舛添知事辞任

舛添さん辞めちゃったですね。
静観モードだった自公までもが、選挙が近いせいか
最後は総攻撃モードでした。

文春に目をつけられた時点でもうアウトですね。
ベッキーの時も思いましたが、やったことに対する
社会的制裁が数十倍になってしまうのが最近の風潮のようです。

ホント最後はチャイナ服だの蕎麦の本だの数万円・数千円の
どーでもいい話を真剣に報道してたし、
「どうやったら辞めてくれますか」などと質問する記者もいました。
舛添さんいわく、子供にも記者がつきまっとていたそうです。

完全にイジメの縮図ですね。子供の世界でも、勉強・運動ができて
人格的に優れた子供がいじめられることはまずありません。
ちょっと根暗だったり、ＫＹだったりする子が
「あんなやつはいじめられても当然だ」といった雰囲気で
過剰な攻撃対象になったりするものです。
いじめてる本人もさほどの罪悪感はなかったりします。
が、当然ながらこれは誤りです。

報道されたらどうするか。
企業の不祥事の危機管理対策と同様に
ウソをつかない
言い訳をしない（言いたいことは山ほどあるかもしれませんが）
潔く謝罪をする
といったことが大切だと思われます。
ベッキー、舛添さんは初期の対応を誤ったばかりに傷が深くなった
気がします。

それにしても非許容というか集団ヒステリーというか実にいやな時勢ですね。
誰が悪いんだろう。やっぱりよってたかって袋叩きにするマスコミかな。
前から思ってましたが、記者会見でつまらない質問をする記者が多すぎる。
ＴＶの場合は質問者の会社と名前を自己紹介させて
顔を映しながら質問させるべきではないでしょうか。
今のままだと観てる側からはＳＮＳの匿名書き込みと大差ない状態です。
舛添都政に対して真剣な検証をしたマスコミは皆無だったように思いますし、
これをやることで少しはましな風潮になるのではないでしょうか。

ところで次の都知事は誰になるんだろう。
叩いてホコリの出ない人なんかいるのかなあ。
蓮舫？それだけは勘弁してほしい。