連続打鍵列の打鍵時間に対する分析と考察

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1. 連続打鍵列の打鍵時間に対する分析と考察
角田博保 情報処理学会研究会報告 1991
2. 連続打鍵列の打鍵時間に対する分析と考察
角田博保 情報処理学会 ヒューマンインターフェース 35(8) 51-58 1991

井ノ口,美子; 赤池,英夫; 角田,博保
片手打鍵かな入力法の設計と評価
情報処理学会研究報告. ヒューマンインタフェース研究会報告 95(7),45-52,19950119(ISSN 09196072) (社団法人情報処理学会)

抄録

片手による英文打鍵入力方式Half-QWERTYの使用実験を行ない、誤打鍵を多くし、打鍵速度を遅くしている原因が明らかになった。その経験を元に改良型片手英文入力方式(Modified Half-QWERTY)を考案し、実験によってその有効性を示した。さらに、その結果コード打鍵の優位性が明らかになったので、その特長をとり入れた片手かな入力方式の設計をした。現在、実験を通してその評価を行っている。

We studied a one-handed typing technique called Half-QWERTY, and found its defficiency. According to the experience, we designed a new method called modified Half-QWERTY and made an experiment, which revealed the effectiveness of the new method. Further more, we applied the obtained knowledge to design an one-handed KANA keyboard and are now evaluating its efficiency.

粕川,正充; 角田,博保; 森,裕子
アルペジオ打鍵列を利用した個人認証手法の提案
情報処理学会論文誌 34(5),1198-1205,19930515(ISSN 03875806) (社団法人情報処理学会)

粕川,正充; 森,裕子; 小松,賢嗣; 赤池,英夫; 角田,博保
打鍵データに基づく個人認証システムの評価と改良
情報処理学会論文誌 33(5),728-735,19920515(ISSN 03875806) (社団法人情報処理学会)

森川,治; 木村,泉; 粕川,正充
パソコン用打鍵データ収集システム
情報処理学会論文誌 31(12),1822-1831,19901215(ISSN 03875806) (社団法人情報処理学会)

木村,泉; 小沼,千絵; 粕川,正充
「松」とJWORDの比較論
コンピュータソフトウェア 2(2),420-444,19850415(ISSN 02896540) (日本ソフトウェア科学会)

検索対象：　 採択課題 研究実績報告 研究成果報告概要
検索条件：　 研究課題 (61580020)
木村 泉　東京工業大学　[1986]
技術文書著作者向き日本語文入力用鍵盤配列に関する実験的研究

キーワード
日本語文入力 / 鍵盤配置 / Dvorak鍵盤 / ロ-マ字打鍵 / 鍵盤配置変換ハ-ドウェア / ワ-プロソフト / 鍵盤習熟速度 / 2ストロ-ク方式

研究概要
1.既成の日本語ワ-ドプロセッシング用ソフトウェア(ワ-プロソフト)を、鍵盤配置だけをDvorak形式に変えて利用できるようにするため、変換ハ-ドウェアを開発した。この変換ハ-ドウェアをNEC PC9800シリ-ズ計算機に接続すると、(キ-トップを気にしないつもりなら)既成のソフトウェア類をそのまま「Dvorak化」して使用することができる。
2.商用の日本語ワ-プロソフト(主として「-太郎」)を前項の変換ハ-ドウェアを用いて「Dvorak化」し、これをQwerty鍵盤に習熟した被験者(当面関係者のみ)に使用させ、習熟状況を調べた。打鍵状況はすべて打鍵タイミング収集ソフトウェアを用いて記録した。その結果、次のことがわかった。
(1)Dvorak鍵盤はQwerty鍵盤利用経験者の指の反射を生かす傾向がある。たとえばhが同じ指を伸ばさずにそのまま打てば打てるなど、意図的と思われる共通性があり、そのためロ-マ字打ちの場合にも、習熟が驚くほど早い。
(2)Dvorak鍵盤は母音がすべて左手に、また子音の大部分が右手に配置されており、ロ-マ字打ちの場合にもある程度左右交互打鍵を助長する。
(3)Dvorak鍵盤は本来英文用として開発されたものなので、ロ-マ字打ちに適さない部分もある。たとえばkおよびyの位置はあまり好都合でない。ただしこれは利用者の主観としては、急速に気にならなくなってゆく。
3.本研究ではDvorak鍵盤と対比する意味で2ストロ-ク方式を取り上げ、同じ被験者についてこれについても並行して訓練をおこなっている。その習熟速度はDvorakのそれと比べて、大幅に(おそらく10倍程度)遅い。

発表文献
木村泉: 第28回プログラミングシンポジウム報告集. 89-98 (1987)
木村泉: 情報処理学会研究報告. JDP-11-3. 1-8 (1987)
木村泉: 情報処理学会第34回全国大会報告集. 1337-1338 (1987)
粕川正充: 情報処理学会第34回全国大会報告集. 1339-1340 (1987)