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私が感じたのは
1 学校推薦がもらえなくても、この子が死に至らないようにはできなかったのか(この社会の価値観)
2 高校に進学できないだけではなく、身に覚えのない万引きの汚名を1年生の時から着せられつづけていたこと、その汚名を先生たちが晴らしてくれようとしてくれないことに絶望したのではなかったのか
3 1年生の時に万引きを1回したというだけで高校に推薦してもらえないという不寛容な学校の姿勢は異様ではないか
というようなことです。
実際にこの万引きをした生徒は推薦をもらっているそうで、その対処の方が正常ですから、この生徒との不公平云々を言いたくありません(どうせネット上で進学できる生徒に対するいじめが殺到するに決まっているので)。
とにかく、非常にやり切れない思いでいっぱいになる事件です。
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「指導死」 |
高文研 |
学校の指導が適切であったなら、子どもが死ぬことはなかったはず…。
学校での指導後に子どもが自殺した「指導死」の遺族たちが手記を寄せ、教育学者がその「指導」の背景を探る!
いじめ自殺だけではない子どもの自殺を、学校での懲戒、叱り方、指導の仕方とともに考える。
荻上チキ氏推薦!
『教室の病は体罰やいじめばかりでは無い。』(帯文)
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先生はぼくらを守らない―川西市立中学校熱中症死亡事件 |
エピック |
真夏のグラウンドに倒れた少年。信じていた顧問教諭は、少年を叱り放置した-。我が子の死の真実を知るための両親の闘いの記録。川西市立中学校の熱中症死亡事件の真実を詳らかにする。
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校門を閉めたのは教師か―神戸高塚高校校門圧殺事件 |
駒草出版 |
何が死の校門を押させたか―校門でビラをまいて見えてきた絶望の構図。
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シャボン玉は消えない―部活動で死んだ娘への報告 |
阿部 ヒロ子 (著) | |
あすなろ社 |
娘はなぜ、死なねばならなかったのか。部活動中に倒れた娘の、死の真実を求めて、中傷と激励の渦の中で法廷に立った遺族の心の叫びをとらえる。
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問わずにはいられない―学校事故・事件の現場から (手のひらの宇宙books) |
田原圭子 (著) | |
あうん社(丹波) |
この本は、傷つけられた子どもと親との合作です。私たちに多くのことを伝えてくれています。そのとき子は、親は、どんな思いを抱くのか。被害をどのように受け入れ、どう戦えばよいのか。刻々と変わる思いと、時間を経ても変わらぬ思い。専門家たちでさえ知らない、たくさんの教訓や知恵があります。
学校事故・事件に関しては、第三者機関による調査の方法や対処の方法も随分と研究されています。
橋下流の乱暴に結論付けるパフォーマンスをしないで、慎重に調査をしてほしいと思います。
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中3生徒自殺 担任と5回の面談 その内容は
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担任が「万引きがありますね」と尋ねたのに対し、生徒は不明確な言葉を返しただけで、具体的な時期や場所の確認はありませんでしたが、担任は確認が取れたと思い込み、学年主任に確認が取れたと報告していました。
