Do you climb?

山とキノコとたまにネコ。

2016.12.18 神賀山 1071.2m ~ 中都山 1439m * 高知県香美市

2016年12月21日 | 番外編




国道195号線から猪野々地区への案内板に従い
新神賀橋を渡って物部川の対岸へ 道なりに進んで
要所にある轟の滝・神賀神社の案内板を頼りに神賀林道へ
この道で合っているのか不安になった頃「神賀神社」の看板に安心する

れいほくネイチャーハントガイドブックには猪野々地区の方が
11月のお祭りの前に神賀神社から奥神賀様へと続く道の草刈を行うと
記載されていますが、さてどうでしょう?
そもそも、れいほくネイチャーハントガイドブックの発行が
今から16年も前なので状況が変わっているかもしれない。



神賀神社





  

狛犬って犬じゃなくて日本独自の想像上の霊獣なんだって。
左が阿像の獅子で右が吽像の狛犬という事らしいけれど
今では残念なことに両者合わせて狛犬と呼ばれている。








そしてこれはカメ?!産卵中のウミガメぽいっ?










ちょっと回り込んでみると、鳥さんだったー!









  

灯篭の上部にも鳥











奥の鳥居の前にも両脇に鳥さんが鎮座していた











神賀神社の横に伸びる林道を進む
クルマは神社横の林道の広くなっている所に
邪魔にならないように停めさせてもらった。
トイレもあった。
この辺りはキレイに刈りこまれている










大ボシ山から伸びる鉄塔が右手にありちょっと広くなっているので
この辺りに駐車してもいいかもしれない。












鉄塔を過ぎてしばらくすると道幅は狭くなり登山道らしくなる










馬酔木の枝が張り出してきているけれど道はハッキリしている










境界杭に「桧岩 → 50m」の文字











大体50mくらい進んだかな?辺りにあった大岩
これがさっきの境界杭に書かれていた桧石かな?










白骨樹もちらほら 天気が良くて青空に映える










ツガの緑にサルトリイバラの赤い実がクリスマスカラーでステキ。










両サイドのスズタケは鹿に喰われたのか枯れている










これはツゲの木かな?こっちもいいねー!











割とすぐに神賀山に到着










三等三角点 神ヶ山 【 じんがやま 】 1071.2m











プラ段製の山頂標識有










山頂は狭く展望もないのですぐに中都山へと向かう





















これはソヨゴかな?











大ボシ山を眺めつつ歩いていく










立派な根











道はほぼ尾根の西側についているけれど
ときどき東側にでると雪が積もっていてひんやりして気持ちいい











とても大きなツガサルノコシカケ
40cm×60cmはあったと思う











再び尾根にのって











うしろを振り返る











ズームすると出発地点が見えた











そしてスズタケの小路に突入
足元にはしっかり道がついているのですこし屈めば支障はない








  

また境界杭に文字 「ワスレ石」
近くまで行って上に登ってみようかな?と思ったけれど
なんだか大切な何かを忘れてしまいそうな気がしてやめた。
最近、物忘れがひどいというか集中力が持続しないっていうか・・・。








尾根には立派なツガ




















道はスズタケ小路だったり、また開けたりを繰り返す










大きな倒木があったりしてちょっとアスレチックもあったり










地理院地図を眺めていた時は
ずっと登りが続くんだろうなと思っていたけど
所々わずかながら下りもあったり









そしてまたスズタケ小路になったり











ウグイスの巣が落ちていた










顔のあたりにスズタケの葉が茂っているので
しゃがんで進む
しゃがむとかき分けないで良いので楽










また開けて動物の足跡が残る雪面











隊長が「シカやな」と言うけれど?
イノシシじゃないかなぁ?










クチベニタケはすっかり胞子を飛ばした後。











ニガクリタケ










植林帯に変わって










ブナの尾根になる











ウサギの足跡
ウサギはニンゲンが跳び箱を飛ぶように
前足を先に着いてから、後ろ足がそれより前に着地する












とりあえずあのピークの向こうが中都山











ブナに宿り木
実が熟すと淡い透明感のある黄色に色付くけれど
まれに橙色になるアカミヤドリギというのもあるらしく
いつかそれが見てみたい。








振り返ると大栃が見えた










ズーム いつものことながらレンズにゴミが着いてるよ
薮を漕ぐ時はレンズキャップをいつの間にか落としている事があって
探しに戻るのも大変なので、外してポケットにしまうと
ゴミやホコリがまみれてしまう。っていうか拭けよ!てね。









岩がごろっとした急斜面は左手に巻くように道があったけれど
倒木で塞がれていたのでくぐるのもザックがひっかかるし
めんどうなので、強引によじ登る








見覚えのある大岩が見えた











お地蔵様がいらっしゃったのは前回は気がつかなかった











大岩を過ぎればとても歩きやすく
雰囲気の良い尾根道になる




















ヒラタケを見ると冬だなぁと思う











ちいさくアップダウン










立派なブナたち











ささやかな植林帯を抜けて








シカたちに食べられてすっかり丈の短くなった
スズタケの斜面を登りきると











中都山に到着 三角点無










中都山の祠から西へと延びる大ボシ山へと続く尾根
テープがあって歩きよさそうに見えるのは最初だけで
しばらく進むととんでもないスズタケ藪へと変化する
行かれる方は覚悟と勇気と諦めを装備して挑まれてください。








せっかくなので奥神賀山を見に行ってから












引き返す
矢筈山とか牛ノ背、西熊山とか見えていた










やっと雪が積もった。
でもどうやら今年は春が来るのが早いらしいと
夕方のニュースで言っていた。











これはヒメキクラゲ
やわらかくて舌ざわりが良いのでさっと湯がいて
コーヒーゼリーに入れて楽しめると図鑑にあるけど
コーヒーゼリーはそのまま食べたいよ・・・





















帰りはずっと下りが続くので楽ちーん!










夕焼けの大ボシ山

いつか大ボシから鉢ヶ森まで歩くんだ。
と、稜線を眺めるけれど
それはきっとフラグです あrg・・・。









日が暮れる前に無事下山 おつかれさまでした。

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猪野々地区の方の草刈は神賀神社近辺と
豊永峠から神賀神社の奥の院 奥神賀さまのあたりだけじゃないかという結論

過疎地域の現実問題、高齢者の方があの登山道を草刈して行くのは
かなりキツイと思うし、林道をクルマで奥神賀さままで行けるもんね。

でもある程度は刈られているようで足元はしっかり道があった。
毎年ではなく何年かの間隔でされているのかもしれない。
( あくまで江崎隊の結論です )



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鬱陶しい (タメやん)
2016-12-23 21:22:01
神賀山から中都山のスズタケは酷くなかったですか?
4年位前にあんまり事で断念したが…。
Unknown (bisco)
2016-12-26 21:54:11
所々スズタケが伸びていますが
道はちゃんとついているので支障はありませんでしたよ。

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