やまがた好日抄

低く暮らし、高く想ふ(byワーズワース)! 
山形の魅力や、日々の関心事を勝手気まま?に…。

月山へ

2015-09-14 | 再び、山…
忙しさにかまけて、ブログを更新もせずー。

久しぶりに、家人と月山に登ってきました。
数年前からずっと予定はとってゐるのですが、休みと天候条件が合はず、見送られ放しでした。

それでもやはり、孤高の山ー。
前日の天気予報では快晴だったのですが、登り始めるとガスの中ー。

月曜日ながら、結構な登山客で、人気のほどが伺へます。

やっと晴れ間が覗いて一気に頂上へ行きましたが、あっといふ間にガスに包まれ、気温も低く、昼食は30分ほど降りた崖淵で錦秋の姿を見ながら満足の心持ち、でした。

”死の山”は、あと数週間もすると雪に包まれてしまひます。





















実は…

2015-06-21 | 再び、山…
久しぶりに、家人と面白山へ行ってきました。

気持ちのよい山道を歩き、栽培樹ではない、山に咲く小ぶりなヤマボウシの花を愛で、





水のみ場からの登りに汗をかくと眼の前に面白山の姿が現れ、



そして、まうひと上りで山頂、です。





土曜日なので、色々な登山者に会ひました。

でも実は、標高1200m前後に出るタケノコを採りに行ったのですが、まるで空振りー。
ほとんど大きくなってしまってゐて、本当に今年は春と夏が早いです。

10本ほど採れたやや大きめのタケノコは夜のテンプラでいただきました。




水晶山

2013-05-10 | 再び、山…
4月の予定が雨で延びてゐて、やっと足慣らしのために水晶山へ行ってきました。

以前、石の鳥居を見に行った時から興味があった山岳信仰の山ですが、のんびりと初夏の低山を歩いてきました。









杉木立は羽黒のそれを想ひおこすやうな雰囲気で、なるほど、遥か昔に山岳信仰の小さな砦があったことを彷彿とさせます。
嬉しいことに、”ダツエバ”婆さんにも逢へました!









七曲りの登りを過ぎると見晴台。

好天の元、月山や葉山が美しく、また、彼方に、鳥海山の姿もくっきりと望めました。















残りの山櫻や、咲き始めたタムシバを見ながら、あっといふ間に山頂です。















平日なので、誰に会ふこともなく、頂上からの景色を独り占めしながらオニギリを頬張り、蔵王権現に模してゐるといふ大岩の彼方に見へる蔵王の残雪を楽しんで下山。
なるほど、よく道端の石を見ると、水晶らしきものも見へましたが、それより、芽吹きだしたタラノメが気になってゐましたが、まあ、樹も小さいので採取せずに、他のひとにむやみに採られるなよ、と声をかけて足慣らしを終了ー。






笙ガ岳、付近

2012-09-15 | 再び、山…
久しぶりに、休みと天候がかみ合ひ、庄内へ出掛けました。

鳥海山の外輪の、笙ガ岳へ向かふ。

黄金の原の先に、鳥海山が美しい。


平日ですが、5、6台の車ー。












秋の花に道案内されて、視界の広がったところへ出る。



そして、突然、鳥海山の威容に遭遇します。





目的の笙ガ岳は目前でしたが、流石に花は少なく、見た目にも面白みに欠けるので、同行家人の提案で急遽変更。鳥海湖に向かふ。







ここの姿が、一級の景色で、急遽(このパターンが実に多い)昼食。





あとは、外輪部分のトレッキングで、でも、実に爽やかな景色でした。






帰りの温泉は、海近くの あぽん西浜

ここかな? と思ったら、

日帰り温泉は、隣りの一寸冴えない建物でした。

露天風呂は、如何にも後から創りましたといふ感じの小さなものでしたが、お湯はなかなかでした。


翁山

2012-08-26 | 再び、山…
やっと休みと天候が合致して、尾花沢の奥の翁山に登ってきました。

シフトでの仕事ですので、連休は月に一度だけで、うまくかみ合はないと順延になってしまひます。
先月の予定は鳥海山だったのですが、みごとに天候不良で、一応来月に延ばしてゐます。

夏の暑い盛りですので、そして、8月はクルマユリの群生が見られるといふことだったので、翁山にいたしました。





駐車場で出会ったパーティーと、結局は、戻りの時間や、帰路の温泉まで一緒でした!