2回目は11月26日ごろで、担任が「万引きのために専願受験が難しいことが色濃くなった」と伝えると、生徒は「家の雰囲気が悪くなるので、家の人には言わないでほしい」と話したということです。
3回目は12月4日で、担任は、専願受験はできないと生徒に伝えたということです。そのうえで、ほかのいくつかの高校の名前を出したり、別の受験の方法を説明したりしたということですが、生徒は名前が出た高校の中で受けたくない高校があると答え、「一般で志望校を受験した場合、落ちますか」などと尋ねたということです。担任は「はっきりしたことは言えない」と答え、家に帰って受験校を親と相談するよう伝えたということです。
4回目は自殺する前日の12月7日で、担任が、前回話したことが保護者に伝わっているか生徒に確認したところ、「親が忙しくて話ができなかった」と言ったことから、改めて親と話し合うよう指導し、「一般での受験は点数が高ければ合格できるので頑張ろう」と励ましたということです。
5回目は、自殺した当日の12月8日の午前で、生徒は「『3年になってからガラスを割っているので専願受験はできない』と親に伝えたら、『そんなことで受けられないのはおかしい』と親が怒っている」と担任に話したということです。
この日の放課後に、担任と生徒と親の三者懇談が予定されていましたが、生徒は時間になっても現れず、電話もつながらなかったため、担任と生徒の両親が教室で面談し、担任が万引きのことを伝え、両親は驚いた様子だったということです。
その後、午後5時ごろに父親が帰宅したところ、生徒が倒れているのが発見されました。学校と教育委員会は生徒が自殺した当日の12月8日から調査を始め、その日の夜には資料に誤りがあったことに気付いたということです。確認を進めた結果、12月10日に生徒が万引きをしていなかったことを最終的に確認し、翌日の11日の葬儀のあと、両親に「万引きした事実はなかった」などと謝罪したということです。
中3生徒自殺 誤った非行歴で進路指導の経緯は
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その日は生徒と保護者との三者懇談が予定されていましたが、予定の時間になっても生徒は現れず連絡も取れなかったため、担任と両親だけで懇談を行いました。
懇談の中で担任は両親に、男子生徒が1年生のときに万引きした事実があるため志望校に推薦できないと伝えたということです。しかし、その後の学校の調べで、この男子生徒が万引きした事実はないことが分かりました。
推薦するかどうかの判定の際に使う、問題行動のあった生徒のリストに男子生徒の名前が誤って記録されていたということで、これが事実誤認の原因だとしています。
県教育委員会は、こうした経緯などを生徒の自殺から3日後には文部科学省に報告していました。
報告によりますと、男子生徒の欠席日数は1、2年生のときは数日で、3年生になってからは1日しか休んでいませんでした。また、学校では去年9月と11月にいじめを把握するためのアンケートを行っていましたが、この生徒の回答にいじめに関する記述はなく、周りの生徒からもこの生徒に関わる記述はなかったということです。
文部科学省は「誤った非行歴に基づいた指導によって子ども1人を自殺に追い込んでしまったのであれば大変遺憾で、あってはならないことだ。なぜそのようなことが起きたのか、徹底的に調査してもらいたい」と話しています。
資料修正されず誤った記載残る
これについて教育委員会は、会議の資料が正式な書類ではなかったため、当時関わった教諭が修正しないままにしていたのではないかと説明しています。
【広島中3自殺】
間違えた他生徒万引は25年10月…「万引生徒」名を口頭伝言、誤入力のあと確認もせず 学校側調査報告書「学校に責任あり」
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広島県府中町立中3年の男子生徒=当時(15)=が昨年12月、誤った万引記録に基づく進路指導を受けた後に自殺した問題で、3年前の万引事案があった翌日に校内暴力が発生し、対応に追われた同校が、5者面談など内規に定められた生徒本人への確認などを怠っていたことが10日、同校などがまとめた調査報告書で分かった。
