Bonne Pêche !

フライフィッシングの釣行記録

荒雄川へ、今季最終釣行

2016-09-27 19:44:01 | フライフィッシング
9月19-20日で鳴子温泉鬼首荒雄川へ。
今季最終釣行。

3月の鬼怒川支流から始まり、5月のフランス、ジュラ県のアン川。
そして再び鬼怒川水系と荒雄川を釣り廻ったシーズンでした。

雨に苦しめられたり、渇水に悩んだり。
思いがけない幸運から良型に出会えたり。
そして、釣り場で過ごした釣友とのかけがえのない時間。

豪雨によって破壊された川。
水質汚染と変調をきたした気候により大きなダメージを受けた川。
そして、それでもフライフィッシャーの毛鉤に応えてくれる鱒たち。

年ごとに情景や出来事は変わっても、川と鱒と思いが途絶えぬ限りこの釣りを続けていこう。


今回もyama君と一緒。
ドイツ製高級車を駆っての遠征です。

オンザロックの情報で、20日で終わる役内川本流はかなり混みあっているそうな。
で、人知れぬ支流へ、とても高級車などでは入って行けないような道を突破して入渓したわけです。


7月よりは反応良し。
交互に釣って、今年最後の釣りを満喫していきます。




荒雄の本流でヤマメ。


イブニングでは前回尺越えイワナが姿を見せた場所へ。


ライズの音もない静かな時が流れ、水面はさく裂せず。
冷え冷えと秋の夕闇が色濃くなるなか、来年の再来を胸に川を後にした。

オンザロックでは横浜のI氏と同宿。
彼もまたドイツ製高級車を駆っての遠征。


外国製高級車じゃないと、オンザロックでは肩身が狭い、なんてことはもちろんありません。
TOYOTAのミニバンでも大丈夫です。

20日はオーナーの後藤さんと一緒に谷深き源流へ。
レッスン付きで夕方まで付き合ってくれました。









さて、川での鱒釣りは終了しました。
ちょっと、海釣りでも始めてみましょうか...。

鬼怒川支流のイワナ釣り

2016-09-08 18:51:10 | フライフィッシング
9月7日(水)、台風13号が迫るなか、鬼怒川水系へ釣行しました。
多分今季最後の鬼怒川水系です。

前夜に男鹿川の水位を確認すると、独鈷沢の観測所で0.6mの増水。
んー、どんな状況か行ってみないと分かりません。
とりあえず行ってから考えましょう。

途中、宇都宮で雨。ワイパーを最速にしても前が見えない。
日光市へ入ると雨は止んだけど、開進橋から見る大谷川はカフェオレカラーに猛り狂っていました。
でも、少し進んで、大渡橋から見える鬼怒川は濁ってはいるものの、近寄りがたいほどの増水ではありません。
上流部か、支流へ逃げれば釣りはできそうです。

で、鬼怒川へ左岸から合流する支流へ入ってみました。



増水も濁りも許容範囲。
入ってすぐにイワナが出ました。


鬱蒼として暗い渓のせいか、黒っぽい魚体です。
でも、後が続かず。
退渓点近くでカミさんのフライにヤマメが2回出ましたが、フッキングできず。

パラついていた雨が上がって、時々晴れ間がのぞいてきました。
上流部の支流へ移動。


山の方角がちょっと違うせいか、増水はそれほどではなく、いつも渇水気味のこの支流にはちょうどいい水量です。


ここは尺イワナの実績もあって、年に一度、雨の後を狙って入るのです。

ところがこの日は数は出るのに小型ばかり。




場違いなかわいいニジ君も出てきました。


最後にもう一度イワナ。


しっかりした足跡があったので、良型は餌師に抜かれたのでしょう。
こんな支流の魚は釣ってもそっと戻してほしいところです。

昼食&昼寝の後は男鹿の上流部へ。
濁りは酷くないけど、水量が多くて釣りはNG。
奥様のキャスティングレッスンをして終了となりました。

さて、次回は宮城の荒雄川へ。
今季最後の釣行。
尺ヤマメ釣りたい!!