
とうとう、橋下大阪府知事を完膚無きまでに叩きのめす、彼が下らない条例を作ったり、大阪都を作るだなどと下らない思いつきを口にする余裕がないほど追いつめる材料が出ましたね。
南海大地震が30年以内に起こる可能性が70%あることは公知の事実でした。
にもかかわらず、大阪府は大阪のベイエリアであるワールドトレードセンターを買ったのです。
でも、256メートルもあるこの建物が揺れたら、一挙に崩壊する、対策は背を低くするしかない(できるか!)と言われてしまいました。
大阪 WTCへの府庁移転断念で大損!橋下府知事の大失政 なにやってんねん!

その購入額85億円。
すでにかかった修理代33億円。
もう庁舎として使い始めていますから、これからも延々と耐震工事の費用がどれだけかかるかわかりません。
橋下府知事は「通常のビルとして使っていく」などと言っていますが、そんな危ないところで職員に仕事させたり、府民に利用させたりすることなど出来るわけがないでしょう。
もし、このビルが南海地震には耐えられないのは「想定外」というのなら、橋下さん、あなたは東電や経産省並みです。
まさに、売り抜けた平松大阪市長はしてやったり。
プライドだけは高いけれど、商売下手の府知事を持って馬鹿を見たのは大阪府民です。


そして、彼は自分のミスを認めたのです。
これは住民訴訟を起こすべきでしょう。
だって、これらのお金があったら、彼が削った教育予算など、府民のために本当に必要だったお金が浮くところだったのですから!
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もちろん、冒頭の写真は「僕の読みが甘かった」と泣いている橋下府知事では。。。。ありません!
大阪府の橋下徹知事は18日、記者団に対し、府本庁舎(大阪市中央区)を咲洲(さきしま)庁舎(旧WTC、大阪市住之江区)に全面移転する構想を断念する意向を表明した。大震災時の耐震性が疑問視されたことから、災害対応の拠点とならないと判断したため。第2庁舎としては当面維持する。
この日開かれた河田恵昭(よしあき)・関西大教授ら防災の専門家との意見交換会で、専門家から超高層ビルなどに大きな影響を与える長周期地震動によって、咲洲庁舎が大きく揺れる点が指摘された。橋下知事は「もう一度庁内で議論し(庁舎として)使えないとなれば、全面撤退を考えないとならない」と表明した。その後、記者団に「全面移転はありえない。災害対応拠点という形(での咲洲庁舎活用)は難しい」と述べ、今後は、災害対応に携わらない形での庁舎の活用方法を検討する考えを示した。
橋下知事は08年8月に移転構想を表明した。移転条例案は府議会に2度否決されていたが、3度目の提出に意欲を示していた。【佐藤慶】
毎日新聞 2011年8月18日 20時35分(最終更新 8月19日 0時53分)
橋下知事「読み甘かった」…複雑な心境吐露
大阪府の橋下徹知事は30日、管理職向け研修で講演し、府咲洲さきしま庁舎(大阪市住之江区、旧WTC)への本庁舎全面移転を断念したことについて、「僕自身の読みが甘かった」と初めて認めた。
耐震不足で防災拠点化を取りやめたことにも触れ、「通常のビルとしてはしっかり使っていく。ベイエリアを国際特区としていく時には、咲洲庁舎の価値が見直されてくると信じている」と語った。
橋下知事は講演で、「僕の判断がすべて正しかったわけではない」と就任3年半を振り返り、庁舎移転問題に言及。「僕としては、出来る限りの情報収集をして、最善の判断をしたと思うが、それだと行政判断と変わらない。そこを超えて、勘を働かせてどうするかが、公選職の役割だと思う」と述べ、政治判断の難しさを強調した。
