6月27日(火)、前日は小さな沢で釣ったので、今日は男鹿川の本流へ。
上流部のポイントへ行くと、要所要所に車が止まっています。
前週土曜日に放流があったので仕方ないね。
駐車スペースが空いていたのは、放流場所ではない所でした。
水に入らないように静かに歩いていくと、ライズがあります。
浅いプールなので、できるだけ遠くから狙う。
7Xの先に14番のピーパラ。
這うように近づいて、ライズの1メートル先にフライを落とす、つもりでキャスティング。
まあ、そんなに上手くはいかなかったけど、イワナは出てくれました。
放流ものではないきれいなニッコウイワナですが、残念ながらサイズが小さい。
川岸には25日(日)の日付の入った入漁券が落ちていたので、大きいのは誰かが持って行ってしまったのでしょう。
おじか・きぬ漁協管理の男鹿川は、河川環境が良く、澄んだ水がきれいで、フライで釣りやすくて、釣行回数が最も多いお気に入りの川です。秋田、岩手、宮城などの川に負けないポテンシャルを持っています。だけど、2015年9月の豪雨被害によって有力支流2本で釣りが出来なくなり、本流のプールは浅くなり、また被害の大きかったC&Rエリアが機能しなくなってしまったため、以前の釣果は望めなくなっています。(腕が悪い、というのもあるかもしれないけど)
漁協は河川管理、放流・増殖に力を入れていると思いますが、放流後に大勢の釣り人が集まり、すぐに良型(と言っても最大25センチくらいですが)は姿を消してしまいます。現状では持ち帰り匹数に制限はないため、釣っただけ持ち帰るというのが実情でしょうか。
漁協では15センチ以下の採捕禁止とC&Rエリア以外でもリリースを奨励していますが、1日釣りを楽しんで、釣れる数とサイズが落ちてきているのは否めません。1日の持ち帰り匹数の制限を設けるなどの新たな対策が必要なのではと思います。
以前のように、シーズンを通して通えば、尺ヤマメ、尺イワナが釣れることもある、そんな川に早く戻ってほしい。
行けども行けども、釣れてくるのは小型のみで、思わずこんなことを考えた。
もうどのポイントも入られた後だし、大型の魚を釣りたくなったので、川治へ行くことにして退渓です。
支流の涼しい木陰でランチ&シエスタ。
湯西川の道の駅で足湯を楽しみ、再度シエスタ。
夕方へ向けて体力の回復を目指します。
17時、川治のいつもの場所が空いていました。
ティペットは5X。フライは12番のEHカディスを用意した。
待っていると、見込み通りライズが始まった。
それも半端ない数のライズ。
サイズの良さそうな対岸の枝のきわの魚を狙う。
しかし、ここは流れが複雑。
流れ込みから続く流心の端が小さな突起にあたり、流れ中央部へ戻るその分水流がじれったくなるほどゆっくりと枝のきわを流れている。
その手前には水中から頭を出した岩に流れが割かれ、緩流帯と急流帯を作っている。
下流からアップキャストで狙ったり、真横から、上流からと立ち位置を好き放題変えて狙うけど、釣れない。魚は捕食に夢中で、こちらの事にはお構いなしだ。
何度フライを変えたか分からない。
フライを見に来てはプイと鼻先をそらしてしまう。
明らかに食ってるものと違うのだ。
水面、空中に目を凝らしてもこれといった虫の姿は確認できません。
6月男鹿の夕刻といえば、ヒラタカゲロウを考えるけど、違う。
水面をついばむような捕食で、トビケラ類でもなさそう。
流れの至る所、足元でもライズしている。
いやー、難問だ。
仏検1級の前置詞の問題みたいじゃないか。
こげ茶のボディの小さなパラシュートを結んだ。
流れが複雑なので、長い距離フライをドリフトさせるのは無理。
ライズの横に立って、思い切り上流へラインをリーチして魚の頭のすぐ上にフライを落とす。何度目か、フライが魚の頭を通り過ぎて、駄目か、と思った時にそいつは振り返りざまに毛鉤を咥えた。
手応え十分の虹鱒でした。
ストマック取るのを忘れてリリースしてしまった。
この難しいライズの正体は何なのか、確かめてみたい。
ところが、次が釣れない。釣れたと思ったら、ストマックポンプ用意している間に逃げられた。更に苦労してもう1匹釣ってやっとライズの正体を採取。
でも、これ、なんですか。
正体が分かっても問題が解けたわけではなかった。
どんなフライを巻いて再戦すればいいのか。