また万引は日曜日に起きたが、同校では休日に発生した生徒の問題行動への具体的な取り決めがなく、ずさんな対応が繰り返されたという。報告書は自殺について「不適切な対応や指導が明らかになり、学校としての責任があった」と結論づけている。
報告書は2月29日付で作成され、全48ページ。生徒の自殺後、同校と町教育委員会が担当教諭らから聞き取りするなどして作成した。
報告書によると、万引事案は平成25年10月6日に発生。広島市内のコンビニエンスストアから、同校の1年生の男子生徒2人が万引したと学校に連絡があった。出勤していた教諭が応じ、本来なら担任らに報告する必要があったが、休日のため担任らへの対応を先送り。自ら店に駆けつけ、2人の保護者を呼んで店に謝罪させるなどした。
この教諭は翌7日、万引事案について生徒指導担当の教諭に口頭で報告。この際、担当教諭は生徒指導ノートにメモを取らず、誤って自殺した男子生徒の名前をサーバーに誤入力した。
さらに同じ日に、1年生による教諭への校内暴力事案が発生。生徒指導の担当教諭らはこの対応を優先した。翌8日、生徒の問題行動などについて話し合う「生徒指導推進委員会」が開かれ、後に自殺する男子生徒が万引したとする会議資料が出された。
当時の推進委では出席者から誤りの指摘があり、全員が誤記を認めたが、「サーバー上のデータを修正するという習慣はなかった」(坂元弘校長)といい、会議資料は訂正されないままサーバーに残された。
同校では万引事案発生の際、生徒と保護者、担任らによる5者面談や別室指導、奉仕活動の特別指導をすることになっていたが、校内暴力への対応に追われるなか、こちらも実施しなかったという。
広島中3自殺、生徒はなぜ「万引き」否定できなかったのか ネットでは「事実上の殺人」と批判殺到
「万引きの記録があるため、志望校への推薦は出せない」。広島県府中町の町立中学3年の男子生徒(15)が、誤った非行歴に基づく進路指導を受けた後に自殺した問題が、ネット上で波紋を広げている。別の生徒が行った万引きが、「教師の単純な記載ミス」によって自殺した生徒のものと記録されていたことが各紙報道で伝えられたためだ。
ネット上では、「学校側クソすぎる」「事実上の殺人だろ!」と学校に対する批判が殺到。一部の掲示板では、自殺した生徒に進路指導を行った女性担任の「特定作業」が進んでおり、すでに本人とみられる人物の顔や氏名が拡散される事態となっている。
進路指導は「廊下」で行われた、との報道
学校の誤った進路指導が原因で、男子生徒が自殺した可能性がある――。府中町教育委員会は2016年3月8日夜に開いた記者会見で、生徒に対し誤った記載に基づく進路指導を行っていたことを認め謝罪、自殺との関係性にも言及した。
各紙の報道によると、13年に生徒指導の会議資料の電子データを作成した際、別の生徒の万引き行為を自殺した生徒(当時1年生)が行ったと誤って記載。その後の会議で、出席者が誤記載に気付き、紙に書かれた氏名を訂正したが、元の電子データは修正されなかった。
この誤った万引きの履歴に基づいた進路指導が、15年11月中旬から12月8日まで計5回行われた。その際、担任の女性教師は生徒に対し、校長推薦が必要な私立高校への専願受験は「万引きの記録があるため、志望校への推薦は出せない」と繰り返し説明。女性担任が保護者にその事実を伝えた12月8日の夜に、男子生徒は自宅で自殺したという。
また、毎日新聞電子版が2016年3月9日に配信した記事によると、自殺した男子生徒に対する進路指導はいずれも廊下で行われ、時間も5~15分程度だった。女性担任は「男子生徒から明確な否定がなかったため、確認が取れたと判断した」などと釈明したという。学校側も、進路指導の方法は各教師の裁量に任せており、マニュアルの作成などは一切行っていなかったと同紙の取材に明かしている。
