数日前、ブリ、を一本頂く。
とてつもなく大きい発泡スチロールでしたので、ヰルカでも入ってゐるのか(!)と思ひましたが、90センチほどのブリでした。
老婆が以前鮮魚店に勤めてゐたので、やをら当時の包丁一式を探し出し、下ろし始めましたが途中でギブアップ。小生が交代して何とか切り身にまでー。
生まれて初めて、大きな魚を下ろしました。
新鮮なので、とりあへず二柵を刺身にして食す。
美味なのは、いはずもがなでした。
後日、ブリ大根にしましたが、小生の「ところで、この魚、ハマチだよね?」の話に、家人は「ブリでせう! 今が旬の寒ブリでせう!」といふ。老婆が加はり「違ふ、違ふ! 何ていったけ、別の魚だ!」と、けれどあとは老人性健忘症で名前がでてこない。
改めて調べなほしたら、なんのことはない、同じ魚でした。
いはゆる、出世魚でした。恥ずかしながら、この歳になるまで、知りませんでした。
さうなると、以前酒田で食したイナダのお造りもブリだったわけだ!!