宿題をもらってしまいました。
上流部のポイントへ行くと、要所要所に車が止まっています。
前週土曜日に放流があったので仕方ないね。
駐車スペースが空いていたのは、放流場所ではない所でした。
水に入らないように静かに歩いていくと、ライズがあります。
浅いプールなので、できるだけ遠くから狙う。
7Xの先に14番のピーパラ。
這うように近づいて、ライズの1メートル先にフライを落とす、つもりでキャスティング。
まあ、そんなに上手くはいかなかったけど、イワナは出てくれました。
放流ものではないきれいなニッコウイワナですが、残念ながらサイズが小さい。
川岸には25日(日)の日付の入った入漁券が落ちていたので、大きいのは誰かが持って行ってしまったのでしょう。
おじか・きぬ漁協管理の男鹿川は、河川環境が良く、澄んだ水がきれいで、フライで釣りやすくて、釣行回数が最も多いお気に入りの川です。秋田、岩手、宮城などの川に負けないポテンシャルを持っています。だけど、2015年9月の豪雨被害によって有力支流2本で釣りが出来なくなり、本流のプールは浅くなり、また被害の大きかったC&Rエリアが機能しなくなってしまったため、以前の釣果は望めなくなっています。(腕が悪い、というのもあるかもしれないけど)
漁協は河川管理、放流・増殖に力を入れていると思いますが、放流後に大勢の釣り人が集まり、すぐに良型(と言っても最大25センチくらいですが)は姿を消してしまいます。現状では持ち帰り匹数に制限はないため、釣っただけ持ち帰るというのが実情でしょうか。
漁協では15センチ以下の採捕禁止とC&Rエリア以外でもリリースを奨励していますが、1日釣りを楽しんで、釣れる数とサイズが落ちてきているのは否めません。1日の持ち帰り匹数の制限を設けるなどの新たな対策が必要なのではと思います。
以前のように、シーズンを通して通えば、尺ヤマメ、尺イワナが釣れることもある、そんな川に早く戻ってほしい。
行けども行けども、釣れてくるのは小型のみで、思わずこんなことを考えた。
もうどのポイントも入られた後だし、大型の魚を釣りたくなったので、川治へ行くことにして退渓です。
支流の涼しい木陰でランチ&シエスタ。
湯西川の道の駅で足湯を楽しみ、再度シエスタ。
夕方へ向けて体力の回復を目指します。
17時、川治のいつもの場所が空いていました。
ティペットは5X。フライは12番のEHカディスを用意した。
待っていると、見込み通りライズが始まった。
それも半端ない数のライズ。
サイズの良さそうな対岸の枝のきわの魚を狙う。
しかし、ここは流れが複雑。
流れ込みから続く流心の端が小さな突起にあたり、流れ中央部へ戻るその分水流がじれったくなるほどゆっくりと枝のきわを流れている。
その手前には水中から頭を出した岩に流れが割かれ、緩流帯と急流帯を作っている。
下流からアップキャストで狙ったり、真横から、上流からと立ち位置を好き放題変えて狙うけど、釣れない。魚は捕食に夢中で、こちらの事にはお構いなしだ。
何度フライを変えたか分からない。
フライを見に来てはプイと鼻先をそらしてしまう。
明らかに食ってるものと違うのだ。
水面、空中に目を凝らしてもこれといった虫の姿は確認できません。
6月男鹿の夕刻といえば、ヒラタカゲロウを考えるけど、違う。
水面をついばむような捕食で、トビケラ類でもなさそう。
流れの至る所、足元でもライズしている。
いやー、難問だ。
仏検1級の前置詞の問題みたいじゃないか。
こげ茶のボディの小さなパラシュートを結んだ。
流れが複雑なので、長い距離フライをドリフトさせるのは無理。
ライズの横に立って、思い切り上流へラインをリーチして魚の頭のすぐ上にフライを落とす。何度目か、フライが魚の頭を通り過ぎて、駄目か、と思った時にそいつは振り返りざまに毛鉤を咥えた。
手応え十分の虹鱒でした。
ストマック取るのを忘れてリリースしてしまった。
この難しいライズの正体は何なのか、確かめてみたい。
ところが、次が釣れない。釣れたと思ったら、ストマックポンプ用意している間に逃げられた。更に苦労してもう1匹釣ってやっとライズの正体を採取。
でも、これ、なんですか。
正体が分かっても問題が解けたわけではなかった。
どんなフライを巻いて再戦すればいいのか。
宿題をもらってしまいました。