――学校のずさんな資料管理体制が招いた今回の事件について、ツイッターやネット掲示板では「学校側クソすぎる」「教師失格」などと批判が殺到。なかには、
「事実上の殺人だろ!ミスした学校側は命をもって償うべき」
「担任の行為はまさにイジメそのもので、これはもう犯罪だ」
などと過激な言葉を用いて学校や教師を批判する投稿も少なくない。また、一部の掲示板では、女性担任の「特定作業」が進んでおり、すでに本人とみられる人物の顔や氏名が拡散されている。
成績優秀で素行にも問題のない「いい子」
自殺した生徒が万引きの事実を否定しなかった理由について、教育評論家の松本肇(はじめ)氏はJ-CASTニュースの取材に対し、
「今回亡くなってしまった男子生徒は、成績優秀で素行にも問題のない『いい子』な生徒だったと聞きます。一般的に、そのような生徒は教師の追及に対し、強く否定できない傾向が強いといえます」
と説明。続けて、「親にも相談できなかったため、一人で追い込まれてしまったのではないか」と話した。
さらに松本氏は、今回の事件において「校長推薦という制度自体が正しく機能していたか疑問です」と問題提起。推薦という制度は本来「教師が生徒の人となりを保証するもの」だと述べた上で、今回のケースは「書類のデータだけで機械的に判断しているようにしか思えません」と疑問を投げかけた。
また、今回の事件をきっかけに、ネット上では「内申制度」そのものを問題視する向きも強まっている。
ツイッターでは、内申制度について「生徒の思想を縛っている」「すぐにでも廃止した方がいい」など批判的な投稿が数多く見つかる。なかには、今回の事件が教師の個人的裁量で評価が決まる内申制度の「欠陥」を象徴しているとの指摘もみられる。
ただ、こうした意見について先述の松本氏は、
「生徒の素行といった評価は、多かれ少なかれ教師の主観的なものになることは事実です。ですが、受験時に用いる調査書へ評価を記入する際は、生徒を一概に批判するような書き方はしません」
と補足した。
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何故か、と言えば、この国の「公立」学校ですからね。
私自身も、小中学校では、監獄並みの体験をしました。
高校から私立に転じて、始めて、人間として扱われるのを肌身で感じることが出来ました。 何故って、始めて、教師から「君」付けで呼ばれたからです。
小学校では、授業も満足にせずに、組合運動専従かのように振る舞う軍隊の鬼軍曹並みの教師に、良く叩かれました。
試験の折に、カンニング防止のためか、生徒の文房具を神経質に点検する精神の平衡を欠いた女教師や、教頭や校長に遜る要領のみの無能教師、生徒を依怙贔屓する教師、等々で満ちていました。
良くあれだけ、出来損ないの教師を集めることが出来たものだ、と今でも思います。
何かの折に、亡母にそのことを愚痴ったのでしょう。
暫く経過した或る日に、亡母が、あんたの先生、まだ、叩く? と変な質問をしたことがあります。 そう言えば、何時頃からか、私には鉄拳制裁が無くなっていたので、そのことを亡母に告げますと、そう? 盆暮れに贈り物をするようにしたからね、と満面の笑みを浮かべたのでした。
それ以来、教師を軽蔑しています。
校長は担任を「真面目な先生」と言っているようですが、本当にマジメな先生だったら、周りから評判のいいこの生徒が万引きをしたことに、もっと強く疑問を持つのではないですか。そうすれば、本人への確認だけでなく、通常は書かせる「反省文」を読もうとしたのでは?そこで、「反省文」がないことに疑問を持ち、詳しく調べたでしょう。
教育界で言われる「真面目な先生」が、このレベルということに、恐ろしさを・・・感じません。全く。
「教師とケーサツカンは、とにかくテキトーにやって、時間が過ぎるのを待つだけ。」これが私の認識です。
だから諦めろ、とは言いません。自分の身は自分で守る。今の日本では、これしかないのでしょうね。
