手芸大好き!

パッチワーク、洋裁、編物、手芸全般何でも好きです。

劔岳~早月尾根ルート~(終)

2015年07月21日 | Weblog

劔岳~早月尾根ルート~(終)

 

 
 
 
〈海の日のドライブ〉
 
結局、昨夜はキャンプ場隣接の馬場島荘に宿を取った。脚の痙攣が続いたため、温泉で温めようと同荘に行ったが、日帰り入浴の時間が終わりかけだったので宿泊に切り替えた。
 
まぁ、カラダのメンテも登山コストのウチ、と考えよう。山荘なので乾燥室もあり、濡れた装備を乾かす事もできた。
 
一晩明けて、台風一過の快晴。
夜明け前から登山者が動き、山が活気づく。このタイミングで帰阪とは、何とも納得がいかない。雨の急坂で脚の痙攣で泥に沈んだ昨日とは、あまりにも落差のある山容だ。
 
朝、宿から荷物を積み込み、劔岳を出発。あまりにも好天なので、足を伸ばして能登半島まで寄り道。
 
せっかくの海の日なので、久しぶりに千里浜のなぎさドライブウェイに行ってみた。
 
一般道として開放されている砂浜で、昔は砂浜国道と呼ばれてた事もある。普通の車や単車で、波打ち際を走ることができる珍しい道。海を観ながら暫し休憩。
 
金沢から北陸道に入り、想定内の渋滞に捕まる。三連休の最終日、まぁしょうがない。これが予想できたので、下山は昨日中に終わらせる必要があった。名神へ渋滞のまま繋がり、大阪まで9時間の辛いドライブとなった。
 
今回、結果的には悪天候で劔岳(2,999m)の山頂を踏めなかったが、それでも身体には結構なダメージが残った。
 
脚から腰にかけての筋肉痛は酷く、高速のSAでもペンギンの様な歩き方でトイレまで、という感じ。
 
もし好天で昨日の工程に4〜5時間を加えて頂上までとなると、かなり厳しい登山になったと思う。
 
やはりチャリ通をやめた事による脚の劣化は否めなぁ。近辺の低山登山を定期的にこなして、脚を造らねばいけないね。
 
おつかれさまでした。
 
 
 
 
 
 
海を観ながら暫し休憩
 
 
 
台風一過の快晴
 
 
 
 
お帰りなさい
 
なにかトラブルが起きる登山ですが 今回は台風直後の出発ですもの・・・・ね。
 
無事に帰宅できてよかったです。
 
脚の痙攣が一番心配でした。
 
ペンギンの様な歩き方でトイレまで・・・・想像して笑いました
 
自転車通勤から車になったからやね
 
 
 
・・・・結構車内は広いね 色んな物が有りますね
     前方に見えるのは?、石垣ですね
 
・・・・波打ち際を走ることができる珍しい道
     タイヤの後が沢山ありますね
 
     地平線がくっきりと見えて空の色が美しいわぁ~
 
・・・・靴はなかなか乾かないよね
 
 
ドキドキしながら楽しみました。
 
 
お疲れ様でした。
     
 
 
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劔岳~早月尾根ルート~(3)

2015年07月19日 | Weblog

 

劔岳~早月尾根ルート~(3)

 
 
〈敗退〉 
一旦、回復してから崩れるとの予報だが、どのタイミングで崩れるかは不明なので、劔岳(2,999m)の登頂は諦め、早月尾根(2,200m)を今回の登山の到達点とし、下山する事にした。

劔岳の山頂は、別ルートだけど去年も踏んでるし、迷った際は安全側に舵を切る、がアキモトの登山スタイルなので。

再び樹林帯に潜り込むと、天候は快晴へ。これなら頂上に行けたかなぁ。

ガスで見えなかった隣接峰の雪渓や、早く流れるガスの向こうにも北アの高峰が見える。

なんて後悔してたら、下山の途中で絵に描いたような暗転。再び、土砂降りに!

滑る岩場と雪渓、高い気温の中での急坂降り、徐々に体力を奪われ、両ふくらはぎが痙攣。指で押さえるが、触診でも分かるぐらい痙攣している。ヤバい。30分ぐらい立ち往生(座ってたけど)。
 
足を引きずりながら、下山再開。早月尾根からの2,200mを下るのに、登りと同じ5時間を要した。テッペンは獲れなかった上に疲労困憊だ。

馬場島の駐車場まで降りると、深夜出発で見えなかった、有名な登山口の石碑が、雨に打たれて佇んでいた。「試練と憧れ」。なかなかガードの硬い劔岳にピッタリだね、ホント試練だよ今回は。

直登の急坂を、往復10時間の雨中登山。いや疲れたね。

上から下まで、装備も服もびしょ濡れ。この時間なら、大阪へ帰れなくもないけど、無理せずこのままビーグル号で車中泊です。

うーん、動作がおかしい。雨でiPhone壊れたかも。

ま、泊まりなのでビールを飲もう!

