ルルドから車で一時間でピレネー最大のトゥールモース圏谷へ。
圏谷とは氷河の侵食によってできた広い椀状の谷。
羊の赤色は持ち主の目印
急斜面、急カーブをぐるぐる回って上に進む
白い花が一面に
標高2100mのからは徒歩で
ガスが立ち込めてきた
アイゼンを装着していない登山靴で小川を飛び越えて
元羊の柵の中にマルモットのねぐらに。誰かが「あっ、今動いた」。私には見えなかったけど岩の間に入って動かないみたい。
私とSさんは登頂せず「柵」のあたりでお花の観察。
6割の体力で、ここまで来れたのだから十分。
登った分は歩かないといけないし。まだ、数日あるし自分の体力を知ることも大切。
お花と雪と共存する不思議な世界
ガバルニーのホテルに到着。築100年以上の趣あるホテルでしたが、鍵の開閉に閉口。
窓の外の雪解け水の音が室内に響く
ガバルニーのホテル マルボーレ泊
アンドラから車で4時間。
聖地ルルドへ。
約150年前、マッサピエルの洞窟のそばで薪拾いをしていたベルナデットという14歳の少女の前に聖母マリアが18回も現れたとされ、聖母が洞窟の岩の下の水で顔を洗って飲むように指示されたと伝えられる。
泉の水で不治の病が治癒する奇跡が次々起こり、カトリックの巡礼地になったとされる。
教会までの沿道に土産店の立ち並んでいる。
大きなろうそく
ミサの最中でした。
私も岩壁に手を当てながら並びました。神父さんと唱えていた病をもっているらしい10代くらいの少年の表情に気を取られていたら、水が湧いている泉を通り越してしまいました(*´ρ`*)
お年寄りや車椅子で病を抱えておられる方々も多く、みんな真剣な表情でした。
テロを警戒しているのか、一見警察官と見られるきびしい顔つきの人もおり(あ、ここはフランス)厳かな雰囲気で、とてもカメラは向けられる雰囲気ではありませんでした。
遠くから洞窟の方向を
坂を上って
教会の中へ
反対側の丘にも教会?
マリア像の下の白いものは近づいてみると全部花束。
カトリックの信仰心を持つ人が訪れる場所ですね。