紳士風の男性が、公園で二匹の血統書付きの小型犬を散歩させていた。
何処にでもある風景なのに
何故だか心に引っ掛かっていたのは
飼い主である当の本人は綺麗な格好をしているが、
二匹の犬は何ヶ月も洗って貰っていない様子だったからだ。
川沿いには、ダンボールハウスが二つある。
一つは路上生活者のもの。
路上生活者は雑種の大きな犬を飼っていて、
毎朝、犬のブラッシングをしている。
前者の飼い犬より、遥かに身奇麗かもしれない。
犬は、冬の寒さからも寂しさからも主人を守っている。
もう一つは、猫達の為に誰かが工作したもの。
猫達のダンボールハウスには
雨も凌げるように、ビニールが掛けられ
定員は二匹迄だが、暖かい毛布が敷かれていた。
いつもの三匹、『虎千代』と『茶々』と『夜』が
折り重なる様に互いを暖めながら眠る。
その横の木には張り紙がある。
「無闇に猫に餌を与えないで下さい。野良猫が増える原因になります。」
人生には、風当たりが強い場面が必ずあるもの。
納得のいかない場面も。
誰もが、居場所を見付けるのに必死みたいだ。
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なんだか響きますね。。
紅雀とこの記事で、じわんときてしまいました。
この世は矛盾だらけですが、猫達は「関係ないの」と達観しているようにも見えます。野良猫も、人間の定義ですからね。
暖かい季節になってきて、ようやく外で眠る皆もほっとできるのではないでしょうか。
路地猫達の強さには見習うべき人生の教えが
沢山つまっている気がします。
私のブログは訪問者数とコメントを頂く数に
かなりの差があります。
まだ始めて3ヶ月程度ですので、どんな方が読んで
下さっているのかとても不思議です。
又、お気軽にコメント頂けると嬉しいです。
これからも更新頑張ってくださいね
コメント、有難うございます。
読んで下さる方がいるととても励みになります。
もちろん、猫達とも人達との出会いもあって
発見も多いです。
自分の為にやっている事に
誰かが読んでいて下さったり、感想を下さると
本当に不思議で、見えない力を感じますね。
又、お気軽にコメントして下さいね。