Aari刺繍研究所

ビーズ刺繍とアリワークの教室と作品紹介

アンティーク~存在

2012-04-28 06:51:50 | ビーズアート

素材・・

素材を集めた。ヴインテージ釦、アンティークビーズ、北欧、ヴェネチアン、オランダ・・色々な区の物らしいがはっきりは分からない。1910年頃から40年代のもの。これらのヴィンテージな素材を目立たせるため刺繍は脇役に徹してみてはどうだろうなどと考えるのです。

その方がこのガラスたちも「存在」がはっきりしてまた命が蘇るだろう。刺繍はそれを手伝い、支え、影の引き立て役、でもその「存在」も大切なんです。

人間の社会だって同じですよね。何もしなくたって「存在」のある人、凹凸で言う
と凸的人間。凸だけでは叩かれてしまう。でも目立たないけれど支えになる人たち仕組みがあり、凹的人間があって成り立っている。

双方が互いの「存在」を認めてこそ、双方の力を発揮する事ができる。周りの役割を見える人は自分の「存在」も見えてくるのではないかと思うのです。

さぁこの主役たちをどう生かそうかなぁ~~~?

等とガラスの一つ一つを光に透かしてみたり、おはじきのように並べて童心に戻ったり、色の組み合わせをしたりロマンに浸るのでした。


存在

2012-04-23 07:12:12 | ビーズアート

眠れない夜、これからのテーマのメイン材料をだしてみる。

大きな石はロッククリスタルと言って500年ほど前のもの、クリスタルだから磨けば光るのかもしれないけれど歴史があると、

このように素材そのものの荒荒しさもとれて、素朴な良さ素材の良さが現れてくる。この存在感は機械生産のビーズにはないだろう。

そしてこちらのイエローの物は紀元前後のもの。成型されたビーズはどんな人がどんな形で、いつどこで身に着けていたのだろう。

若しくは使われていなかったのであろうか。浪漫ある創造を巡らせながら、私のアリワークアートで新たな存在を与えよう。

プリミティブな材料を使用しながら現代アートに挑戦します。

過去から現代へ、現代から未来へ、存在は続くのです。例え目に見えないものになっても朽ち果てる事はないのです。

誰かの、どこかの心で存在はするのです。そんな思いでこの「存在」と言うテーマに取り組もうと思います。

少し先ですが、10月のグループ展で発表するための製作となります。


時計ウサギアクセサリー完成

2012-04-19 16:59:50 | アクセサリー

 

 

 

 

 

 

 

 

微妙に違う使い方を提案します。

可愛くて可愛くて、という気持ちになって、作りながら気持も弾みました。

だから命名します。


これは「幸せの時計ウサギ」です。婿に行っても居場所があるようにと

ステンレスの針金で椅子を作ってあげました。(笑)

ああ、幸せな製作だった~。


教室便り・・体験終了、みんな違ってみんないいの巻き

2012-04-16 06:06:29 | ビーズ教室便り

体験教室が終わるといつも感じる思い。

金子みすずのこの詩は私の感じる思いそのものです。

わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。

わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。

すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。

体験者の作ったちびポーチを一部ですがみんないいので載せて見ますね。

体験以外でも生徒は何か創ると持ってきます。「素敵、いい、いい」と褒めます。それは、その生徒さんらしくて私にはできない世界観が現れているからです。普通の生活では大胆になる事はできません。でもこのビーズ刺繍の世界では

自分の表現したい事やその感性を伸ばしてくれたらいいなと思うのです。そのきっかけを創るのがこの教室になればと思うのです。

生徒が持ってきて見せてくれた作品です。

「頑張ったね。Aさん、Tさん、Oさん、アンティークスワロが映えてますね・・・・又見せてね。


公募展出品

2012-04-13 23:05:00 | ビーズアート

4月12日、東京都美術館へ搬入を済ませる。

去年、本屋さんで立ち読みしていた時にふと目に入った言葉、

「デザイナーはスーパーマーケットを目指し、作家は美術館を目指す」

刺繍とはいえ、作家として振る舞っている以上美術館を目指したいと思い続けてきた。いえ、思い続けて良かった。

私は2点出品しています。

お花見は終わりましたが、気候もよいので上野まで足を運ばれては如何でしょうか?