豊かなブナ林をひたすら登ると、頂上です。
しかし、ブナの樹は、なんと存在感に満ちてゐることかー。





頂上にある小さな社には、意外なものがー!
なぜか、埼玉の方が奉納してゐる。





殿様バッタに挨拶をして、山をくだる。
快適な尾根道に、残りのクルマユリが咲いてゐました。
そして、はや、山は秋の気配です。



















帰りの温泉は、徳良湖湖畔の花笠の湯に決めてゐましたので、そちらへ向かふ道の両脇には、畑に放置された残りのスイカがゴロゴロー。
もったいない、なぁー。





久しぶりにここの温泉に入り、満喫でした。







寒風山

2012-06-17 | 再び、山…
予定は置賜地区の山だったのですが、天候が悪いため、急遽山形県と宮城県の県境にある寒風山に行きました。

関山のトンネルを抜けるとすぐに車を止め、そこから一気にひたすら登ります。













尾根にでると、あとは小さなアップダウンで頂上を目指すのですが、天候も回復せず、同行の家人は一気の登りに疲れたと云ひ、それより何より、途中で出会った草払ひのボランティアの方々(ご苦労さま、です…)が、すでにその仕事を終へて、タケノコ採りに入ってゐたので、またもや急遽、山頂前のピークで折り返し、帰路はひたすらタケノコ採りー。
と、相変はらずの軟弱登山、です。











すでにピークを過ぎたタケノコを採り(ボランティアの方がいふには、先週が、採りごろだった、らしい)、今回の温泉は、河北町の”ひなの湯”で疲れを落とす。






白鷹山

2012-05-20 | 再び、山…
今年の足慣らしで、白鷹山へ登ってきました。

信仰の山ですので、登山といふよりは、ハイキング程度ですが、今回は、昨年に亡くなった愛犬の写真と骨の一部を山頂に埋めたい、のと、孫を”山ガール”にさせたいので、家人と三人で登ってきました。

天気も、季節もよく、のんびりと新緑を満喫してきました。


駐車場はすでに満車で、諦めて降りてきた老夫婦の代はりに入れさせたもらひました。





山道で、水芭蕉が迎へてくれます。



思ひのほか、残雪もー。



きっと、今年の雪で大きく折れた山桜は、それでも、悲しいまでに、朽ち果てる前に、花を咲かせてゐました。





山頂です。
なんと、嬉しいことに、少し過ぎた山桜が迎へてくれました。
よい、桜でした。



















帰路は、むせ返るやうなブナの新緑を満喫しながら、のんびりと下山ー。















雪椿が、折れさうになりながら、必死に斜面にへばりついて花をつけてゐました。




葉山

2010-09-20 | 再び、山…
天候は余り良くなかったが、葉山に登る。

”軟弱者”の小生は、十部一峠から林道を入ってラクチンコースでー。
といふよりも、別の目的でしたのでー。

六月に逝った妹の納骨が来月に予定されてをり、その前に、葉山の頂きに妹の写真を埋めに行きました。

甲州の山々は望むことが叶はないので、山形市からいつも望める葉山の頂きに、その面影を残して来ました。


山は、ブナの林が美しい(けれど、ブナ枯れもひどく、悲しい思ひです)ところでした。








































屏風岳

2010-07-25 | 再び、山…
天候は優れなかったけれど、南蔵王の屏風岳へ行く。

朝8時前にエコーライン沿ひの駐車スペースに着いたけれど、すでに満車直前。
急いで車を入れて、身支度を整へて山道へ入る。












旬を過ぎた花々を見ながら、鞍部へでる。

下ると、湿地帯に出るが、傷みが激しく、修復工事が進められてゐた。
(途中で、玉の汗のボランティアの人達に会ふ。)



















二度ほどアップダウンを過ぎると、ガスの中の山頂。
霧が冷たく、昼飯は湿地帯まで戻って済ませる。








咲き残ってゐた吾妻石楠花に出会ひ、超へてきた峰を振り返る。
往復で9キロほど。
この次は、石楠花満開の頃か、空気が澄んだころに再訪したい。





北面白山

2010-06-12 | 再び、山…
休みと好天が重なって、やっと今年初めての山行き、です。

山寺の先にある北面白山へ行きました。








のんびりと山道を行くと、水場に出会ひ、ここから、花々に励まされながら急な登りです。











鞍部でひと休みすると、頂上へむかって直登です。





狭い北面白山の頂上部。
360度の展望ながら、日差しが強くて、昼飯はすこし下ってさがすことにー。





途中で出会った笹竹群ですっかり竹の子取りに没頭し、道端で昼飯。
ブナ林の中、新緑からの木漏れ日の元でした。










収穫の竹の子。
ずゐぶんと久しぶりに、新鮮な細竹の竹の子が食べられる!!



帰りの疲れ取りの温泉は、天童市に敬意をはらって、ゆぴあ、へー。
建物が好きではないのですが、熱めの露天風呂で元気回復、です。