一人の若者の命が奪われてはじめて、学校のひどさが明らかになる。これまで何度も繰り返されてきたことです。理由は簡単。学校全体で、疑問や怒りを抑え込んできたからでしょう。内申書での押さえつけは、よく言われているところです。教育委員会だけでなく、文科省も責任逃れと事なかれ主義。社会も、自分の子供が卒業したら、関係なし。
だから、「真面目な教師」がいっぱいいることになる。
今回の件、この教師を批判できる教師が、この日本に何人いるでしょうか。
そして、事実の隠蔽、捏造は簡単です。死人に口なし ですから。
優等生どもになんぞ分からへんやろな。どんなにやってへんゆうても”お前がやったに違いない”としか言われへん他称デキソコナイや劣等生の事なんか。
小学校の時やった…クラスの同じ子の上履きが無くなり、学校内の焼却炉のところから見つかった。
ゴミ係やった当方は悪ガキでも通っていたせいか、教師がいの一番に当方を疑った。その上で、クラスの全員を教室に座らせた教師が全員に目をつむらせた上で実行犯に一応手をあげさせようとした。当方は、事の結末が分かっていたために、やってもいないにもかかわらず、だれも挙手しないことを確認した上で手をあげざるを得なかった。それを見た日教組活動家教師が、当方に言った言葉が忘れられない…「ヤッパリお前か」。「土地の汚い言葉を使うのもお前。お前しかやらへんと思った」。そしてこの教師は言い放った。「その子の前で土下座して謝ってこい、わかったか!」
致し方なく、その子の前に行き、やってもいないのに謝ると「やっぱり、あんたか。ムラの子は汚いし嫌い。死んで!」… その様子を見て笑って逃げた奴がいた。
当方同様いつも他称”3悪”と言われてきた保育所出身のトリオの一人Nが、そこに来て「死ねってなんや! こいつはやってへんのに手あげたんじゃ。このブス!」と言いながら当方を立たせその場から連れていこうとした。当方がそんな事を言ってなくてもNには分かってたのだ。
「それからな、ムラの子ってなんや! 俺もムラの子や文句あるんか。」Nは自分の事のように当方を護ってくれた。
Nはいい奴だった。中学に入って数カ月後、Nに集団で突っかかったヤンキーどもに刃傷を負わせたという罪状で補導されたというNは少年鑑別所のような”学校”に入れられて地区の中学校には中3の春まで帰って来れなかった。元”3悪”として、Nが帰ってくるという日、当方はNの迎えの指名を受け、長らんヤンキー2名と一緒に普通らんで校門まで迎えに行くと、スキンヘッドで眉毛の無いNが真っ先に”XXちゃーん!”と当方の胸に飛び込んできた。ほかの2名のヤンキーが当方に”XX、お前、元悪ガキやったってほんまやってんな”と言いながらNに”おかえり!”と。1年、2年のヤンキーどもが校舎までの道で見守る中、校舎前にいた3年のヤンキー数十人の前に来ると何故か胴上げ… そして、その様子を見ていた教師どもが当方を見逃さなかった。札付きの元悪で右翼少年という情報は全学級蜂起で教師どもと渡り合った学年の主要叛乱メンバーとしても日教組つながりの教師にはあったのだ。当然、当方は通知簿や内申点で当方に思うところのある教師からは10段階の1を勲章として付けられた。
日教組教員のみならず教師どもとは徹底的にやりあい退かなかった当方は、教師どもに直接暴力には及ばなかったものの、ヤンキーたち以上に警戒された。
冤罪事件は10代までにどれほど得ただろうか。そして「アイツはどうしようもない悪やった」というレッテルが普遍化され、身内はもちろん地区内でも当方を知る者はなにかがあれば思い出したかのように「お前は悪やったからな」と。元3悪のうち、Nともう一人は同様の境遇で極道になった。当方なんかより繊細でいい奴だったNは、「お前だけはまともにやってや。俺の分も。」と言っていたが、どうしてるだろうか。自分の分身のようで本当に気になっている。