一方で、「あそこ(咲洲)に行政のコントロールタワーがあることで良かったね、と言われる日が来ると信じている。夢を持たないと知事なんてやってられない」と複雑な心境を吐露した。
橋下知事肝いり庁舎、想定津波なら機能喪失 本移転見直しも
東日本大震災と同じマグニチュード(M)9.0の東南海・南海地震が発生した場合、大阪市の湾岸部に高さ5.5メートルの津波が到達すると予想されることが13日、大阪府から被害想定の要請を受けた専門家の試算で分かった。橋下徹知事が本庁舎の全面移転を目指してきた55階建ての府咲洲庁舎(旧WTCビル、大阪市住之江区)は、この津波で地下にある電気、通信系統の基幹設備が水没、機能不全に陥る恐れがあることも判明。府は、本庁舎移転の見直しも視野に防災対策の再検証を進めている。
■改修費すでに33億円…専門家「本庁舎は建て替えで」
橋下知事は13日、「咲洲庁舎に移転したら大阪の防災のコントロールがなくなってしまうという話になれば、庁舎移転は白紙にしないといけない」と述べた。
府の依頼で咲洲庁舎の被害を想定したのは、関西大学社会安全学部の河田恵昭学部長(社会安全学)。従来はM8.4の地震で高さ2.5メートルの津波が大阪湾岸に来る想定だったが、東日本大震災を受け、M9.0で再検証したところ、従来の想定の倍以上の高さ5.5メートルの津波が来る可能性があることが分かった。
河田氏や府によると、咲洲庁舎の敷地は、大阪湾の最低潮位から6.7メートル高い位置に設計されているが、大阪湾の平均潮位は最低潮位より1.3メートル高い。
2011年8月19日 産経関西
18日、2年ごしの庁舎の全面移転構想を断念した大阪府の橋下徹知事。大阪湾の人工島にそびえる超高層庁舎が、地震の揺れにもろい現実を専門家から突きつけられると「ご指摘は重く受け止めたい」といつになく神妙な表情をみせた。大阪市側から昨年6月に85億円で購入し、「将来は大阪都庁舎に」という構想も描いていた肝いり庁舎の活用策は、大幅な方向転換を迫られることになった。
■「倒壊」顔色変え
専門家との意見交換会で、防災拠点の複数化の必要性について、とうとうと持論を展開していた橋下知事の顔色が変わったのは、名古屋大の福和伸夫教授(建築学)が、咲洲(さきしま)庁舎について「倒壊の可能性も検討すべきだ」と発言したときだった。
福和教授が取り上げたのは、高さ256メートルの咲洲庁舎と、人工島・咲洲の固有周期がいずれも約6~7秒で一致するために共振してしまう―との問題。
3月11日の東日本大震災で、咲洲庁舎は、震度3だったにも関わらず、10分間揺れが継続し、壁など計360カ所が損傷、最上階付近の振幅は約2・7メートルに達した。東海・東南海・南海地震が起きた場合、揺れは約5倍の12メートル以上になる可能性がある。
橋下知事は「(防災拠点が)下層階なら大丈夫ですか」と質問したが、福和教授は「上層階がこれだけ激しく揺れれば下層階も使えない」と即答した。
意見交換終了後、「庁舎として使えるかどうかはオール・オア・ナッシング」と言い残して会場を退出した橋下知事。
報道陣の取材に「全面撤退の可能性も視野に入れる」と話したが、その後「災害拠点ではなく、一般のオフィスビルのような仕事を考えれば、ただちに全面撤退するわけでもない」と話すなど、発言は揺れた。
「全面移転はないと思います。移転条例も出しません」。そう語る言葉にいつもの力強さはなかったが、「何が何でも庁舎移転は本末転倒」「専門家会議は有意義だった。自分の思いで突っ走らずに良かった」と、ふっきれたような表情もみせた。
■市長選影響は?
