Do you climb?

山とキノコとたまにネコ。

2015.10.24 杖立峠から梶ヶ森へ

2015年10月25日 | 梶ヶ森


杖立山に行くたびに、梶ヶ森へと続く山並みが気になっていた
縦走できるらしい・・・。

でも、ピストンはイヤだしクルマ2台でデポも大げさな気がする
自転車ならどうだー?コースはー?周回できるー? という事で。




* 杖立山 和田コース登山口への案内板 *
林道大杉大田口線の和田集落にある 目印は送電鉄塔











ノコンギク











送電鉄塔は杖立峠まで連なっているのでこれを目印にすれば
和田コース入り口は見つけやすい











この案内板は和田コース登山口まで各所に設置されてたと思う











キッコウハグマ










コウヤボウキ











里山の風景を眺めつつのんびり歩く










分岐に到着
「→杖立山へ」 に進むと和田登山口へ
和田登山口までの林道はかなりダートで
大き目のでこぼこがあるので4WDでないとキツイ
今回は「←船石・恵比寿の滝経由杖立山」へ ススむ
路面状況が不明なのと帰りの自転車走行を考えててくてく歩くことにした。

















リンドウ










セイタカアワダチソウとススキの向こうに梶ヶ森が見える
セイタカアワダチソウって4~5年前くらいはあちこち繁茂していたけれど
このところ勢力が衰えているような気がするアレロパシー効果かなぁ?








舗装路から未舗装路へ
横には電気柵が・・・昼間は切っているよね?










稲刈りに勤しんでいる方々がちいさく写っている











* だらだら歩いて1時間地点 *
林道の状態はとても良くて普通車でも大丈夫な感じココまでは進める
ココから先は崩れて道幅が狭くなっていて落石が多くなった。

もし周回をするなら、高低差も考慮して
ココに自転車をデポしておいて、梶ヶ森→杖立山の順がイイと思う。








きれいな沢水






















どんどんあるいて、「道が間違ってなかった」と標識があって安心する











この先が地理院地図に載っている林道終点地点











地図では右上にカーブしてその先で終わっている
そのまま真っ直ぐが点線の登山道のはずだけど
しばらくはしっかりとした林道だった






















「密漁者は通報を!」の看板から登山道らしくなった。
入漁券をちゃーんと買ってから釣ってくださいねー!











道はあるけれど道はない
滑らないように気を付けて











どこかで登山道を外れたみたいで
林業作業道を突き進んでいた・・・
杖立山は作業道があちこちに入り組んでいてややこしい。
そしていつも惑わされてしまう
GPSで確認しつつ登山道へ復帰を目指す







しばらく沢沿いに渡渉を繰り返し進む










沢がそそり立ってきて先へ進めなくなったので尾根に這い上がる










杉枝でふっかふかな登山道へ復帰
どこで外れたのかなぁ・・・。










渡渉して対岸へ










二週間ぶりに訪れたマルバノキ群生地
ほぼ落葉してしまっていて少しだけ葉が残っていた










ここを登りきると











杖立峠に到着
「恵比寿の滝」とやらがどこにあるのか分からなかった
きっと登山道を外れてた時に見逃したのかもしれない









赤くてうつくしいガマズミの果実と鉄塔











鉄塔の方へ










あると見上げて写しちゃうよね











* 梶ヶ森縦走路へ *

杖立峠から北川コースへ下った所にある鉄塔からの縦走コースが
紹介されているけど、ここからも行ける。




















コンパスが落ちてた。
お心当たりの方は「メッセージを送る」から
連絡してくだされば普通郵便で送りますよ。

手に持っているのはストックを忘れたので現地調達した「ひのきのぼう」
と、二度となくしたくないカメラのレンズキャップ








もっとすんごい薮を覚悟してたんだけど?
拍子抜けした。
ピンクテープもある歩きやすい縦走路











原っぱに出た











あれが舟形岩かな?

梶ヶ森は鹿の食害が顕著で数年前からネットとか張られている
この辺りの笹も先っぽが無く枯れ気味
剣山系から追い出された鹿が吉野川を渡ってきたら・・・と思うとちょっと怖い
吉野川が石鎚山系の最後の砦的な存在だろうな。









なんかの綿毛はあちこちにあった ナンダロウ?ハンカイソウ?











