飛鉄(HITETSU)

飛行機、鉄道などの撮影のあれこれを綴っています。

現役最後のDF50撮影

2016-09-30 07:00:00 | アーカイブDF50
多度津で折り返して、途中の琴平手前の田んぼで秘境号の上りを撮影している。 もう日没も近くて雨も降り出しそうな空模様だった。いまのデジカメように ISO6400とかISOを簡単に変えて撮影できない時代だったし 高感度フィルムもなかなかいいものがなかった時代だ。 結果は証拠程度に近くなってしまった。 実はこの1ヶ月あとに50系客車を牽引したさようなら列車が運転されたが 学生の身分ゆえもう再訪できるわけもなく、私が撮影した 現役最後のDF50のカットになった。 この撮影から10日後にはすべてのDF50の運用は消滅して 四国はDE10の天下になった。 この時代はDF50以外にも多くの誘惑があり、四国という遠い距離が そうそう通えない地であったことで、撮影日数は本当に僅かであった ことが心残りだ。その後瀬戸大橋が開業して、四国にも電化の波が 押し寄せた。貨物列車も拠点間のコンテナ輸送になったことで DFを追いやったDE10も数年ももたず余剰となった。 また瀬戸大橋開業後にイベント列車の撮影で四国を再訪する 機会があった。1990年ごろだっただろうか。 四国でEF65が牽引するイベント列車を見ることになる。 その撮影を最後に私は四国の地を踏むこともなくなってしまった。 DF50撮影は延べ2週間にも満たない短い時間の撮影だった。 臨9204レ 1983年8月21日 DF5065+DF501


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