高校に入ってすぐに、同じ中学からの友人と悪ふざけで追いかけあって消火器を校舎でぶっ放し、中学卒業前にゲンチャリ暴走をやらかし、校舎を放火しようとした(未遂)首謀者として高1の夏前に家裁のお世話になった事もあって担任にブラックリストに入れられ…ま、自力で体育会の部活も死んだ友人の分まで頑張ったためか、スポーツ推薦が得られるまでにはなったが、それにしても教師への頭突きやらのプロテストがやはり壁となって成績で復讐され評定平均値とやらもどんなに下駄を履かせてもらっても2.5という有様でもあるため、部活顧問にも「最初からその気はありません。一般入試しか考えていません」と言って断念。学校には恨みは無かったが、教師にはいつも「どうせ評定平均値や成績で復讐される。あんたらは力を振りかざす。冤罪もなれてるし。だからきかん坊でええねん。推薦なんか受けへんし」と嫌われ口を叩いていましたね。
どっかのアホが、10年以上前に当方に「サヨクは文句ばっかりでリスク負ってない」とか言いやがった時があったが、リスクは負ってきたで。それに”サヨク”ちゃうし。ウヨクでもないし。他称”極左”やから。
教師という権力は、いつも刃を向けていた。
だから、当方もいつも刃を研ぎすまして臨戦態勢で…
オメデタイ優等生どもや点取り虫には理解できないだろうが、な。
冤罪をやってもアイツらは何とも思っちゃいない。
だから、当方は頭を下げても虐げられなかった。
何度かの頭突きがその証。
この背後で安倍自民日本会議一派の日の君を入口にした現場の自律的学校運営の破壊がゴリゴリと進められてきた。
連中は、戦前のような国民学校的臣民化教育を狙って敗戦後から攻撃を続けてきた。
・公選制教育委員会廃止
・教育指導要領を参考から法令化
・日の君の指導を義務化
・学テ・勤評の捩じ込み
・道徳の義務化
・体育に武道を入れた(GHQが戦前軍国主義教育の一部として廃止。今では新設校の武道場にも神棚がある)
といったことが進められて世紀末に国歌国旗法をねじ込み、前衛として石原都政が10.23通達を出して、職命と処罰による日の君、学校運営が拡げられていく。
さらに、安倍が捩じ込んだ新教基法及び各教育法の改悪によって、大学に至るまで学校現場は話し合いと合意の体制から、官僚的、軍隊的階級による上意下達体制に替えられた。
つまるところ、かつては校長は偉くて権限があるが職員会議の合意を引っ繰り返すには、確信と勇気と力量が必要だった。引っ繰り返したあと、学校運営が上手く行かなくなってもいいという覚悟や職命を出しまくる無様な運営で評価を下げる覚悟も必要だった。また、教委から言われた無理筋で自分も乗り気でないことでそんな蛮勇を奮うのはためらわれた。
ニッキョーソは外部的内部的に衰え抵抗力を喪って久しい。
第1次安倍政権が各教育法に手をつけ、地方議会と教委が条例や規則・運用を弄って、職員会議の採決禁止は有名だけど会議を校長が教委の指示に従って現場に命令を下す場としたのだった。
つまり、様々な矛盾と葛藤の中にある教員と生徒・保護者の関係・問題を話し合い運営を変えていくフィードバックの場と道をパイプカットしたのである。
戦前の日本、就中、軍においてはイケイケドンドンな武断・好戦な連中が高く評価されて出世し、冷静で真面目な事を言う人間は疎まれパージされてその意見が決定に反映されなかったという。これが、2000万人を殺し300万人を無駄死にさせて焼け野原、スッテンテンの帝国崩壊の無条件降伏に繋がったわけである。
21世紀の学校で蔓延っているのは、官僚的、軍隊的階級による上意下達体制によって、安倍自民日本会議一派~虎ノ門~教委~校長~現場に至る学校当局が戦前の軍隊のような好戦的、武断的、シバキ上げなやり口が選好され実践されるようになっている。現場教員にもこれに阿たり、馬鹿だったり、苦労を人にさせることを前提に棹さす連中も多い。
で、実際問題としてシバキ上げが有効かといえば、それで個々とは言わずとも総じて有効ならまだ良いのであるが、むしろ有害で現場の首を絞めるだけ、そんな簡単な話なら苦労も労災も過労死も過労自殺も立ち去り型サボタージュ(「やってられるかばかやろう。どいつもこいつもバカばっか」と絶望、黙っていきなり辞めること)もないんである!!