一方、複雑な対応を見せたのは大阪市だった。咲洲庁舎は、もともと大阪市の三セクが大阪ワールドトレードセンタービルディングとして建設。破綻処理のなかで当時は蜜月の間柄だった橋下知事と平松邦夫市長が連携し、府への売却に道筋をつけた経緯がある。
平松市長は産経新聞の取材に「本当は本庁舎移転に踏み切りたかったのだろうが、防災拠点としての機能に専門家から疑問符が出されれば、橋下さんとしても抗しきれなかったのだろう」と心情を推し量り「ベイエリアを一層、活性化させるという方向性にはかわりはない」と述べた。
一方、大阪市議の一人は「府庁舎の全面移転構想は明らかな失策。これほどの失敗をしてしまえば、大阪市長選へのくら替え出馬に向けた意欲も少しは薄らぐかもしれない」と、橋下知事を牽制(けんせい)した。
(2011年8月19日 07:00)
橋下知事の宿願…格安咲洲庁舎は無駄の象徴に?
大阪府の橋下徹知事が18日、宿願としてきた府庁舎の全面移転を突如、断念した。
自ら提唱する大阪都構想で都庁予定地と位置づけ、大阪市の3セクから購入した際には「府市協調のシンボル」とされた咲洲庁舎(旧WTC)。今後は膨らむ耐震補強費などで「無駄の象徴」にもなりかねず、11月27日に想定される府知事、大阪市長のダブル選にも影響を与えそうだ。
3セクの経営破綻で、大阪市の「負の遺産」だった旧WTC。府が85億円で買い取った当時は、橋下知事と平松邦夫市長が二人三脚で進める大阪再生のシンボルとも言われた。ベイエリアへの企業誘致にも起爆剤になると期待されただけに、市幹部からは「残念の一言」との声が漏れた。
一方、橋下知事は、1193億円かけて建設されたWTCを「85億円で買える」安さを強調してきたが、耐震対策に130億~18億円の追加工事を迫られている。老朽化した現庁舎と並行して補強費や維持費を投入することになれば、「格安が大誤算になる」(府幹部)との懸念も出ている。



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元々、市が無茶苦茶だったのを、
府が救済したようなものです。
どちらにしろ大阪の負債であることは
変わりないのです。
橋本知事を責めても、
みんなの理解は得られないでしょう。
いっそのこと倒壊すればよかったですね。
そういう彼の政治家としての無能ぶりについて書いたわけです。
でも、無能と切って捨てていいのでしょうか。大田房江前知事からは、制度改革が進んだ印象を持っています。財政改革から商店街のテコ入れまで(あくまで一府民の素人意見ですが)。すぐに効果が出にくいことも頑張っていると感じています。
市民の声に合わせるのではなく大きなビジョンに立って行動して欲しい。
維新の会も規模が大きくなれば、いまいちの人も入っているような気がしますが暖かく厳しく見守って行きたいです。
ま、それより何より、ベイエリアの開発って
すごく夢がありませんか?
今までお金だけ注ぎ込んでほったらかしにしていたところに眼を向けてくれたことが私はうれしいです。
WTCに行く度に、暗い気持ちになっていたものですから。
このままベイエリアの開発は、断念したほうが良いのでしょうか。マンションも建って徐々に人口も増えています。大阪湾の津波なんて本当に大きいのが来るの?本当に対策はできないの?
津波が来るからってそのままほったらかしにするような場所ではないはず。水害があれば、大阪市内のほとんどがどのみち水没するのが今の現状でしょう。
市役所など直ぐに機能不全を起こしそうです。
この前の台風12号でも、大阪市庁舎が水没しそうでした(13時頃)。
http://farm7.static.flickr.com/6190/6126850833_9617a78dac_b.jpg
こんなことをしていたら、大阪市内は人の住まない街になってしまいそうです。私の知人も川沿いのマンションからの引越しを考えていました。
それに大阪湾に5mを超えるような津波がきたら何しても関西一円がかなりの被害です。
せっかく補修にお金をかけるのであれば、水没を前提に検討して欲しい。
でも、個人的な意見としては大阪のNHKホール横辺りに新しく府庁舎を建てて欲しい。高層ではなくてしっかりとした建物を安藤忠雄さん建築なんか良さそうですね。
高台だし大阪城の近くで大阪としてのアイコンが分かりやすい。
同時にベイサイドエリアは、商業的に活気のある場所になって欲しい。カジノ構想?バイタリティのある人集まりましょう。
何か大阪は電気も無くって活気も無くなって中途半端になってしまいそうで寂しいです。
みんなで頑張っていきましょう!
