好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

料理は人の心を癒す。

2017-02-13 | 物語全般
映画『恋妻家宮本』を劇場へ見に行く。

重松清氏の『ファミレス』を元に作られた作品との事。
友人に薦められ、連れ立って見に行った。

架空の作中で、実在の商品名(デニーズやau)を
堂々と出すようになった事に、今の時世を感じた。
……としみじみしてたら、見終わってから別の友人が、
「あれってガストでしたっけ」言ってきて絶句。
ああもあからさまに何度も示しても気づけない人がいるのが今時なのか。
本格ミステリが流行らないわけだ……。

閑話休題(それはさておき)。
ストーリーの主軸は、互いの疑心暗鬼から生じる夫婦の不仲。
それから、教師である夫の、男子生徒の家族問題。
それらを動かすのはどちらも、夫が得意とする料理。
出てくるメニューは確かに作りやすそうで、味も想像しやすい。
そう、日常生活を送るには、食事が何より大切だ。
私のこの考えは、いつか別の機会に書くかもしれない。

最後のスタッフロールには驚かされた。
カメラの長回しによる、キャラ全員の合唱。
誰もが上手くないとこういう手法は取れない。
いい作品見れました。

それでは。また次回。