厳しくやれば言う事を聞くなんていうのは、苦労と現場を知らない幸せ者か気づきもしない鈍感者か嘘つきの発想である。
未熟なおこちゃまだから学校教育をしているんであってその中でもめんどくさい諸君が面倒なことをするわけである。
多くの諸君は罰や飴がなくてもまあちゃんとやるんである。それは意識下の道徳感覚とか価値観とかが規制しているからだ。あす世界が滅びると知っていても、何したらいいかわからないからと昨日のようにりんごの木を植えてしまうんである。
めんどくさい諸君はこうした意識下の道徳感覚とか価値観とかが薄い上に、自己評価が低くすぐ投げたり、考えがむやみに甘かったり、根拠なく自己評価が高すぎたりする。
こういう連中に厳しい事を言ってもやってもうまく動かすことはできない。
また、厳しいことをやると、教員側の帳簿管理や段取りが異常に大変になる上に、日常的に脅すのでめんどくさくない生徒にも無駄で余計な嫌なプレッシャーをかけ続ける事になる。特に、賢い子は極めて嫌な気持ちになり、学校に対して冷めたというよりも冷た~い目で見るようになるんである。
で、脅しが効かない時はムチは空振りして自分をしたたかに打つのである。それを指摘すると、馬鹿どもは気にしないか発狂するのだけれど。
・脅しが効かない生徒が出て上手く対応できないところを他の生徒に晒すのは大変都合が悪い。
・脅しが効かない生徒には指導に使える手が概ねなくなる。さんざん脅しておいて今更、説教なんてまあ無理である。抗生物質を常用した挙句、いざという時には効かなくなっているようなもの。懲戒は、こちらの人事評価低下と引換だし、裁判なども覚悟しないと。
・正当にせよそうでもないにせよ、保護者が暴れると筋が悪いので厳しい。レイ様なら、簡単に締め上げて撤回謝罪させられるだろう。教委は大概、「校長の責任でやったこと」と切り捨てる。教委は無理筋を収められない校長は無能と評価する。
・21世紀の学校現場は目標管理方式と成果主義でしばき上げられて、年収と昇格と直結している。で、進路実績も数値目標の一つなのは言うまでもない。
担任から校長に至るまで目の前の生徒の進路をなんとか、それもなるべく評価の高いところに押し込んで片付けたい。それは、勤評とも直結、昇給昇格と結びついている。
相手の私学から見れば少子化の中で金を満額払い卒業してくれるのであれば幽霊だろうがアザラシだろうがゾンビだろうが構わないのが本音。単なるお金である。「文句はねーから、そっちの都合でグチグチ言ってないで生徒をうちによこせ」が本音・現実である。
にもかかわらず、生意気な生徒をしばきたいという欲望に負けて生徒をしばいて推薦しないと、学校全体の進路成績と校長の勤評が下がるんである!!
というわけで、現場を中心に考えれば、こうしたやり口は愚の骨頂で、兆害あって1利無しとわかるだろうし、こうしたやり口が下火になったのも当然だろう。
武断的管理教育リバイバルの理由はよくわからないが、校長間の間抜けな競争意識と教委からの誘導、および現場からのブレーキを外してアクセルに漬物石を乗せたことだろう。
で、武断的管理教育リバイバルで流行っているのは
・厳格でめんどくさくてやっかいな遅刻指導。遅刻や早退、欠時の記録は、内申・調査書や指導要録といった法的に規定された公文書には欄がない。対外的には存在しない見せない残してはいけないデータであくまでも生徒を指導するうえでの数字でしかない。(本人に対してさえ情報公開を多分断るだろう)
にも関わらず、これを振り回して対外的にまで影響を及ぼし、生徒を有利にするのではなく不都合なことにしようとなれば、面倒も見えるだろう。内申書裁判は負けたけど、生徒に不利になることは書かないという運用に変わったのだ。
どこまで遅刻にするとか、なんじゃらかんじゃら厳格な運用を強いられクソ忙しいのに当番をおき、期末には数字を一人ひとりと確認しそのために2,3日かけて大騒ぎさせられる。なんの意味もない数字なのに。
欠時なんて全体で何万もあるし、生徒との意見の相違もある上に、違っていたら事故扱いで処分含みである。
・遅刻早退欠時を推薦へ反映。
仮に良しとするにせよ、線引きの正しい基準なんてないし、その意味でも具体例が出れば悩むわけで極めて馬鹿げている。
・生徒指導を推薦へ反映。
内々で処理をして書式のある公文書に残る懲戒は避けているのだから変。仮に良しとするにせよ、線引きの正しい基準なんてないし、その意味でも具体例が出れば悩むわけで極めて馬鹿げている。
・校門での服装指導で、基準を大きく逸脱した場合は家に帰して着替えさせての登校を指導。
教育権の侵害そのもの。戻ってくる保証もないし、どっかで問題を起こされたら極めて都合が悪い。また、欠時扱いにするかも無駄に悩む。学校から帰しておいて出席不足で落第とか成績悪化は法的に通らんだろう。
なんていうのがありがち。
この中学について言えば、多少謎がある。
まとめの電磁的記録・紙が間違っていても、普通は誰かが覚えているはずだろう。特に、こういう制度を始めたなら。生徒指導沙汰が年間2,300あっても異動が激しくても、なかなかこうはならないと思う。生徒指導部のメモも含めて何種類も資料があるからまとめ資料を作るときに突き合わせするもの。本人にきちんと確かめもするはず。
たぶん、なにかとても嫌なことが起きている学校だと思う。
おそらく厄介なことが生徒の点でも学校、校長の点でもとんでもなく起きていて、校内・校外の異動がむちゃくちゃで誰も何もわからず忙しさとわけわからなさで教員はアパシーに陥っているっぽい。
どこまで信用できるか怪しいが、指導の記録からはめんどくさい話なのに、立ち話を繰り返したことになっている。普通は個室で確認を鳥ながら段取り手順を踏むものである。忙しいか自分でも納得していないか鈍いか分かっていないのか?
