2月4日(土)快晴の中、樹氷を期待して綿向山をめざした。1月の23日から4日間、休みなく降り続いた雪は東近江地方に記録的な積雪をもたらした。湖北の長浜あたりよりも多い。
若狭湾から吹き込む雪雲は、湖西の山々を超え、びわ湖を隔てた湖東地方吹き込む。その流れによって湖北・長浜よりも積雪量が多くなることが度々ある。原発事故時の放射能汚染も、この流れに乗ってもたらされる可能性が極めて大きい。
綿向山周辺も残雪が多く残っており、いつもの登山者駐車場も満車。周囲の町道や県道にまで百台近くの登山者のマイカーが溢れていた。
9時30分、県道脇に車を止めて登山開始。7合目の「行者のコバ」あたりから樹氷があらわれ期待の頂上は登山者でにぎわっていた。頂上からは正面に雪をかぶった雨乞岳、鎌ヶ岳、北には霊仙や伊吹山が、さらに飛騨の御嶽や乗鞍が薄らと望めた。
頂上で簡単に昼食を済ませ、イハイガ・雨乞岳へと続く尾根道を暫く辿った。尾根は例年になく大きな雪庇が張り出し「冬山」の気分を味わえた。この稜線からは、雪景色東近江市、近江八幡市街、さらに琵琶湖や比良山が一望できた。樹氷と雪景色を満喫できる登山となった。
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5合目小屋から日野の町
7合目あたりから期待の樹氷が
頂上直下の樹氷のトンネル
綿向山頂上からの賑わいと展望
頂上は、多くに登山者で混雑。快晴の中で展望は素晴らしい。正面には雨乞岳、槍のように尖った鎌ヶ岳、さらに、この日は乗鞍や御嶽まで展望。
イハイガ 雨乞岳への尾根道は雪庇が現れ冬山の様相
雨乞岳への尾根道は雪庇が現れ冬山の様相、この尾根からは東近江、近江八幡の市街やびわ湖、比良山を一望できた。
尾根道には雪庇が生まれ、よく見ると雪崩の跡が