説が行われます。
 ここは海面下140mの世界、海底は遥か上になります。

 坑道の2つめの頂点部分の先が柵になっていて、その奥には分厚い鉄の扉があります。
 これは風門として、トンネル内を走る列車が起こす風が坑道内に影響を起こさないようにする役目を果たしています。
 この扉の向こう側が非常駅だった旧竜飛海底駅となっていて、ここも昔、快速海峡が走っていた頃に見学で降りた事があります。

 11:10 約20分ほどの見学を終えて、陸上へ戻るケーブルカーに再び乗ります。
 車内はボックス席が並んでいますが、先頭部分だけ半室が乗務員室になっていて、その向かい側はロングシートになっています。

 その最前列の席に座れたので、前面かぶりつきを行います。

 11:16 ケーブル上の青函トンネル記念館駅に戻ってきました。
 真っ暗なトンネルから地上に上がってきて、部屋の中ですが明るさが全然違います。

 ケーブルカーの隣には黄色い工事用の車両も置いてあります。

 最初に触れた鉄の扉がこれで、風門として下から吹きあがってくる風を止める役目と車両が万一滑り落ちないようにする役目も兼ねています。

 ケーブルカーの乗り潰しを終えて、北側にある資料館に入ります。
 1階で一般的な資料を展示している他に、2階には映画シアターもあります。

 一部は吹き抜けになっていて、2階からは資料館全体を見ることができます。

 こうして、青函トンネル記念館の見学と、日本最北端のケーブルカーの乗り潰しが終わりました。
 これで東北地方で唯一残っていた未完乗路線がなくなり、東北地方は全制覇したことになりました。1982年7月に急行きたぐにで大阪から青森まで乗車して、羽越本線を完乗して以来、43年かかっての制覇となりました。

 次の記事ではオドロキ?の帰路について書きます。
 
 
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日本最北の鋼索鉄道に乗る(前編)

2025-07-11 |  出撃 at 東北地方
一連の北東北紀行の続きの記事になります。
 6/14~6/17までの4連休で現地初日である6/14についてはチャグチャグ馬コのお祭り見物などで、岩手県でほぼ過ごしました。
 きっぷもいわてホリデーパスとして岩手県内のJR在来線+花輪線乗り放題だったのですが、お祭り見物に時間を費やして、あまり乗ってなかったものの、翌日の予定を考慮してエリア北端の大館駅まで乗り、大館→弘前までは普通乗車券で乗りました。前の記事で「弘前で降りたのは翌日のきっぷの関係があるからです」と書いていたタネ明かしをします。

 1.今日もホリデーパスを利用

 昨日の岩手県内のホリデーパスに続いて、今日は青森県用のホリデーパスを使います。
 青森県内のJR在来線と青い森鉄道が乗れる結構お得なパスになっていて、奥羽線の南端が弘前のため、昨夜はここで滞泊したわけです。

 岩手県は昨日の夕方前から雨でしたが、青森県は今日は天気はよさそうです。
 ということで、今日目指すのは本州最北端の未乗車路線である、青函トンネル記念館鋼索線の乗り潰しを行います。ロープウェイと違ってケーブルカーは鉄道路線免許による登録路線として、運賃や時刻表を国交省に申請・認可を受けている線区になるため、当然ここも乗り潰しの対象路線となります。問題なのは、接続する鉄道がなく、バスなどで行かなくてはならない独立した立地にあるため、訪問のハードルが高かったものです。
 実は過去に2度ほどクルマで竜飛岬まで行っているのですが、1回目は記念館ができる以前で、もう1回は他に列車の撮影時間を優先したため青函トンネル記念館には寄る時間がなく、改めて今回訪問するというわけです。

 6:40 ということで弘前駅にやってきました。
 建て替え後の駅舎は暗くなってからしか見ていないので、こうやって眩しい姿を見るのは初めてです。

 7:06 弘前始発の快速青森行きに乗ります。
 車番を見たら昨晩大館から乗った青森行き快速と同じ編成だったので、昨日の晩のうちに青森から折り返してきてたようです。

 津軽平野の撮影名所を走ります。
 寝台特急あけぼのや583系の臨時列車が走る頃には何度も遠征に来ていましたが、あれから10年近く経とうとしていますが、まだ景色は覚えているものですね。

 7:22 青森に到着
 隣のホームには青い森鉄道の列車が止まっていますが、こちらは夕方に乗ります。

 津軽線の電車まで時間があるので、駅の外へ出てきました。
 ありゃ~、全然変わっていますね。ビルごと建て替えたようで、弘前以上にピッカピカです。
 駅の北側にあったそば屋は移動しており、建物の南側に小さなスペースで営業していましたが、朝から混んでいたので、そばは今回はパス。

 昔は改札口が1階にあったのですが、完全に橋上駅舎&ビル化して、東西を自由に行き来できるように変わっています。
 以前の青森駅の面影は全く見当たりませんでした。

 8:14 蟹田行きの普通列車に乗ります。
 日曜の朝の下りとあって、ほとんど乗客はなし。隣の油川で部活へ向かう女子高生3人が降りてからは2両編成に数える程しか乗っていません。のんびりフリーパスが発売されると少しは変わるかな?

