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常念山脈を縦走してきた その1 1日目 中房温泉~燕山荘

2019-09-05 17:45:46 | ハイキング・登山

台風接近により途中での下山を余儀なくされた鳳凰三山遠征から10日。
山岳部の常念山脈縦走に参加してきました。
期間は2019年8月4日~9日、行程はこんな感じ。

 1日目:新宿駅からあずさ3号で穂高、乗り合いタクシーで中房温泉まで行き、合戦尾根を登って燕山荘まで
 2日目:燕山荘から燕岳往復ののち、大天井岳と経由して常念小屋まで
 3日目:常念小屋から常念岳、蝶槍を経由して蝶ヶ岳ヒュッテまで
 4日目:蝶ヶ岳ヒュッテから長塀尾根を下り、徳沢まで
 5日目:徳沢から上高地へ歩き、バスで新島々、松本電鉄で松本と移動し、あずさで帰京



本来は4日目に徳沢へ下りた後に上高地まで歩いてしまい、さっさと帰ることもできるんですが、
顧問の先生が「徳沢は良いところだから一泊しよう」と言ったためにこういうスケジュールになったそう。

ともあれ、自分史上最長の4泊5日の縦走のスタートです。









新宿駅7時半発のあずさ3号は、穂高駅到着が10時45分。
そこから登山口のある中房温泉には、車で1時間ほどかかります。
なので、朝一で東京を出ると登山開始は12時くらいになってしまうんですね。
おかげでかなり気温の上がった中で登り始めることになります。



登山口は1462m。
ここから2700mまで一気に登る合戦尾根は、北アルプス三大急登のひとつです。
残る2つはブナ立尾根(烏帽子岳)、早月尾根(剱岳)だとか。
うーん、この2つには行かない気がする……



スタートからひたすら登りが続きます。
初めは30分くらいの間隔でベンチがあるので、これを目安にペース配分するとよいでしょう。



傾斜がきついというか、ひたすら登りしかないのがきつい感じ。
3時間強登ると、ちょっと緩やかなところに出ます。



合戦小屋まで10分の看板が見えたら、もうひと頑張り。
この写真は15mm F1.7で撮りました。
山登りでも色気のある写真が撮れますね、このレンズ。



合戦小屋に到着。
小屋とあるものの、宿泊はできません。



合戦小屋といえばスイカです。ひと切れ500円。
疲れた体に自然な甘さが染みわたります。
ただ、食べ終えたあとべたべたになった手をどうするかという問題点があったり。
家なら水道で洗うだけなんですが、山の中ではそうもいかず。
なので合戦尾根を歩くなら、おしぼりは必ず持っていきましょう。



スイカで水分とやる気を補ったら、燕山荘を目指して再び登ります。



合戦小屋から燕山荘までは1時間強の道のり。
足元が岩場になってきたら、ゴールはもうすぐです。



登山口から4時間50分で燕山荘に到着です。



燕岳の方を見ると、あらら、ガスってますね。
山頂へ向かうのは、次の日に持ち越しです。
夕飯の時刻まで少しあるので、燕山荘の周りを散策していました。



燕山荘の周りは、風化した花崗岩でできた砂地になっています。
ということは……



やはりコマクサが生えていました。



しかも結構な群落です。
こんなにまとまってコマクサが生えているのは初めて見ました。



燕山荘の夕飯。
ハンバーグに魚もついていて、おかずが豪華。



さらに筑前煮までついてくるとは、思いもしませんでした。



夕飯後は喫茶室サンルームへ。



これは山小屋なんだろうか?
そう思いたくなるような、素敵空間が広がっていました。
さすが燕山荘としか言いようがありません。
今まで中央・南アルプスと八ヶ岳の山小屋にしか泊ったことがなかったので、
なんだかカルチャーショックを受けてしまいました。




初日の行程とタイムスタンプがこちら。



12時半に登山開始し、17時20分燕山荘到着でした。








2日目は燕岳往復ののち、大天井岳、東天井岳を経て常念小屋まで進みます。
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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2019-09-21 17:17:16
地図上へのルートの描画はどうやってるんですか?なにかソフト使ってますか?
Unknown (remmaya)
2019-09-23 00:22:56
地図上のルートはむかーし買ったAdobeのIllustratorで、ベジェ曲線で描いています。
高価なソフトですが、他のソフトではできないことが色々できるのは確かです。