知恵の輪の環

知恵の輪に興味ある人、うんちくを皆と語ろう!

粒選り豆パズル(その1)

2014-03-01 | 知恵の輪
 この「粒選り豆パズル」シリーズは、仕掛屋定吉氏の作品で、トリトから販売されたパズルである。アクリル樹脂の削り出しで作られた極小のパズルである。パズルは勿論、8ページの豆本、パッケージまで、すべてが作者の手作りである。

粒選り豆パズル(その2)

2014-03-01 | パスル
(1)大阪城大手門不可能接手閂付
  不可能に見える継手を外すパズルである。大正12年(1923年)に宮大工の石浜太郎平が大阪城の大手門を修理したときに施した継手をパズルにしたものである。
  解き方は仕込まれた赤い閂(かんぬき)を操作すると外せるようになる。透明なアクリルピースを良く観察すると分かる。
  こんな継手を工夫した宮大工に敬意を表したくなる作品である。 
  難易度は初級であろう。

粒選り豆パズル(その3)

2014-03-01 | おもちゃ
(2)胎蔵界三本組木
  半透明の3本の組木の中に赤色の立方体が入っている。これをバラバラにしたり、組んだりするパズルである。  
  組まれたピースを単独に前後、左右、上下に動かしも外れない。継手を外す要領が必要である。
  3ピースとも同じ形を居ているのに組めるところがとても面白い。
  難易度は中級であろう。

粒選り豆パズル(その4)

2014-03-01 | 知恵の輪
(3)組輪「UNITY」
  赤色のピースと鏡のピースが組み合わさっている。それを外したり組んだりするパズルである。
  解き方は2つのピースの隙間が合うように、ピースを回転させることである。
  シンプルだが良く工夫されたパズルである。アクセサリーになる所も面白い。
  難易度は初級であろう。
           (次回に続く)

粒選り豆パズル(その5)

2014-03-01 | 知恵の輪
(4)有核六本組木
  半透明の6本の組木の中に赤色の立方体が入っている。これをバラバラにしたり、組んだりするパズルである。
  解き方は組まれたピースを前後、左右、上下に動かしてみると、どれかが動く。1ピースを外すのに4手かかる組み方と、5手かかる組み方がある。回答は5手であったが、購入したのは4手になっていた。元通りに組むのはかなり難しい。
  難易度は中級であろう。

粒選り豆パズル(その6)

2014-03-01 | パスル
(5)枠付三枚組木「ASTERISK」
  アスタリスク「*」形に穴が開いた黒色アクリル板に三色のピースが組み込まれている。これらをパラバラにしたり、組んだりするパズルである。
  解き方はどれか1つのピースを引くと、組木が外れる。それから組木をバラせば良い。本当は3ピースとも黒色アクリル板の中でバラしたり、組んだりするのだろう。
  なお、3枚の組木は「OCC」ではなく、「OOC」の組み合わせになっている。
  難易度は初級であろう。

粒選り豆パズル(その7)

2014-03-01 | おもちゃ
(6)籠目甚五郎格子
  左甚五郎が作ったと伝えられる「甚五郎格子」を題材にした組木である。組まれたピースをバラしたり組んだりして、パズルとして楽しむよりは、形、色合いの美しさを楽しむものであろう。
  組み方が難しい。「格子」の組み方を知らないと組めない。難易度は上級であろう。