第8回全国公募作品展

ベラドンナアート

期間4月18日(水)~4月22日(日)

9:30~17:30

上野 東京都美術館 1階第4展示室

入場料500円


ビーズで可愛いオーダー・・不思議の国の時計ウサギ

2012-04-08 18:30:27 | アクセサリー

楽しいオーダーです。

先日の個展でモチーフを不思議の国のアリスに見たてて、時計うさぎを刺繍して

ペンダントを創ると言うオーダーです。

取り掛かる前に時計うさぎをイメージしようと画像を検索。でも画像より
言葉を見て創造を広げていくのも私らしくていいかもと思いながら、
生地とパーツとにらめっこ。

時計うさぎ・・・・。そうだ、実は私は会社勤めを辞めてから時計を持っていなかった。時間に追われると焦る質なので持っていない、電池が無くなりそれからは腕時計もしていないし、壁にも時計がなく、生徒たちはよく困っている。

でも多分これから生きていく限り時計を手に入れないかもしれないなぁ~などと
オーダーの製作が遅れていると言うのにまたそんな考えが空中に浮かび、余計な事を考えなくてよい、ピシャッ!と自分を叱るのでした。(笑)でも遅れてすみませんメールをご注文者A様にお出ししましたら、「いいですよ、いつでも」というメールがあり、甘えるわけではありませんが、安心して、いい物創ろう~という意欲が倍増したのも事実です。

A様待っててねぇ~ 

みなさん、不思議の国のアリスの時計ウサギご存知ですか?ちょっと解説です。

ふしぎの国のアリス(1951)に登場する白うさぎ。服を着て鼻めがねをかけ、雨の日でもないのに傘を片手に持って、いつも時計を見ながら急いでいる姿が目を引きます。どこからともなく現れてアリスをふしぎの国に導く重要な役の彼ですが、急いでばかりいてアリスとの会話はほとんどありません。そのせいか、何回も登場しているのにつかみどころのない印象です。


教室便り・・4月4日大忙しの巻き

2012-04-06 11:31:01 | ビーズ教室便り


初級の生徒さん技法1と2を午前11時~スタート・・。

同時にリボンブローチの自由課題仕上げの生徒さん。
1時間少しでこんな感じに仕上がりました。うわぁ、素敵素敵~~~。透明のクリスタライズは持参のスワロです。

ちょっと難易度高いけろ、これは秋の体験教室でやろうかな?

そして今回の体験教室の申し込みの方、「こんにちは~」と・・。

今回の体験ではポーチから選んでいただき、上に乗せるビーズや石を自由に選びま

す。そして体験第1号できましたのが・・・。

じゃじゃ~~ん。素敵素敵、315円足していただき、アンティークのビーズを付けました。

他2点をキットとしてお持ち帰りになり、プレゼントに創るそうです。今回の体験教室でこのポーチ創りも私要領がわかりました。

ので・・・、ご要望あれば4人以上の希望者集まり次第、出張にも参ります。どうぞお声掛けください。

この土台となるポーチが手に入りづらくなる可能性もありますが、それまでは頑張って続けていくつもりでおります。

尚、この度より仕事が忙しいのでと言う方の為に毎度体験のみのお一人参加もお受けしています。

詳しくはブログメッセージ欄よりお問い合わせください。

ご希望者には事前に次の体験日時、内容など優先でお知らせいたします。


事件だ事件だ~ぃ

2012-04-03 07:02:33 | 考えること

事件だ事件だ~。

今日3時に青葉台駅ベンチにてお客様と待ち合わせ、目的のブツを渡すためです。

例のブツです。(怖)

ではなくて~玲の物です。オーダーができあがり、お客様が美容院へ行くと言うの
でその前に、お渡ししようと。あっあっ、あっ、忘れた~、お預かりしていたバッグ。そう、そのバッグとお揃いのブローチだったのに。ということで美容院が終わるころにバッグを再度お持ちする事に。待ち合わせの場所に・・するとお客様が頂いたアクセサリーをトイレに忘れて紛失したと・・・・

うっそ~と言う思いでしたが、警備室にもない、一番近い店にも届いていない、

念の為にトイレへ、彼女が入ったトイレへ行き、最後にゴミ箱を見る。ありました。

二人で、よかった~~~~と胸をなで下ろす。お客様少し目じりに光るものが・・。

今、メールをする、「今日はお疲れさま、きっと今日の出来事は神様が忘れなれないアクセサリーにしようと悪戯したのですね。今が気分天国なら全てOKですね。」と・・・・。

これでこのお客様も玲から離れられないだろう~~。むふふふふっ(爆笑)


と事件を楽しんだ一日でした。


 


ビーズアクセサリー・・使い方提案

2012-04-01 18:08:01 | アクセサリー

今日、完成したアクセサリー、写メをするが、お客様の方で見えないという。

どうもiphoneから送ると見れないと言われる。それに私のお客様はそうそう、そういったものに得意な年代ではないので、う~~~ん、

何かいい方法をと、考えました。そうだ、写真にとってお礼状と一緒にオーダーのお品に付けて差し上げようと・・。

これがあれば使う時に少しコーディネート範囲が広がるだろう。そんなことを考えながら、プリントアウトをする。

ブティックに納めてしまい、お客様にお会いすることがないので伝わるといいなと心をこめてプリンターに向かう。