土佐街道の続きを辿る
先日歩いたのは堂の本～国見峠
領石まで辿ってみるゲンキは無かったので今回は穴内から権若峠を経て釣瓶まで。
堂の本～穴内の間は穴内ダム湖があるので割愛
穴内ダム湖沿いの道を赤荒谷橋から両国橋の方へと辿って両国橋を渡った先で
左手に折れて林道へと入りしばらくすると権若峠登り口の標識があった。
少しは整備されているのかな？ブロックを積んだ階段が見えた。
道は沢沿いを辿るようについているけれど
倒木やらザレていたり杉の葉に隠れた浮石がゴロゴロしていて歩き難い。
春のかわいいぐるぐるさんたち。
しばらく沢沿いを緩やかに登って行くと道標があった。
左方向へと導かれていてそちらを確認すると植林の斜面で道があるようには見えない。
矢印の反対方向を見てみると「土佐街道」の標識が見えた。
どうやら権若峠から下って来た用の道標のようで穴内から辿ってくると矢印が逆に見えるみたい。
沢沿いを辿れば良いようなんだけれど、さっきの道標からほんの少し進むと
朽ちかけた倒木の溜り場に行き当たり進むべき道がよく分からない。
まだ草木が茂ってないのでマシだったけどもっと青々としてくると分かり辛いだろうなぁ。
何本も入り乱れるように積み重なった杉の倒木は苔むしていて
腐りかけで足を掛けるとモロモロと崩れていく。
杉葉も降り積もっているので注意しないと隙間に足がハマり込んでつんのめってしまう。
どうにか倒木の溜り場を乗り越えると薄く踏み跡が見えた。
足元にヨゴレネコノメ？を見つつ倒木を潜ると少し見通しが良くなった
沢が小さくなって水が無くなる辺りになると左手に折れて続いていて道もはっきりとしてきた。
立派な岩が見えたので登ってみようかな？と思ったけれど
木が生えていて展望も得られそうにないのでそのまま先へ
この大岩は鶏岩というらしい。
ヘクソカズラの実とクロモジの花
鶏岩を過ぎると道は格段に歩きやすくなり途中で今は使われていない作業道を横切ったりした
少しスズタケをガサガサして先へ進むと向こう側が開けて明るくなって
権若峠に到着！
広く刈り払われてスッキリとした権若峠からは高知市が一望できた
参勤交代北山道 立派な石碑もあった。
しばらく景色を楽しみながら休憩して権若峠から南へと下った釣瓶へと向かう
タラの芽とタチツボスミレ
権若峠から釣瓶への道はとても良く整備されていて遊歩道のようだった。
ヤブツバキ
深く掘れ込んで両サイドは苔
どんどん下って行くと権若峠から１ｋｍ来たみたい。
何かの樹の花や青マムシグサを眺めつつ先へ
広場のような場所にはベンチが設置されていて
かつての参勤交代時にはここで休憩したみたい。
とてもたくさんの花芽のついたフデリンドウかな？これが全部咲いたらすごいだろうな。
鮮やかに咲いたオンツツジ
何だかわからない花
どんどん下って釣瓶に到着
釣瓶登山口
タチツボスミレやムラサキケマン小さいセントウソウにシハイスミレ
さて登り返して帰りましょ。
距離 ６.２ｋｍ 沿面距離 ６.３ｋｍ 時間 ３：４３
累積標高差 ＋ ６０４ｍ / － ６１８ｍ
ＧＰＳログ クリックで拡大
穴内登り口１２：３６ ～ 倒木溜り場１２：４４ ～ 鶏岩 １２：５６～ 権若峠１３：０５ ～ 中休場１３：５２ ～ 釣瓶１４：２１
釣瓶発１４：４４ ～ 権若峠１５：４６ ～ 穴内登り口１６：１１
土佐街道と土佐北街道、さて次は国見峠から立川までかな・・・？
