霊犀社2

第2霊犀社(元祖第一は、田中逸平主宰の私塾)@霊際社@P。ネタ帳・メモ書きなど、まあガラクタ。嫌疑76件わざと表示拒否中

部分系HとLの熱エントロピーをHからLに等量移動する。仕事はエントロピーゼロ。H+Lは平衡に。

2008-03-03 20:06:35 | LinkRecords
部分系HとLの熱エントロピーをHからLに等量移動する。仕事はエントロピーゼロ。H+Lは平衡に。

等熱容量の二熱源、高温な部分系Hと低温な部分系Lがある。この二系の間でカルノーサイクルを運転して、二熱源の温度が等温度平衡になるまで運転する。すると、最大仕事が得られる。仕事はエントロピーゼロである。カルノーサイクルではエントロピーは増えないから、エントロピーは部分系Hから部分系Lへ、等量づづそれぞれ流出流入したことになる。

温度は絶対温度。
高温部の温度t、低温部の温度t、温度の差∪非平衡 を可逆最大仕事に転化して達した平衡状態の温度tとする。

カルノーサイクルのシリンダー内の気体の温度をtにして、部分系Hをtまで準静的に冷却、熱エントロピーをカルノーシリンダーに移し取る。そこで熱源から離して、断熱膨張させてさらにtまで冷却。こんどは部分系Lをtまで準静的に加熱、熱エントロピーをカルノーシリンダーから移しいれる。
すると、部分系Hと部分系Lが共に等温度tになっている。仕事はエントロピーゼロだから、エントロピー移動は部分系HとLの間だけでなされ、最大仕事をなした後は平衡に達した熱源だけが残る。
カルノーシリンダーが一サイクルで成した仕事が最大仕事である。

カルノーシリンダーのことを考える。????
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