まあ、本人についても冤罪事件によく見られるプロファイルを持っているのかもしれないとは思う。
今回の件は自殺が出たので、安倍自民日本会議一派の日の君を入口にした生徒を目標とする現場シバキ上げ路線の一端の綻びが一瞬見えたけれど、また見えなくなってしまいそうだ。
そんな中で、本質に目が行くレイ様はさすがプロと思います。
薄い薄い元の記事に対して、実に濃い一代記をいつもありがとうございます。
Nくんが刺されて死んでまうのではないかとドキドキしました。
どうしてらっしゃるんでしょうね。
これからもよろしくお願いいたします。
最後に唐突に私のことを誉めてくださっているのが嫌みとちゃうやろな、ともう一回読み返しました(笑)
嫌味じゃないみたいだけど、自分がどう本質的なことを書いたのかよくわからんぞ。
私は憲法以上に美しい教育基本法が大好きで、あれを第一次安倍政権に持って行かれないように、弁護士会でお芝居したり、初めて国会議員対策をしたりしました。衆議院会館参議院会館を回って議員さんをかき口説くのです。
で、一敗地にまみれました。
あれからもう10年。
絶対に屈してやるもんか。
権威や職位が上の先生に、あるいは、教員どうしでは「いい」先生はいくらでもいます。それでも、本当に弱い立場の児童、生徒らにとっての「いい」先生はどれくらいいるのでしょう。私は心から信頼できる「ところ」がある先生をあまり知りません。
また、間違ったことをしたことがある生徒は門前払い、これが学校ですか?二重三重にやりきれない思いです。
丁寧な検証を拝読して指導要録について全く言及されていないことがわかりました。
生活指導の会議資料のことばかり述べていますが、進路指導は法律で定められた学校の公簿「指導要録」に基づかずに行うことはありません。開示しないのでは隠蔽といわれても仕方ないと思います。
デモ隊が内幸門を出ると東京新聞が見える。論陣を張ってくれた彼らに「東京新聞、ありがとう!東京新聞、頑張れ」のシュプレヒコールが上がった。
あれから幾星霜、論陣を張ってくれた記者の方に話したら、「そう?知らなかった」と照れてとても嬉しそうに笑いました。
随分頑張ったけど、派遣村の前でもあり場は暖まっていなかった。何が問われているかは知られていなかったし、報道も全国紙は非常に薄かった。何も知らなくて斎藤美奈子さんにどやされた朝日記者は律儀に腕章を巻いて押取り刀で取材に行ったら殺意に囲まれたそうな。でも、そこは記者、相手は話したくて仕方がないのを利用してバッチリ取材して帰ってきたそうな。
美奈子姐さんはこのとき、運動に対していくつかの示唆をしているのだけれど、それは311以後の運動のスタイルとして結実していると思う。
一年でいくつもの、今日につながる悪法を成立させた安倍政権は退陣し2度と顔を見ることないと思ったのだけれど。
さすが、無条件降伏をし戦争裁判とパージの嵐を乗り越えてエスタブリッシュメントで有り続けてきた連中。甘くありませんわ。
私も負けません。