狸笑庵だより。

ここ狸笑庵(りしょうあん)を訪れる
野鳥たちとのよもやまばなし。

メガネ卓袱台-1

2008-02-22 05:06:46 | Weblog
卓袱台(ちゃぶだい)=懐かしき昭和の家族。
そんなイメージは昭和30年代後半で無くなってしまいました。
日本に椅子文化が到来したためでしょうか。
4月から始まる一人暮らし用に卓袱台を作ろう。



珍しい板を目にしました。
60数本の年輪が左右にある欅(けやき)の板です。
これを天板にしてみよう。
卓袱台の構造は記憶にはありませんが
知り合いの方が家にある卓袱台の写真を数枚
送ってくれました。
実にうまく作られ、金具もクギ1本も使っていません。
この写真を参考に作ってみよう。



            

工房に来られた山形出身の方から、これは「ハンダイ」ですかと
聞かれ、いいえ「卓袱台」ですと答えてしまった。
調べてみると呼び名は沢山ありました。「茶袱台」「茶部台」
「茶舞台」「飯台」「食台」「食机」「シッポク台」……。
長崎では卓袱と書いて「しっぽく」と読むそうだ。
卓袱(ちゃぶ)の語源にはどうやら深い意味がありそうだ。

*写真提供:吉田正夫氏


受験番号4112

2008-02-17 01:25:57 | Weblog
自己流で本を参考に家具を作って来ましたが
木工の基礎がないので行き詰まってしまいました。

そうだ、学校に行こう!



埼玉県立高等技術専門校飯能分校木工科を知り受験する。
厄介な事に学科試験があります。苦手な数学と国語です。
数学の過去問題集を見た時には諦めましたが
私のテニスクラブの皆さんが根気強く教えてくれる。



試験の最中、一通のメールが届きました。
写真が添えられています。菅原道真神社のお守りでした。
もう神頼みですかね。
面接試験も終わり雪の降りしきる江戸期の町並みがそのままの
川越の街を散策する。



        

昨日、試験の結果が届きました。
恐る恐る封を切ると桜の花が満開でした。
4月8日が入学式です。