九州MTB旅〈Part2〉別府〜宮崎(5)
2024/5/1 17:56
〈地魚の刺身とエビフライ〉
夜半からの雨は激しく、GORE-TEX製のテントを徐々に浸水してゆく。旧いテントなので、そろそろ買い替え時なのかも。マットや寝袋なども濡れ、当然テント内で干している雨雲なども乾かない。
海岸沿いで風が強いのも浸水の一因。状況が悪くなる一方なので、午前5時に出発した。どうせ濡れるなら、カッパ着て前に進んだ方が良い。
道の駅•北浦のオートキャンプ場を出て、R388で雨の峠越え。これまた厳しい登りで、頂上のトンネル手前で自転車を押すことに。
長いトンネルをいくつか抜けて、スピードがあがる下り道、またブレーキが不調。というか、荷物が重いせいか、九州に来てからホイールに振れが出ていて、ブレーキのクリアランス(隙間)をわざと拡げていた。その状態で激しい雨なので、ブレーキが効かない。
長い下り道を、引き摺るような緩慢なブレーキで何とか乗り切り、延岡市に到着。ブレーキパッドを使い切った。街の自転車屋オープンを待ち、ホイールの振れ調整とブレーキパッドを交換を実施。
早く出立したアドバンテージは、自転車屋オープンの午前10時まで待った事で帳消しとなり、昼前にまだ延岡市から出られていなかった。
トトロが来ると噂のバス停を見学。宮崎交通というのがシャレが効いている。午後遅くに雨が上がり、雨具を脱いで身体に風を感じて疾る。
幹線道路のR10はアップダウンも少なく、ペースを上げやすい。けど、田舎の300番台国道と違い、交通量が多く、意外にペダルを漕げない。普段、感じる事はないけど、重い荷物を付けた自転車だと、排気ガスはやっぱり身体に良くないと実感する。
排ガスが多いと酸素が回らない。ペダルを漕げない。まぁ喘息という体調もあるけど、空気が悪い、環境に悪い、いう事は、こう言う事なんだろうな、と理解した。
で、突然パンク。
前輪2度目。ショッピングモールでタイヤを外すと、昨日と近い場所に穴が開いている。しまった、とタイヤを調べると、鉄片がタイヤに刺さったままになっていた。素人がよくやるパンク修理のミス。
原因を取り除かずにパンク修理して、同じ鉄片でまたパンクというヤツだ。昨日は、修理中に土砂降りになったので、焦って公衆トイレの中に逃げ込んで作業を続けたため、暗くてキッチリ確認してなかった。
昨日のすぐ横にチューブパッチを張りリスタート。トラブル続きで、なかなか前に進めない感じ。
ようやく日向市に到着。
ここまで来ると、国道の青看板に宮崎まであと何キロ、と表示が出てくる。射程距離に宮崎が入ったので、走行終了。
道の駅•日向のキャンプ場に泊まるつもりだったけど、オートキャンプ場しかない施設だったのでパス。小さな山岳テント一張りで、オートキャンプ代4,000円は納得感が低い。というか朝食付き4,800円のビジネス•ホテルAZが国道沿いに何軒もあるし、部屋も空きがある。
国道を彷徨ってると、道の駅のすぐ近くに、金ヶ浜海水浴場という浜があり、その浜の民宿がキャンプも受付ている事が分かった。地図にも載ってないキャンプ場。
テント一張り500円。サーファーが集う浜のようで、トイレ、コインシャワー、コンビニも近くにある。楽園だ。
海を眺めるロケーションも、昨日のオートキャンプ場4,000円より何倍も良い。テントから砂浜が見え、潮騒が聞こえてくる。
民宿で受付し、速攻でテントを張って、濡れ物を干す。あらゆるものがずぶ濡れである。サイトは貸し切りに近い。いや、完全に貸し切り。サーファーは夕方には撤収した。
コインシャワーから帰って来ると、海水浴場の緑地にただ独り。こういう事があるから、野宿旅行はやめられない。
民宿の食堂は、宿泊者ではないキャンプ者でも利用できるとの事。楽園だ。
地境の料理、大海老、地酒。
やっと海鮮だよ。
本日の走行:56km
鉄片がタイヤに刺さったままになっていた。素人がよくやるパンク修理のミス。
………冒険野郎は、プロ?……
コインシャワーから帰って来ると、海水浴場の緑地にただ独り。こういう事があるから、野宿旅行はやめられない。
………いい風景………
地境の料理、大海老、地酒。やっと海鮮だよ。
冒険野郎の旅らしくなってきました。
今までの旅日記に、只ただ心配な事が多くて冷やして読んでいたわ
今日は安心して読めました。
「楽園」言葉が2回も出ているわ
民宿の食堂は、宿泊者ではないキャンプ者でも利用できるとの事。楽園だ。
テント一張り500円。サーファーが集う浜のようで、トイレ、コインシャワー、コン
コンビニも近くにある。楽園だ。
楽しそうで安心😮💨嬉しい😃って
明日はお天気になりそうです♪
宮崎が見えて来たね!