まず6月11日出発のANA便フランクフルト行きからいきましょーか。
新ターミナルでスターアライアンスの“スマートeチェックイン”というのを
してみた。 Qコードの印刷された紙をプリントアウトして持参。
長蛇の列を横目にQコードとパスポートを機械にかざすと、いとも簡単に搭乗券が
出てきた。 次にスーツケースはどこで預けるのか探すけど見当たらず、
係員に聞いたら、「列に並んでください」という。
“一体どこがスマートやねん!”
と思いながら、普通にチェックインする客と同様に複数のフライトを扱う
長蛇の列に並んだ。 40分もの浪費。
これだけ設置しても国際線では意味が無い。
つまり、eチェックインなんてしてもしなくてもバッグを預ける場合は同じだし、
以前より改善ポイントは見当たらない。国内ならいいけど、欧州への海外旅行で
寄託手荷物のない客の割合はどれだけいるのか? eチェックイン客のために、
荷物だけを預ける場所を1箇所つくればいいだけなのに…
係員を見ていると、客を連れて係員があっちこっちに走りまくる
時間がかかったせいでチェックインがギリギリになった客を、搭乗口まで案内
しているようで、さらに客を捌く効率が悪くなる。
Nakamiseを見たかったので、せっかく早めに行ったのに結局ムダに終わった。
ちなみにハンブルク空港でルフト便をチェックインした時には、eチェックイン機
の横にちゃんとCheck-in Baggage Dropというコーナーを設けていた。
もちろん列などなくガラガラ…
当然、これがあるべき姿よね
全日空はまだ新システムへの対応が追いついていないのだろう。
座席は2席列の隣が空席だった。
事前座席指定では埋まっていたし、前後満席だったのでこれはラッキー
そして帰りの便も4席列の隣が2つ空席だったので一人2席使えた。 うふっ
帰国便も前後左右は満席。ANAの事前座席指定はシートレイアウトが
画面に出てくるので、ここなら心理的に選ばないだろうと予想をつけやすい。
それが的中したって訳。 ブロックの最前列や最後列は選ばないのがポイントで、
空港のスタッフは大体前方または最後方の空いた席から埋めていくから、
混んだフライトでは、真ん中ブロックの最後列から1-2列前がいい。
きっと成田の新チェックインシステムも近い内に改善されるでしょう。