知恵の輪の環

知恵の輪に興味ある人、うんちくを皆と語ろう!

超達人検定1級に挑戦(その1)

2011-04-15 | 知恵の輪
 (株)エポック社(http://epock.jp/)はジグソーパズルについて「ジグソーパズル達人検定」(http://tatsujinkentei.com/)を行っている。検定の級には「達人3~1級」「超達人3~1級」がある。級の区分はピースの「大きさ」「種類調整(変形率)」(定形ピース以外のピースの比率)により定められている。
 超達人1級は2016個のベリースモールピースで、両面が同じ絵柄になっている。しかも「定形のピース」(上下が凸で左右が凹)がほとんどで、その他のピースが約20個以内で、変形率が極端に低い。完成サイズは50×75cmである。絵柄による難易度は定められていなようだ。ディズニーアニメと白黒写真では難易度が大いに異なる経験があるのだが・・・。絵柄は現在6種類あり、その中から「マチュ・ピチュの歴史保護地区Ⅳペルー」を選んだ。

超達人検定1級に挑戦(その2)

2011-04-15 | 趣味・特技
 事前準備として次のものを揃えた。
  ・ジグソーパズル用パネル   ・プラスチックパック   ・ビニールホルダー
  ・クリアファイル       ・コピー用紙       ・完成写真のコピー(36×56の升目を入れる)     
  ・ポイットイット
 次にピースを分類して、プラスチックパックに入れる。通常は形と色により区分する。特に外枠になる部分については見落とさないように注意を払う。今回はピースの形による分類は、変形ピースが少ないので、外枠以外は余り意味がなかった。むしろ両面に絵柄があるので、例えば空の部分は「表が青、裏が白」と「表裏が青」「表裏が白」などに分類する。また柄や色の境目、線の繋がり、文字など特徴のあるものも別に分類する。

超達人検定1級に挑戦(その3)

2011-04-15 | 知恵の輪
 最初にパネルに外枠を組む。次に山の稜線や建物の屋根など絵柄の区切りとなるもの、花や岩など目立つ物から組み、最後に空など広くて同一色の部分を組む。
 まずコピー用紙に組もうとする部分のピースを並べる。この時、色の濃い順に左から右へ、ピースの大きさや凹凸の特徴の順に下から上へ並べる。次にビニールホルダーを左右に並べて、表と裏の同じ絵柄を組んでいく。時々クリアファイルに挟んで裏返し、裏面の絵柄が揃っているか確かめる。ある程度出来上がったら、その部分をパネルに移す。また時々升目を入れたコピー写真とポイットイット(パネルの5,10,15などの区切りに張る)で入れるピースの位置や、特徴のあるピースの置き場所を確認する。升目をパネルの面に描く人もいるようだ。

超達人検定1級に挑戦(その4)

2011-04-15 | おもちゃ
 完成するのに19日掛かった。応募葉書に購入日と指定された4個のピースの位置について「形」と「色」を記入して送ると、回答が正解ならば等級が認定される。回答期間は21日間(消印で確認)で、その期間を超えると「準級」になる。ギリギリ間に合った。
 東北関東大震災前に応募し、楽しみしていたが、返信の結果は「暫定1級」だった。1級は、例えば「2級を1回合格すること」などの、条件があったのだ。ウッカリしていた。
 早速超達人2級に挑戦することにし、10種類ある絵柄の中から、「あの娘と待ち合わせ」を購入した。

超達人検定1級に挑戦(その5)

2011-04-15 | ゲーム
 超達人2級の課題は、2016ベリースモールピース、片面、完成サイズは50×75cmである。当然1級よりも簡単だし、色調が鮮やかだったので、5日間で組み上げることが出来た。応募葉書に4個のピースの形と色を記入して送った。
 2週間ほどして「超達人2級認定証」は送られてきた。しかし「超達人1級認定証」は送られてこなかった。
 「ジグソーパズル達人検定委員会」に電話を掛けて督促したら、後日「管理コンピューターに、何らかの理由でチェック漏れがあったと思われます。あらためて作業チェック体制を見直したい」との詫び状とともに、「超達人1級認定証」が送られてきた。同封されたパンフレットに「各級を3回合格するとグランドスラマーに認定され、称号入りの認定証と認定バッジ授与」とあった。さて、挑戦しようかな~、どうしようかな~?

