マイナーチェンジしたエンディングのラストショットに、我らがフィラメントトリオが堂々仲間入りしていて狂喜乱舞した今回。
南の島らしいまぶしい日差し降り注ぐ砂浜で、夏を満喫する南十字学園の生徒達。
そこへ突然姿を現した2人の女性はワコも羨むナイスバディの持ち主で、怪しげな微笑をたたえながらタクトにオイルを塗ってもらう権利を賭けてのビーチバレー対決を、ワコ達に持ちかけます。
売り言葉に買い言葉状態で後に引けなくなり、鼻息も荒く決戦に臨むワコとルリ。
しかし善戦空しく、21-19で惜敗を喫してしまいます。
ワコ達が苦虫を噛みつぶす横で、悠然とタクトにオイルを塗らせる謎の美少女2人の名はケイ・マドカとアタリ・コウ。
そんな彼女達が所属する綺羅星十字団では、その頃大変な事態が進行していました。
それはすなわちクーデター。
総会の席で上がった、日死の巫女の封印が解かれた以上、早急にその次――ひが日死の巫女の探索と封印解除に取り組むべきではないかという声に対し、ヘッドは自身が実はひが日死の巫女の正体と居場所を承知していると明かした上で、ドライバーがゼロ時間に閉じ込められる危険性を回避するため、封印の解除は皆水の巫女とセットで行なうべきと主張します。
さらに第3フェーズへの移行後は、電気柩を介する必要のない「真のシルシ」を持つ者だけがサイバディに乗り込むことができるという新事実を開陳。
驚愕する各隊の隊長達を尻目にプロフェッサー・シルバーに指示を送ると、そこで彼女達が見せつけられたのは、十字団の要とも言うべき電気柩が木っ端微塵に破壊される衝撃的な映像でした。
たたみかけるように議場の中央部がせり上がり、現れたのはツキヒコ・ギンタ・タケオという元々のメンバーに、本来はおとな銀行所属であるはずのタカシ・マドカ・コウを加えた新生バニシングエージの一団。
各隊の共同作業的集団という建前をかなぐり捨てた綺羅星十字団は、以降タウバーンの打倒という直近にして緊急の目的を達成するため、バニシングエージ主導のもと、より苛烈な武闘路線をひた走ることとなります。
その一番手として自ら名乗りを挙げたのが、本格的に表舞台に登場したばかりのケイ・マドカ。
素性を知るカナコをして「彼女は危険よ」と言わしめる狂女は、翌朝、まだ大半の人々が惰眠をむさぼっている時間帯に、意気揚々とゼロ時間の扉を開きますが……。
さて涙々の双子編が終わり、新章に突入したスタドラですが、歩みを止めるどころか加速させる一方の本作は、この期に及んで新キャラを投入してくるさすがの無茶ぶり体質を遺憾なく発揮。
いやはや、番組冒頭意味深な表情のヘッドが見舞っていた人物は、いったいどこの誰なんでしょうねえ。
諸々かんがみるに、タクトの縁者という可能性が極めて高そうではありますが、それがどんなつながりなのか、特定するにはまだまだ材料が少なすぎると言うほかありません。
一方、立場上相対的に他の隊長達(除くケイト)よりも手にしている情報量が多いカナコはカナコで、急転する事態に対して思うところが多々ある模様。
タカシが指摘していたように、十字団に流れ込む資金の管理権限をおとな銀行が手にしている間は、例えヘッドといえども下手な手出しは不可能であり、またそのヘッド率いるバニシングエージにしても、鮮やかにクーデターを成功させたとはいえ内実は決して一枚岩とは言えず、そのあたりの錯綜する思惑や高度な駆け引きなどが、今後どんな方向に物語を導いていくのか、大いに興味をそそられずにはいられません。
……とまあ、そんな堅苦しい話はさておいて、今回の目玉はやはり、正真正銘の女性にも関わらず「銀河美少年」を自称してはばからない(ただし登場の際の決めゼリフは颯爽ではなく絢爛。笑)マドカの、エキセントリック&お色気たっぷりな言動と言って過言ではないわけでして(苦笑)。
あのカナコをして「危険」と言わしめる人物ともなれば、今回のタウバーンとの対戦は、あくまで小手調べにすぎないであろうことはほぼ確実。
となると今から再戦が楽しみでなりませんが、問題はあまりにも尺が足りなそうなこと。
残り8話しかないとなると、今回のような正面きっての戦闘シーンは望むべくもないかもしれません……(しょんぼり)。
これまで歯ブラシやらトウモロコシやらといった“異物”をせっせと持ち込んできたワコに対抗(?)するかのように、何と枕を手にしてゼロ時間に現れたスガタ。
そんな少々意外かつお茶目な姿を披露した彼のもとに、寮の焼失という不可抗力によって焼け出されたタクトが転がり込むという、一部の女性陣(この場合は恐らくワコをふくむ。笑)が諸手を挙げて歓迎しそうなシチュエーションが現実のものとなる次回、まだまだ謎の多いタクトと共にケイトの掘り下げがどこまで進むのか、あるいは進まないのか(えっ!?)、その行く末を全身の感覚を研ぎ澄まして見守っていきたいと思います。
