おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

あらたまの朝

2016年01月31日 | 歌稿



    あらたまの朝                


日も年も替わる時刻に船出する未踏の景色尋ねる旅の

花までの長き眠りを断ち破り勇躍出でよあらたまの朝

年古りて身はとりどりの色捨てど旅路のかなた見果てぬものを

かねて見し景色の続く道すがら息吹きを探し足跡記し

納まれる鳥居の中の日輪にほむらの赫き熱もらい受け

日輪はタブーかイカロス向かう先望む高みに逸りて昇れ

係累や友もいつしか籍変えて磯辺の千鳥鳴きながら行く

ふと目覚め奥の深くのまこと知る覚悟を強いて歩み促す

凍る朝サザンカの朱狭庭にもメジロ問い来て友と呼びたし

たまさかに巡る矢車出会いおり乗りえて巡ることのうれしき


歌は常に未完みたいなものです。添削推敲を重ねたいと思いつつ、
いつもいい加減な状態で完成させたつもりになっています。

良い歌をいつかは詠みたいものです。




嵐山界隈

2016年01月09日 | 京都

新しい年2016年になって初めて嵐山まで自転車で行ってみました。

松尾大社→嵯峨芸術大学→車折神社→嵐山→帰宅というコースです。

暖冬には違いないのですが、景色は冬枯れの光景が広がっています。
まず初めの「松尾大社」。秦氏創建で京都でも有数の古刹です。
私は年間で5.6度は拝観します。





庭園は久しぶりに入ってみました。
日本有数の作庭家の「重森三玲」氏の作庭。庭園面積がとても少ないとう制約の中での
作庭はひどく苦労されたのではないかと思います。
東福寺開山堂の築庭も重森氏によるものです。

次いで嵯峨芸術大学のギャラリー。
初めてコンテストに応募した写真が佳作とのことで展示されていますから、見に行きました。
力作が揃っていました。市長賞や嵯峨芸術大学賞などではなくて単なる佳作です。
受賞するもしないも巡り合わせみたいなものです。
その写真です。テーマは「木と山の写真展」です。



大学からほど近い「車折神社」まで。「くるまざき」と読みます。
この神社は5月に「三船祭」を嵐山で主催する神社です。
塔頭に「芸能神社」があり、たくさんの芸能人の名前を知ることができます。
桜もこの神社でのもの。







車折神社から嵐山を通ってみたのですが、観光客はそこそこにいるものの、良い被写体が
見つからず、結局は嵐山では1枚も撮影せず帰路につきました。
帰宅途中に撮影した画像二枚。下の画像の真ん中の山は比叡山です。





最後は1月2日に行った浜名湖の夕日の画像です。鳥居の中心に夕日が入るようには撮れませんでした。