瀧川鯉橋~七転び 八起きの末の ホンダラダ~

落語、ゑびすビール、旨い米・塩味噌醤油・雑草、シナモン。ブログ内の文章写真禁無断転載でお願い致します。

明日、日本橋亭です。

2023年12月20日 | Weblog
 12月だからこれくらいの寒さは当たり前なんでしょうが、ようやく暮れらしくなってきましたねー。

 さて、明日21(木)は日本橋亭。建て替えのため今年いっぱいまでの営業で、来年からしばらく休館になります。
 私にしてみれば入門当時からあった寄席なので休館は寂しいです。
 前座だった頃、先の文治師匠が主任でヒザは桧山さくら師匠、という興行がありまして、たしかその時楽屋にいた遊之介師匠からだったと記憶していますが「さくら師匠は、途中で必ず膝に置いている滑り止めのゴム布のようなものを落とすから、それをソデからちゃんと見ていて、スススっと出て行って、それを拾ってうやうやしく渡すんだぞ」とのアドバイス。私はその通りやりまして、さくら師匠が「この子、親類でも何でもないんですよ」。これでお客席から和やかな笑いが起きた、という懐かしい思い出があります。
 永六輔さんに特別ゲストでご出演いただき、師匠とまねき猫ねえさんとで、トークショーをやらせてもらったこともありました。今の文治師匠の肝いりの「さなぎの会」や、亡き小蝠兄さんと一緒にやっていた勉強会「たなおろしの会」もこちらが会場でした。
 そんな思い出深い日本橋亭での「鯉橋の会」も、とりあえずではありますが最終回。あ、今回掛ける「文七元結」を、教えてくださった金遊師匠と前・後編でリレー落語でやらせてもらったのもここでした。
 いまのところ20数名の方からご予約を頂いております。皆様のご来場をお待ちしております。
 ※日本橋亭は現在スリッパの貸出しがありませんので、マイスリッパをお持ちになるか、厚手の靴下でのお越しをお勧めいたします。

《鯉橋、今後の主な出演予定》 
すべてのお問合せは、rik_yoh_taki@taupe.plala.or.jp(鯉橋メール)からも承ります。
落語芸術協会hpの鯉橋プロフィール・出演予定へのリンク

12/21(木)お江戸日本橋亭「鯉橋の会in日本橋亭vol.18」~とりあえず最終回~
時 間:午后6時~8時半ごろ
木戸銭:2000円(前売・予約1500円)
出 演:花金、鯉橋-お仲入り-鯉橋「文七元結(前)」、うめ吉、鯉橋「同(後)」
会 場:お江戸日本橋亭(三越前)
お問合せ:rik_yoh_taki@taupe.plala.or.jp(鯉橋メール)または03-5909-3080(芸協)

12/21(木)、24(日)、25(月)浅草演芸ホール・昼の部
時 間:正午~4時半 ※鯉橋は午后1時ごろの出演
主 任:古今亭今輔 ほかに寿輔、鯉昇、柳橋など出演。
お問合せ:03‐3841-6545(浅草演芸ホール)

12/26(火)「七人の侍~流浪の落語勉強会~」
時 間:午后1時~3時半ごろ   木戸銭:1500円
出 演:鯉朝、枝太郎、楽生、鯉橋、鳳志
会 場:お江戸日本橋亭(三越前)

2024年
1/15(月)グリーンホール八起寄席
時 間:午后6時半~8時45分ごろ
木戸銭:2300円(前売2000円) ※初席特別価格
     65才以上1800円(前売1500円)など各種割引有り ※要お問合せ
出 演:文菊、兼好、鯉橋、談修
会 場:相模女子大学グリーンホール(相模大野)
お問合せ:042-749-2200(相模女子大学グリーンホール)

1/16(火)「七人の侍~流浪の落語勉強会~」 ※この回から両国亭で開催
時 間:午后1時~3時半ごろ   木戸銭:1500円
出 演:鯉朝、枝太郎、楽生、鯉橋、鳳志
会 場:お江戸両国亭(両国)

1/28(日)梶原いろは亭「なかよしおじさんズ」
時 間:午后1時~3時ごろ 木戸銭:2500円
出 演:鯉橋、小助六、夢丸
会 場:梶原いろは亭(北区上中里3-1-4)
お問合せ: 03-6322-1622
 
 
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