今後の手腕に期待します。夢を現実に!
さて、この事件の大阪府が、約100億円の債務を負ったのと、丁度、同じように、松本市の有賀市長は、市民会館の改築に当たって、東京の新宿にある国立オペラ会館と、「同規模の四面舞台、本格的オペラハウス仕様プラン設計、市民芸術会館」を立案して、建築を始めた。
当初、約120億円の設計費予想は、増改築の約140億円以上、支出になったので、住民訴訟を提訴された。その後に、リコールの住民投票があって、辞職する投票数に満たなかったので、敗れなかったけれども、さらに市長の選挙が行われて、その結果、敗北し、有賀市長の辞任やむなきに至った。
まあー、ドタバタの結末が、山都の田舎都市に芸術会館の豪華な四面舞台オペラハウスが、絶ちあがったけれども、それを立案した有賀市長は、当該オペラハウス市民会館を主たる争点として、選挙の結果が辞任だから、何とも釈然としない、オペラ劇の幕切れに終わった訳だ。
この下手なオペラ劇場ドラマを、その建物を建設した業者による独禁法違反の請負不正入札として、住民監査請求を求め、住民訴訟を提起した。また、県下弁護団の20名支援によって、この独禁法違反ケースと異なった、別件の市民団体が同様に、住民監査請求と住民訴訟を提起した。これら両者の二事件は、併合して審理され、その間に、右のようなドタバタ劇場の経過で、市長選まで行き有賀市長の辞任になった。
この実例は、一昔前のことですが、どこか可笑しいようでも、トンデモ市長の交代を齎した意味から、本件と同様な事件の要素を秘めており、何かのヒントになるのではないかと思われるので、チョット参考まで、、、いわば、百億円の不正債務は、十分の住民訴訟と住民投票、そして橋下知事辞職の交代も、あり得ない訳ではないのかもネ?
このオペラ劇場が外ならぬ、松本市サイトウ・記念音楽祭の舞台でして、その音楽祭会場へ足を運んだ人々も、おられることでしょう。このような経過ですから、小沢征爾指揮者の病欠となり、何かの祟りかなと言う市民も出てくる始末、山国に不似合いの大豪華版オペラハウス劇場は、場違いだから、毎年、大赤字の蓄積となって、当然ながら、市政の財務を圧迫して来た、ヤレヤレ、、、
日本も、国際的不況の大津波を被っている最中なので、身分相応、主権在民の囲内で、適度の地方自治行政を!
http://heiheihei.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2011/11/15/tokyotokuhohbu_0004.jpg
だって、一期の財務会計、その管理100億円で、その不正を住民監査請求、住民訴訟を住民が提起して、裁判沙汰になったら、知事の弁護士資格も危なくなって、市長選の立候補へ逃げていっただけなんでしヨ?
大体が、橋下元知事は、金にダラシがなく、財政、政治行政を実際には、全く知らないのでした、100億円を府政へ返却せよ!
あたりり前でしょう?
返してネ!
さて、WTCのビルは金がかかるなら解体すべきだったのかなと思います。
で、大阪市所有のうちに為すべきだったか、橋下氏が騒いでから為しても遅くないのか…には、考える必要がありますね。
ハコモノとか土建屋が喜ぶ政治で、庶民の暮らしが良くなればいいのですが。
東日本大震災が起きなければ、全面移転してたでしょうに!!地震の専門家の今までの無能ぶりも露呈してますが・・・
僕が橋下さんの立場でも、市とか公共機関の作った建物って無駄に丈夫というか、豪華というか、そういうイメージあるから、想定外だと思うなあ。
ていうか、いまさらだけど、市内の高層建築、大丈夫なの?