かわいいグランマ

楽しく1日1日を送るには、グランマになると、かわいいおばばになるしかないとしみじみと思う90歳です 

 祖父母 の思い出

2016年06月21日 | 思い出

私は 何時も夜ベットイン する時

  寝るほど 楽はなかりけり  いずくの どんた(ばか)が

                起きて働く

と 幸せな気分でつぶやいて  布団の中に身を沈める

これは 母方の おじいちゃんの 寝るときの口癖であった

今でもこの言葉をつぶやく時は 幸せな時が多い   何時ごろから 

呟くようになったかは  定かではないが  独り見になってからだと思う

外地で育った私は  夏休みは殆ど 両親の実家に弟と2人で帰り大いに楽しんだ

ホカホカの白いご飯 採りたての 焼きナス  めざし何時もきまっているおかずだった

味噌汁の中の 煮干しは頭とはらわたは取ってあるから食べなさいと検査された

隠居の布団はかびくさくて かたかった でもお客様あつかいに 大切にされ

お別れには 泣いて送ってくれた 懐かしい 思い出

父方の祖父は炊き立ての白いご飯しか食べない人で勿論

お風呂も1番風呂 高お膳で ゆっくりお酒をのんでいた

それを 祖母が嬉しそうに世話をしていたのを思い出す

日本の男の良き時代だったのだろう

梅雨もあけ 昭和もかすみ遠くなり