樹林帯へ




















落葉でふっかふかな道











巨石もあるよ











再び広い原っぱへ出た
どうやら地図にある林道に出た模様










出た所で振り返ると古びた標識があった
何が書かれていたのか判別不明・・・
柱の部分に「関徳嘉以外立入禁止」てあるのは気が付かなかった
もしかして私有地?関さん申し訳ない通りました。








林道を進む










さっき見えていた舟形岩らしき場所に到着










杖立山方向 いい眺めー だけど同定はできてない











紅葉もそろそろ見納めでしょうか











先へ




















林道が先で土砂に埋もれてるー?











よじ登ったらまた林道だった
今まで歩いていた林道は廃道になっている訳ね











林道てくてく










この辺から登山道に復帰できるはず(地理院地図地図参照してください)
と思ってガサガサ入って行くけれど、道が無い











時間が押しているので登山道捜索を諦めて再び林道へ











しばらく林道を進んで、また尾根への道があったのでリトライ!











アンテナ-











このまま梶ヶ森へと進めるかなぁ?












再びロスト・・・笹薮なら突っ込めるけど
灌木は傷だらけの流血な惨事になるので、諦める










ぐぬぬ











また林道へおりててくてくあるく











あー梶ヶ森山頂だー(無感動)











車道にでた











車道歩き










キャンパーがいた ピーカーだー
なんでか4トン平積トラックがいたけど・・・それでキャンプに来られたのか?











登山道へ










梶ヶ森【かじがもり】到着 (達成感無)
一等三角点:大兀森【おおごちもり】 1399.6m
れいほくネイチャーハントガイドブック No.1
分県ガイド高知 No.24































三嶺から梶ヶ森のアンテナ群が見えるのでコチラからも見えるはず
この日はかすんでてよく分からなかった











帽子を被っている虚空蔵菩薩の横を抜けて










大田口登山道へ











イイ感じの森










いいわー










けっこう急斜面で一気に下りてきた
途中で落葉に埋もれて分からなかった
枯れ落ちた幹を踏んずけ滑り、しりもちついてしまったー。
んで、おけつに栗のイガがささったー(y゜益゜;)yいででー!











ふかふか。











ざれざれの急斜面
石立山の竜頭谷みたいな感じだけど
手がかりになる木が生えている分ましかな。
でも、やっぱりずりずり下って行く


このあとだんだん暗くなるー

下って下ってー






無事に大田口コースの林道大杉大田口線へ下山
デポっておいた自転車でクルマを停めてある和田まで戻り
久々の暗闇探検隊、無事に下山 おつかれさまでした。





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かつてあったはずの縦走路は灌木の薮になっていて強行突破は難しい
すぐ横に林道があるので、登山道を探しつつ突破するのも空しい
杖立峠から舟形岩手前までの登山道はとても快適だった。
後半の林道歩きも覚悟の上の縦走だったならじゅうぶん楽しいと思う。
大田口への下山はざれざれでちょっとキケンなので
やっぱり逆回りの方が高低差も鑑みておススメです。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
?の綿毛の花 (流れ星)
2015-11-24 21:35:42
初めまして・・
ハードな歩きを楽しまれていますね
軟弱な歩きをしているので読むだけで楽しいです。
綿毛のキク科の花・・ひょっとしてですがマルバダケブキ。フキのような大きな葉ではないでしょうか?
流れ星さま (bisco)
2015-11-25 19:59:31
初めまして。
綿毛の花、ブログには載せていない他の写真も確認してみましたが
どれも葉が枯れてしなしなでよく分かりませんでした:;
「マルバダケブキ」なら絶滅危惧種?!
あたり一面に綿毛たちが群生していましたので、花の季節に見に行けば圧巻でしょうネ!
来年、確認できればと思います。
コメントをありがとうございました^^
分布 (流れ星)
2015-11-25 20:38:00
この周辺に分布していることを知っているのと、鹿がたべないので残っているのではと思っています。もし、来年開花期に確認できれば経度・緯度などをふくめお知らせくださるとありがたいです。花遊び・山遊びのHPにメール先あります。植物園に連絡したいとおもいますのでご協力いただけたら嬉しいです。

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