 油川を出ると、田園が広がり、しばらくの間は北海道新幹線の高架橋と並走します。
 夜中まで雨が降っていたので、太陽が出てきて一気に湿気が上がっているようです。

 車窓右手に陸奥湾が見えてくると終着の蟹田はすぐ。
 今写っているここの道路辺りから、札幌へ向かう寝台特急北斗星を狙うために、撮れたものです。

 8:50 蟹田に到着。青森から36分の短い旅です。
 キハ40が走ってた頃はもう少しゆっくりこれたのですがね。

 蟹田駅前に出てきました。こちらは特に変わった様子はありません。
 ここで竜飛崎に行くある交通機関の到着を待ちます。

 2.たった300円で竜飛崎まで行ける!
 さて津軽線は蟹田から三厩までの間が水害により不通で、ほぼ2027年4月に廃線が決定していますが、現在は鉄道営業路線のため、代行バスによる輸送も行われていて、この区間の有効なきっぷがあれば、代行バスに乗れます。さらに、三厩から北へも昼間を中心に直通しているので、そのまま乗って行けます。

 この直通している昼間の便が「わんタク」という乗り合いタクシーで、JR東日本のチラシには2025年3月31日までと書いてありますが、その後も同じ値段で乗れます。なおこのわんタクは、前日までに予約が必要なので、当日ふらっと行っても誰も予約が無いと車自体がやって来ない事もありますし、逆に予約で一杯だと乗車はできませんので予約が必須です。
 料金は通常500円ですが、蟹田-三厩間のきっぷを持っているか、マイナカードの提示があれば300円になります。

 8:57 そのわんタクがやってきました。ハイエースロングです。
 「鉄道代行」の文字もしっかり掲げられていますね。

 9:00 予約した名前を確認して、定刻に発車します。
 トンネル記念館まで行く私と、もう1人は竜飛崎まで行くオジサンの2名乗車。

 9:05 町の外れにスーパーやドラッグストアが並ぶ一角があり、そこへ立ち寄ります。
 大型バスではこうした駐車場に入れませんが、ハイエースなので、スーパーに横付けできます。

 9:11 しばらく走ると、右手に新中小国信号場が見えてきました。
 津軽線としては運休していますが、この区間は北海道との貨物列車の往来があるので、毎日貨物列車だけは走っています。

 さらにその先には北海道新幹線の高架橋が見えてきました。

 9:14 新幹線の高架をくぐったところ。大平駅の辺り。
 手前に何となく津軽線が横たわっていて、その奥に新幹線の線路と合流すべく上がってゆく海峡線の高架が見えます。

 代行バスも海峡線の線路にそって北へ進路を取ります。
 程なく津軽線の踏切を渡ります。線路は当然錆びています。
 逆に言うと、被害を受けたのはこの大平から次の津軽二股(奥津軽いまべつ)までの1駅間なので、津軽線の新型気動車にATCを搭載して、貨物列車と同じく、海峡線の線路を津軽今別まで走り、津軽今別駅の構内で分岐すればよいとも考えられるのですがね。でもここの区間はJR北海道の線路なので、ややこしい事をするなら、やっぱり廃止したいということでしょう。

 9:34 峠道を15分ほど走って、下ってきたら奥津軽いまべつ駅に到着します。
 ここで若干の停車時間があるので車から降ります。停車している場所は新幹線の駅ですが、津軽線の代行輸送なので、津軽二股駅での下車扱いになります。ここで新幹線に乗り換えたら奥津軽いまべつ駅のカウントになるのですがね。

 9:37 3分ほどの停車時間を終えて奥津軽いまべつを出発。
 ぐるっとロータリーを回ってようやく全貌が見えました。(と言っても過去にクルマで1度この駅には寄ってますが)

 9:48 今別町の市街地に入ってきました。
 沿線に住宅がほとんど見えない三江線と違って、こちらは割と家が建っているので、これで廃止にするのかという感じですね。

 9:57 津軽浜名を過ぎると再び右手に海が見えてきました。
 ここから先はほぼ海沿いに走ります。

 10:02 途中で急に内陸側に入り出したので、何かと思ったら、青函トンネル入口広場に寄るためにわざわざ内陸へルートを取っているようです。
 乗降客もなく、そのまま出発。

 10:08 三厩駅に到着
 時間帯によっては多方面とのバスの乗り継ぎで複数台止まることがありますが、この時間はないようです。

 10:25 三厩から15分ほど海沿いを走って、竜飛の集落に入ったところで、海岸線から分岐します。
 太宰治の文学碑はこのまま真っすぐ進んだところにあります。

 海沿いの国道339号線から一気に急坂を登っていきます。
 登ったところには、もう1本の国道339号線(津軽半島の西側から来た分)があります。

 10:28 青函トンネル記念館前に到着しました。
 蟹田から1時間半の道のりでした。

いよいよ青函トンネル記念館に入りますが、その様子は次の記事で書きます。
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