解けない知恵の輪(その1)

2011-04-01 | ゲーム
 2011年2月15日のブログに、W.B.B.さんから「とれない知恵の輪について一章もうけて下さいませんか」とのコメントを頂いたので、取り上げてみた。
 知恵の輪の定義は広辞苑には「玩具の一種。種々の形の輪を工夫してつなぎ合わせたり、抜き放ったりさせるようにしたもの」とあり、とれない知恵の輪は知恵の輪ではない。と、言ってしまえば身も蓋もない。少々考察してみた。

解けない知恵の輪(その2)

2011-04-01 | 趣味・特技
(1)比較型
  見た目には類似しているが、実は一方は解けるが他方は解けない知恵の輪がある。一種の「騙し」である。相違点を見つけることが難しい物ほど「面白い知恵の輪」になる。
  この型の代表的な例は「NAIL MAGIC」(写真左)だろう。右巻きと右巻き、または左巻きと左巻きの組み合わせは解けるが、右巻きと左巻きの組み合わせは解けない。一見見分けが付きにくい。
  「8の字パズル」(写真中央)もこの型に入る。こちらの違いは容易に分かるが、解き方がやや難しいので、どちらが解ける方か解けない方か見分けが付きにくい。
  岸下順一氏が考案した「カヌーパズル」(写真右)も面白い。2つの輪の一方を捻る(写真下の方)と解けなくなる。

解けない知恵の輪(その3)

2011-04-01 | おもちゃ
(2)難解型
  解けそうに無いと思えるが、知恵の輪は知恵と工夫と根気で解ける。難しいものほど「高度な知恵の輪」である。しかし、パズル等が苦手な人にはなかなか解けない。このような知恵の輪は「解けない知恵の輪」と言えるだろう。そして人によって「解けない知恵の輪」の範囲は多くも少なくもなる。
  この型の代表的な例は「九連環」だろう。江戸時代の発明家 平賀源内のような知恵者でないと解けない。「五連環」(写真上)ならまだしも、「九連環」(写真下)になると普通の人は回答が入手出来でもなかなか解く気にもならないだろう。まして「10連環」「20連環」となると最早知恵の輪ではなく、「苦行の輪」だろう。

解けない知恵の輪(その4)

2011-04-01 | 知恵の輪
(3)解明型
  一般的な知恵の輪は「外す」「戻す」を楽しむが、この知恵の輪はどうやって作ったかを「解明する知恵の輪」である。「外す」ことはその「破壊」になる。「解ける知恵の輪」の対極である。有名なパズルの分類の「不可能物体パズル(Impossible puzzle)」に相当するものであろう。
  この型の代表的な例は「不思議な古銭」(写真中央)だろう。説明書に「矢を外すことはできません」と書いてある。鏃と矢羽が細いものは外すことが出来るが、写真のように太いと外せない。
  「魔法の輪 一輪挿」(写真左)や「ビンのパズル」(写真右)も解明型に入るだろう。ただ「魔法の輪 一輪挿」の方は竹のシナリを利用して外すことが出来る。
  前文(その1)の写真の「木の輪3連ネックレス」は完全な「解明型知恵の輪」である。最近パズラボ(http://puzzlab.com/)から購入したが、どうやって作ったか全く分らない。

 皆さんはどのように考えられますか?

BB-mini TRIO(その1)

2011-03-15 | ゲーム
 PUZZLE of MINE*WEVE-SHOP(http://puzzle-of-mine.open365.jp/)から「BB-mini TRIO-1」と「BB-mini TRIO-1」を買った。それぞれ、アクリル製のミニ・ボード・バー(板状ピース組木)が3種セットになっている。
それぞれの組木はアクリル板をアルファベットの「C」「E」「G」に似た形に切ったピースを6個または8個組み合わさった構造になっている。組木の大きさは約22mm×12mm×3mmである。どれもカラフルである。キーホオルダ等に取り付けて、持ち歩ける。
 チェーンを通すとピースがスライドしたり、バラケないように工夫されている。実に優れた考案である。(詳細は作者のブログ「PUZZLR of MINI」(http://puzzle-of-mine.at.webry.info/  2010/11/12)をご覧いただきたい。)
 写真はBB-mini TRIO-1