〈敗退〉
一旦、回復してから崩れるとの予報だが、どのタイミングで崩れるかは不明なので、劔岳(2,999m)の登頂は諦め、早月尾根(2,200m)を今回の登山の到達点とし、下山する事にした。

劔岳の山頂は、別ルートだけど去年も踏んでるし、迷った際は安全側に舵を切る、がアキモトの登山スタイルなので。

再び樹林帯に潜り込むと、天候は快晴へ。これなら頂上に行けたかなぁ。

ガスで見えなかった隣接峰の雪渓や、早く流れるガスの向こうにも北アの高峰が見える。

なんて後悔してたら、下山の途中で絵に描いたような暗転。再び、土砂降りに!

滑る岩場と雪渓、高い気温の中での急坂降り、徐々に体力を奪われ、両ふくらはぎが痙攣。指で押さえるが、触診でも分かるぐらい痙攣している。ヤバい。30分ぐらい立ち往生(座ってたけど)。
 
足を引きずりながら、下山再開。早月尾根からの2,200mを下るのに、登りと同じ5時間を要した。テッペンは獲れなかった上に疲労困憊だ。

馬場島の駐車場まで降りると、深夜出発で見えなかった、有名な登山口の石碑が、雨に打たれて佇んでいた。「試練と憧れ」。なかなかガードの硬い劔岳にピッタリだね、ホント試練だよ今回は。

直登の急坂を、往復10時間の雨中登山。いや疲れたね。

上から下まで、装備も服もびしょ濡れ。この時間なら、大阪へ帰れなくもないけど、無理せずこのままビーグル号で車中泊です。

うーん、動作がおかしい。雨でiPhone壊れたかも。

ま、泊まりなのでビールを飲もう!
 
 
隣接峰の雪渓
 
 
 
ガスの向こうにも北アの高峰が見える
 
 
 
登山口の石碑、「試練と憧れ」  劔岳にピッタリだね

 
 
 
 
 
早月尾根(2,200m)を今回の登山の到達点
 
大正解です。
 
脚の痙攣恐いわ
 
よく敗退しました。 劔岳に登っていたと思うと・・・・大変だったよ。
 
・・・茶色いライン 道かと思ったけど良く見ると木の幹ですね 
 
   雪渓・・・雪があるんだ 雲が凄い
 
・・・霧と雲が動いてるように感じます
 
 
・・・今回の登山を物語っていますね。 いい感じの石碑やわ。
 
脚の痙攣が気になるので電話しました。
河原でビール飲んでいました。 元気で安心しました。
 
 
 
 
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劔岳~早月尾根ルート~(2)

2015年07月19日 | Weblog

劔岳~早月尾根ルート~(2)

 
 
 〈早月尾根〉
 
AM2:30起床。
漆黒の山に小雨がぱらつく。
車内で朝食を摂り、ネットで確認すると、回復基調だが山沿いは雨との予報。やむなくAM3:45、雨装備で劔岳に入山した。
 
北ア・三大急登に恥じない激坂からスタート。樹林帯を驚く角度で登山道が伸びている。
 
雨のせいか登山中、虫も煩く、ずっと目や口を狙って入ってくる。ヘッドライトの灯りだけで黙々と急坂を登る。
 
雨は途中から激しくなり、全く身動きが取れなくなった。岩場で身を隠し、驟雨が過ぎるのを待つ。
 
雨足の弱まりを見て、一気に高度を上げるが、それでもやっと標高1000m、先は長い。
 
ガスと雨は激しくなったり、悪い止んだりだが、雨のせいて雪渓が緩んでかなりリスキーな感じだ。
 
結局、標高2200m地点まで、直登というハードな登山道だった。コースタイムより少し早く着いたけど、それでも丸5時間、登りっぱなし。三大急登、侮れない。
 
このルート唯一の補給点で、山頂まで3時間の位置にある早月尾根小屋まで出た。
 
下界を見下ろすと、下半分は綺麗に快晴、山上は雨天であることがよく分かる。
 
頂上からの下山者から訊くと、雨と風が出ていて、今は大変な状況だ、とのこと。山頂の天候はこの後、一旦回復してから、荒天になるとの予報だ。
 
時間的には往復5時間なので、ぎりぎりテッペンを獲って戻ってくる時間はある計算になる。ただ、それから更に4時間の馬場島までの下山がある。
 
劔岳(2,999m)頂上を目指すべきか、敗退か…
 
 
 
