今回はベルギーのEureka社のMINI WIRE PUZZLESシリーズである。ワイヤーとチェーンで出来た14種類の知恵の輪がある。多くは見慣れたものであるが、数個独自の珍しいものも見られる。それぞれの知恵の輪に名前は無く、番号と難易度（＊～＊＊＊）が記されている。
かなり以前にパズルショップ トリトで販売されていたものである。
かなり以前にパズルショップ トリトで販売されていたものである。
No.１（＊）
「Uリング」と呼ばれる良く知られた知恵の輪である。全体をバラバラにするのである。
解き方は本体上部の大きなリングの狭い切れ目を利用して最下部のリングを通しながら解くことである。
バラバラにするより、戻す方が難しい。
「Uリング」と呼ばれる良く知られた知恵の輪である。全体をバラバラにするのである。
解き方は本体上部の大きなリングの狭い切れ目を利用して最下部のリングを通しながら解くことである。
バラバラにするより、戻す方が難しい。
No.２（＊）
名前は知らないが、これも良く知られた知恵の輪である。黄色いチェーンを外す知恵の輪である。
解き方は本体の左部または右部に着目すると「連環」（2015-05-01良く現れる基本知恵の輪（その１２）に掲載あり）である。
一般的にチェーンは中央のバーに嵌まっているが、これは下部に嵌まっていた。何故だろう。
名前は知らないが、これも良く知られた知恵の輪である。黄色いチェーンを外す知恵の輪である。
解き方は本体の左部または右部に着目すると「連環」（2015-05-01良く現れる基本知恵の輪（その１２）に掲載あり）である。
一般的にチェーンは中央のバーに嵌まっているが、これは下部に嵌まっていた。何故だろう。
No.３（＊＊）
これも名前は知らないが、良く知られた知恵の輪に似ている。しかしバー(棒状部)の下部がリングでなく、チェーンになっている。それが珍しい。
これも解き方は本体の左部または右部に着目すると「連環」（2015-05-01良く現れる基本知恵の輪（その１２）に掲載あり）である。
一般的にはバーの部分を使うのだが、この知恵の輪はチェーンを使う。リングをチェーンに変えただけで、違った面白さの知恵の輪に生まれ変わるのは面白い。
（続く）
これも名前は知らないが、良く知られた知恵の輪に似ている。しかしバー(棒状部)の下部がリングでなく、チェーンになっている。それが珍しい。
これも解き方は本体の左部または右部に着目すると「連環」（2015-05-01良く現れる基本知恵の輪（その１２）に掲載あり）である。
一般的にはバーの部分を使うのだが、この知恵の輪はチェーンを使う。リングをチェーンに変えただけで、違った面白さの知恵の輪に生まれ変わるのは面白い。
（続く）
（７）レイニーデイ
雨傘と長靴が連なっている。それを離す知恵の輪である。長靴にリングが嵌まっているので、それを外すのだと思い込むと解けない。
写真では分かりにくいが、長靴が２重になっている。しかしくっついてはいない。そこが解くカギの部分である。
難易度は初級であろう。
傘と長靴の形と組み合わせが実に面白い。他に類を見ない知恵の輪である。
雨傘と長靴が連なっている。それを離す知恵の輪である。長靴にリングが嵌まっているので、それを外すのだと思い込むと解けない。
写真では分かりにくいが、長靴が２重になっている。しかしくっついてはいない。そこが解くカギの部分である。
難易度は初級であろう。
傘と長靴の形と組み合わせが実に面白い。他に類を見ない知恵の輪である。
（８）プラネット
円と言うより球（惑星）に近く見える本体にバー（棒）がぶら下がっている。そのバーを外す知恵の輪である。
バーの外れる出口は容易に分かるが、本体の円は水平面と垂直面が交差しているので、バーを移動する時、お互いに邪魔をする。
難易度は上級に近いかもしれない。
この知恵の輪を作った人は、立体感に優れた頭脳を持っているのだろうと、感心する。
円と言うより球（惑星）に近く見える本体にバー（棒）がぶら下がっている。そのバーを外す知恵の輪である。
バーの外れる出口は容易に分かるが、本体の円は水平面と垂直面が交差しているので、バーを移動する時、お互いに邪魔をする。
難易度は上級に近いかもしれない。
この知恵の輪を作った人は、立体感に優れた頭脳を持っているのだろうと、感心する。
（９）シェイクハンド
２人が両手で握手しているようなイメージの本体に、ぶら下がっているチェーンを外す知恵の輪である。
解き方のポイントは、チェーンを本体の中央に持ってきてから、スタートすることである。
難易度は中級であろう。
チェーンは、軟体動物のように、クニャクニャと変形してスルスルと移動する。いつも苦労して外したり、戻したりする。これもその１つである。
２人が両手で握手しているようなイメージの本体に、ぶら下がっているチェーンを外す知恵の輪である。
解き方のポイントは、チェーンを本体の中央に持ってきてから、スタートすることである。
難易度は中級であろう。
チェーンは、軟体動物のように、クニャクニャと変形してスルスルと移動する。いつも苦労して外したり、戻したりする。これもその１つである。
（１０）ＵＦＯ（ユーフォー）
小丸と大丸、小角２個と大角が立体に組み合わさりUFOのような本体に、嵌まっているチェーンを外す知恵の輪である。
解き方の原理は連環（2015-05-01良く現れる基本知恵の輪（その１２）「連環」を参照されたし。）と同じであるが、形が複雑になっているので、分かりにくい。
難易度は上級であろう。
UFOと同じく、不可思議な形をしていて、あまり見かけない珍らしい知恵の輪である。
（莞）
小丸と大丸、小角２個と大角が立体に組み合わさりUFOのような本体に、嵌まっているチェーンを外す知恵の輪である。
解き方の原理は連環（2015-05-01良く現れる基本知恵の輪（その１２）「連環」を参照されたし。）と同じであるが、形が複雑になっているので、分かりにくい。
難易度は上級であろう。
UFOと同じく、不可思議な形をしていて、あまり見かけない珍らしい知恵の輪である。
（莞）