南の島らしいまぶしい日差し降り注ぐ砂浜で、夏を満喫する南十字学園の生徒達。
そこへ突然姿を現した2人の女性はワコも羨むナイスバディの持ち主で、怪しげな微笑をたたえながらタクトにオイルを塗ってもらう権利を賭けてのビーチバレー対決を、ワコ達に持ちかけます。
売り言葉に買い言葉状態で後に引けなくなり、鼻息も荒く決戦に臨むワコとルリ。
しかし善戦空しく、21-19で惜敗を喫してしまいます。
ワコ達が苦虫を噛みつぶす横で、悠然とタクトにオイルを塗らせる謎の美少女2人の名はケイ・マドカとアタリ・コウ。
そんな彼女達が所属する綺羅星十字団では、その頃大変な事態が進行していました。
それはすなわちクーデター。
総会の席で上がった、日死の巫女の封印が解かれた以上、早急にその次――ひが日死の巫女の探索と封印解除に取り組むべきではないかという声に対し、ヘッドは自身が実はひが日死の巫女の正体と居場所を承知していると明かした上で、ドライバーがゼロ時間に閉じ込められる危険性を回避するため、封印の解除は皆水の巫女とセットで行なうべきと主張します。
さらに第3フェーズへの移行後は、電気柩を介する必要のない「真のシルシ」を持つ者だけがサイバディに乗り込むことができるという新事実を開陳。
驚愕する各隊の隊長達を尻目にプロフェッサー・シルバーに指示を送ると、そこで彼女達が見せつけられたのは、十字団の要とも言うべき電気柩が木っ端微塵に破壊される衝撃的な映像でした。
たたみかけるように議場の中央部がせり上がり、現れたのはツキヒコ・ギンタ・タケオという元々のメンバーに、本来はおとな銀行所属であるはずのタカシ・マドカ・コウを加えた新生バニシングエージの一団。
各隊の共同作業的集団という建前をかなぐり捨てた綺羅星十字団は、以降タウバーンの打倒という直近にして緊急の目的を達成するため、バニシングエージ主導のもと、より苛烈な武闘路線をひた走ることとなります。
その一番手として自ら名乗りを挙げたのが、本格的に表舞台に登場したばかりのケイ・マドカ。
素性を知るカナコをして「彼女は危険よ」と言わしめる狂女は、翌朝、まだ大半の人々が惰眠をむさぼっている時間帯に、意気揚々とゼロ時間の扉を開きますが……。
さて涙々の双子編が終わり、新章に突入したスタドラですが、歩みを止めるどころか加速させる一方の本作は、この期に及んで新キャラを投入してくるさすがの無茶ぶり体質を遺憾なく発揮。
いやはや、番組冒頭意味深な表情のヘッドが見舞っていた人物は、いったいどこの誰なんでしょうねえ。
諸々かんがみるに、タクトの縁者という可能性が極めて高そうではありますが、それがどんなつながりなのか、特定するにはまだまだ材料が少なすぎると言うほかありません。
一方、立場上相対的に他の隊長達(除くケイト)よりも手にしている情報量が多いカナコはカナコで、急転する事態に対して思うところが多々ある模様。
タカシが指摘していたように、十字団に流れ込む資金の管理権限をおとな銀行が手にしている間は、例えヘッドといえども下手な手出しは不可能であり、またそのヘッド率いるバニシングエージにしても、鮮やかにクーデターを成功させたとはいえ内実は決して一枚岩とは言えず、そのあたりの錯綜する思惑や高度な駆け引きなどが、今後どんな方向に物語を導いていくのか、大いに興味をそそられずにはいられません。
……とまあ、そんな堅苦しい話はさておいて、今回の目玉はやはり、正真正銘の女性にも関わらず「銀河美少年」を自称してはばからない(ただし登場の際の決めゼリフは颯爽ではなく絢爛。笑)マドカの、エキセントリック&お色気たっぷりな言動と言って過言ではないわけでして(苦笑)。
あのカナコをして「危険」と言わしめる人物ともなれば、今回のタウバーンとの対戦は、あくまで小手調べにすぎないであろうことはほぼ確実。
となると今から再戦が楽しみでなりませんが、問題はあまりにも尺が足りなそうなこと。
残り8話しかないとなると、今回のような正面きっての戦闘シーンは望むべくもないかもしれません……(しょんぼり)。
これまで歯ブラシやらトウモロコシやらといった“異物”をせっせと持ち込んできたワコに対抗(?)するかのように、何と枕を手にしてゼロ時間に現れたスガタ。
そんな少々意外かつお茶目な姿を披露した彼のもとに、寮の焼失という不可抗力によって焼け出されたタクトが転がり込むという、一部の女性陣(この場合は恐らくワコをふくむ。笑)が諸手を挙げて歓迎しそうなシチュエーションが現実のものとなる次回、まだまだ謎の多いタクトと共にケイトの掘り下げがどこまで進むのか、あるいは進まないのか(えっ!?)、その行く末を全身の感覚を研ぎ澄まして見守っていきたいと思います。