霊犀社2

第2霊犀社(元祖第一は、田中逸平主宰の私塾)@霊際社@P。ネタ帳・メモ書きなど、まあガラクタ。嫌疑76件わざと表示拒否中

「エントロピー理論は詐欺しの理論」はやっぱり変だった。

2008-03-04 19:46:31 | LinkRecords
 「エントロピー理論は詐欺しの理論」はやっぱり変だった。

熱源の温度が変化しているのだから、エントロピーを微分形式で表して積分しないと求まらないということ。
温度Tの系に熱量dqが流入したときのエントロピーの増加は
dS=
dq


部分系Hと部分系Lがあるときに、その非平衡性を全部そっくり仕事Wに転化する。そのとき、全系ではエントロピーは増加しない、可逆変化である。すると、
全系のエントロピーの変化量はゼロ、
ΔS+ΔS+ΔS=0
ここで、仕事というのはもともとエントロピーゼロ ΔS=0
つまり、ΔS+ΔS=0 ・・・・・・(1)
部分系Hと部分系Lで等量のエントロピー授受が行われて、平衡状態に到達したはずである。

温度変化で体積変化のない理想熱容器の熱容量をCとする。すると温度Tの熱容器の熱量Q=CTである。
dS=dq/T=CdT/T
すると(1)式は、部分系HとLの温度をそれぞれt;t、熱源の平衡温度をtとすると、
tHtECdT/T+∫tLtECdT/T=0 ・・・・・・(2)
tHtEdT/T+∫tLtEdT/T=0
Ln(t/t)+Ln(t/t)=0
Ln(t/t)=Ln(t/t
/t=t/t
=t×t
=√t×t

ということで、新宮式が成り立っている。

等熱容量の非平衡温度熱源から可逆最大仕事を得たとき、熱源が達する平衡温度は熱源温度の相乗平均で得られる。
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