知恵の輪の環

知恵の輪に興味ある人、うんちくを皆と語ろう!

知恵の輪(46)可能? それとも不可能?(その1)

2010-02-15 | インターネット
 マジックは楽しい。ガラスコップの中のコインが、底を突きぬけ下に落ちる。空中に持ち上げられた自動車が一瞬にして消える。人々は、有り得ないことが目の前で起こるのに、驚嘆する。しかし種も仕掛けもある。無ければそれは怪奇現象になる。
 玩具売り場をみると、多くのマジックグッズが売られている。それだけ多くの人が興味を抱き、購入していくのだろう。
 知恵の輪の中にも、「そんなもの出来る訳ないよ」と言われるようなものがある。

知恵の輪(46)可能? それとも不可能?(その2)

2010-02-15 | ゲーム
(1)矢れば出来る!・一球入魂
 「矢れば出来る!」(写真左)は五円玉に木製の矢が刺さっている。鏃(やじり)と矢羽の部分が、五円玉の穴より大きいので、絶対に抜けない。「一球入魂」(写真右)は木枠の中に鉄球が入れるものである。木枠の穴より鉄球が大きいので、普通は入らない。これらは(有)工房いるか(http://kobo-iruka.co.jp/)が販売している。
 HPを見ると、「机上で思考せず、幼時のように無我の好奇心で挑んでみよ」とあり、「答えへ導くヒント」としてクロスワードパズルがある。それを解くと、3つのワードが得られる。それらの意味するものを考え、回答を導くようになっている。手が込んでいる。しかもクロスワードパズルも、3つのワードが意味する答えも難解である。

知恵の輪(46)可能? それとも不可能?(その3)

2010-02-15 | 趣味・特技
(2)不可能物体パズル(Impossible Puzzle)
  写真は「パズる会2009」(2009.11.22~23に開催)の時に購入したものである。写真左は細工士・龍樹氏の、中央と右は箕浦喜順氏の作品である。500円玉、ルービック、鉛筆を取り出すのは不可能である。不可能物体パズルは、制作し販売しているケースが少ないので、その作品はなかなか入手しにくい。

知恵の輪(46)可能? それとも不可能?(その5)

2010-02-15 | インターネット
(4)不思議なボトル(木ネジ)
  写真は(株)東洋ガラス(http://www.toyo-glass.co.jp/index.html)の「不思議なボトル(木ネジ)」である。今は販売していない。「木ネジを外して木棒を抜くパズル」では無く、「ビンに入った木の棒をじっくりと眺めながら、どうやって入れたかを考えるパズル」である。このパズルは昔からある著名なパズルで、「パズル その全宇宙」(著者:ジェリー・スローカム ジャック・ボタマンズ、訳:芦ケ原伸之 発行所:日本テレビ放送網株式会社)に作り方が記載されている。
  
 「不可能物体パズル」に属するものは他にも沢山ある。パズル工房「葉樹林」のHP(http://www.puzzlein.com/)に代表的なものが掲載されているので、興味のある人はそれを見られたし。
(次回掲載は3月1日予定)

知恵の輪(-)マジックリング

2010-02-11 | インターネット
 アシェット・コレクション・ジャパン社(http://cart.ecv.jp)から、「パズルコレクション」が送られてきた。以前、知恵の輪(23)「知恵の輪の定義は・・・?」(2009-02-01)で紹介したが、立体パズルと思考ゲームに関する本である。今回(116号)の立体パズルは「マジックリング」である。中国知恵の輪の「指点迷津(ツゥテェンミィチン) 燈」と同じである。
 「解くには、少しばかりの巧妙さとかなりの論理力と推理力が必要です」、「障害物が何か考えながらそれを迂回する方法を考えなければなりません」、「実際に紐を動かして試してみるのは、危険です。頭の中で試行錯誤するようにしないと、後戻りが不可能な状態になってしまうかもしれません」と書かれているが、・・・。

知恵の輪(-)Trick Loop

2010-02-09 | インターネット
 キャストパズルのMobile accessoryを入手した。いろんな店を探したがなかなか見つからなかった。やっと楽天市場(http://www.rakuten.co.jp/)で見つけた。販売は(株)ノルコーポレーション(http://www.rakuten.co.jp/newton-style)である。色はGoldで、8種類ある。小さなガラスの宝石が付いてアクセントになっている。サイズは普通のキャストパズルの縮尺約1/2である。試しにENIGMAとELKを買った。知恵の輪が趣味であることを暗示するため、携帯電話に付けてみた。

知恵の輪(45)ボトルから取り出せない!(その1)

2010-02-01 | インターネット
 ボトル(Bottle)とは、丸首の液体、飲み物、穀物、調味料、薬などを入れるための容器で、ガラスや陶器で作ったものを瓶(壜)と言う。最近はプラスチックで作ったペットボトルや、アルミのボトル缶もある。
 人間は遊び上手である。空になったボトルで知恵の輪を作り、楽しむ。基本的には透明なボトルの中に入れた仕掛けを、狭くなっている丸首部分を通して抜く。「どんな方法で入れたのだろうか?」と不思議に思う。

知恵の輪(45)ボトルから取り出せない!(その2)

2010-02-01 | ゲーム
(1)ネットで入手したボトル
  時々、自作のボトル知恵の輪がネットで売られる。写真のものはネットで購入したものである。
 ①スパイラル(写真左)
 広口ボトルの中に(株)ハナヤマのキャストパズル「スパイラル」が入っている。分解してボトルに入れ、中で組み立てたものだ。組むのに工夫が要る。取り出すには分解しればよい。このパズルを作るには最適なボトルを見つけるのがポイントだろう。
 ②ボルトと紐(写真右)
 ボトルの中にボルトと、紐で吊るされたワッシャーが入っている。まずボルトを木棒から外し、次にワッシャーを取り外すパズルである。難易度は上級だろう。棒と紐、ボルト等の色のバランスが美しい。

知恵の輪(45)ボトルから取り出せない!(その3)

2010-02-01 | 趣味・特技
(2)東洋ガラスのボトルパズル
 東洋ガラス(株)(http//www.toyo-glass.co.jp/index.html)が、以前「PUZZLE CITY」の名前で、ガラスのパズル・ゲームを製作・販売していた。その内「注ぎすぎジャー」、「あんたうめ~な」、「やってみせんぺい」等の詰め物パズルを(株)ビバリー(http://www.be-en.co.jp/index.php)が引き継いで販売している。
 当時のパズルに「不思議なボトル」がある。「ボルトとナット」(写真左)と「ダブルスーパー」(写真右)。両方とも木棒のボルトとナットを外し、木棒を取り出すものである。ボトルにナットを当てて回し外すのであるが、かなり困難で、根気が要る。例え外せても、元に戻すことは一層困難である。