樹林帯を驚く角度で登山道が伸びている
 
 
岩場で身を隠し、驟雨が過ぎるのを待つ
 
 
 
 
劔岳(2,999m)頂上を目指すべきか、敗退か・・・
 
 
 
下界を見下ろすと、下半分は綺麗に快晴、山上は雨天であることがよく分かる
 
 
早月尾根小屋
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
AM2:30起床・・・・
 
えっ
 
夜中の2時に起きるのぉ~  私が寝付いた頃だわ
びっくりです。
 
・・・・石ころまるけの道ですね <ヘッドライトの灯りだけで黙々と急坂を登る。>
 
    恐いよね
 
・・・岩? 石の花のように見えますが・・・?
 
・・・・考え中かな? 雨の装備で大変ですね
     写真デッカイけど このままで載るかしら・・・
・・・・綺麗な写真? と言うよりも この不気味な雰囲気伝わってきます
 
・・・山小屋を見ると一安心ですが・・・誰もいない感じ・・・静かすぎ・・・
    こんなに大きい荷物を担いで登るのね。
 
良いお天気になりますように祈ります。
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劔岳~早月尾根ルート~(1)

2015年07月19日 | Weblog

 

劔岳~早月尾根ルート~(1)

 
 
 
 
〈台風を追いかけて〉
 
そりゃ天気が悪いに決まってる。
 
7月の三連休、劔岳(2,999m)への山行をプランニングしていた。
 
立山側の室堂から入山して、剱御前を経ての劔岳は、昨年2回アタックして、登頂もしているが、これがノーマルルートとすると、バリエーションルートに当たるのが、富山の馬場島から早月尾根を経ての劔岳登頂だ。
 
こちらのルートは人気が無い。
 
ケーブルカーで標高を上げて、難所で有名な、カニのタテバイ、カニのヨコバイという岩場がある室堂からのメジャールートと異なり、早月尾根のルートは低い標高からの入山で、補給点も少ない。
 
いわゆる体力勝負のルートで、とにかく山路が長く、北ア・三大急登の一つ、早坂尾根があり、片道8時間のロングディスタンス。
 
今年から勤務地が変わり、チャリ通が出来なくなった。毎日20kmの有酸素運動が無くなったので、どの位体力が落ちたか、試金石として今回このロングディスタンス登山をプランニングしてみた。
 
ところが、三連休の直前に台風が直撃。金曜の晩からビーグル号で前ノリする予定が、土曜日の朝からの出発にずれ込んだ。
 
出発してみれば、三連休初日の土曜日のJRが運休してせいか、名神は大渋滞。北陸道へ繋いで富山入りしたけど、こっちはまだ荒天。
 
関西縦断後に、日本海側を北上するアプローチは、完全に台風の後をトレースする動き。そりゃ天気が悪いに決まってる。濃霧と霧雨の中、予定より3時間遅れて、陽が沈む直前に登山口のある馬場島のキャンプ場に到着した。
 
道中の川は、流れは早く聳える剱は霧で隠され、全く見えない。
 
馬場島のキャンプ場はなかなか設備の整った施設だが、霧が深いせいか、三連休だというのに利用者は殆どいない。
 
2日の工程を1日に縮めで、明日1日で劔岳(2,999m)を登頂し、馬場島へ戻ってくるプランに切り替えた。片道8時間ルートの往復という内容。
 
う〜ん、どうかな。
 
7月の劔岳は、まだ残雪が多く雪山装備がいるので、結構荷物は重くなる。1DAYでテッペン獲るなら、無雪期装備でやれる9月にやりたかった。。
 
陽が沈み、スコッチの封を開け、山の神様に捧げてから、ビーグル号のバーカウンターで独り乾杯。
 
とにかく天候が回復しないと、明日のアタック は無しかなぁ…。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
連休に息子の山登りが始まりました。
 
台風で悪天候の中・・・・
 
無理の無いように願っています。
 
今回の写真は小さいなぁ~
 
 
 
 
 
 
 
 
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