道なりに歩いていこうか

週間アニメの感想や萌え語りを、筆のおもむくままつらつらと。週に1回でも更新できれば御の字かなぁ、なんて……。

【感想】ささめきこと 第8話「Ripple」&シムーン、夢のBD化祈願……。

2009年11月26日 | Weblog
折り返し地点をだいぶ過ぎた第8話に至って、よ~~~~~やく本筋に絡むことと相成った蒼井あずさちゃん。
しかし、そうすんなりとは登場させてもらえない(?)のが、この作品の作品たるゆえん!ってなわけで、のっけから朋絵に唇を奪われるという一大悲劇に見舞われてしまいます(あれ、絶対ファーストキスだったんじゃないかと……。汗)。
しかも、例によってトラブルは連鎖の一途をたどり、あずさとの別れ際にうっかり足を滑らせるという王道のハプニングを引き起こしたばかりに、あろうことか、汐を泣かせてしまった純夏。
精神的に手ひどいダメージを負いつつ、しかしその一方で、何故あの場面で汐が泣く必要があるのかと、秘かに思い悩みます。
あるいは、ひょっとして、もしかしたら、こんな自分にもチャンスの芽があったりするのだろうか……。
ひょんなことから芽生えたかすかな希望に翻弄されまくる純夏でしたが、女子部作戦会議兼テスト勉強のさなか、当の汐にその夢想を木っ端みじんに破壊されてしまい……というのが、今回の大まかなあらすじ。

あずさちゃんの突発的なテンションの高さとディープ極まりない趣味の世界は、良くも悪くもなかなか見ごたえがありましたが、ここ何話か、とにかくぶっ飛びっぷりがハンパない回が続いていたせいか、それほど異様な印象を受けなかったのは、やはり私だけでしょうか(爆!)。
まあ、ぶっちゃけ、女の子同士の惚れたはれたを主題にしている時点で、あずさちゃん的ポテンシャルを持ったキャラの登場は、ほとんどお約束みたいなものと言っても過言ではないわけですし……。
なので、無二の親友というこれまでの関係にわずかな揺らぎが生じつつある純夏&汐と、相変わらずのマイペースっぷりがいっそ清々しい朋絵&みやこコンビといったレギュラー陣の一挙手一投足の方に、ついつい関心が向いてしまう罪なワタクシ(汗)。

ってゆーか朋絵はん、アンタ、マジいい味出しすぎですがな!
衆目の面前で突然女子にキスをかましたかと思えば、返す刀で自分が実は2コ上だという衝撃の事実をサラッと告白し、さらに、いつになくぎくしゃくした空気をまとわりつかせている純夏と汐に、やおらお茶(たぶん紅茶)をぶっかけ、半ば強制的に2人きりになるよう仕向けたりと、今回も八面六臂の大活躍v
「そんな朋絵にシビレる憧れるぅ~!!」等という、何やらどこかで聞いたようなフレーズを叫んでいたお馬鹿みやこと合わせて、本当に味わい深いキャラクターと言うほかありません。
そんな彼女達の馴れ初めとか、朋絵が2年休学している理由とか、是が非でも知りたいネタは山ほどありますが、残り少ない話数でそれらが語られることはないんでしょうね、きっと……(ため息)。

でもって、コチラ↓は告知というか、宣伝(の一種)みたいなものなんですが……。
柳の下のドジョウ。。 第2弾!
セレブラント VS 手乗りタイガーか? o(^-^)o
今年の半ば頃(た、たぶん…)第一弾が実施され、その時は僅差で『true tears』が逃げ切りに成功し、結果、条件付きながらBlu-ray Disc化が本決まりになったという曰くつきの投票企画〈あなたの力でBD化プロジェクトランキング〉。
この第二弾<アニメ編・リターンズ>の開催が、今回晴れて決定致しました!(ドンドンパフパフ~~~♪)
これはもう、死力を尽くして頑張るしか……!!ということで、My最魂萌えアニメ作品であるところの『シムーン』のBDを世に送り出すべく、決意も新たに臨む次第です。
とりあえず、何はなくても、1日1回Web投票(余裕があればコメントを付けて)して、来月10日には書店に駆け込んでアニ○ージュをGETして……といった辺りが、当座やること(出来ること)でしょうか。
もちろん、tt以上に諸々のハードルが高い状況であることは百も承知。
ですが、ことシムーンに関しては、今回のこの機会を逃したら、未来永劫新規の展開なんぞにはお目にかかれそうにもない現状(滂沱)をかんがみるに、ここはひとつ、恥も外聞もかなぐり捨てて一心不乱にアピールをしていくことこそが、ファンの端くれとしてのささやかな使命だと、自分で自分に言い聞かせています。
このブログを見て下さっている方の中に、もし今もシムーンが好きだという同志がいらっしゃいましたら、Web投票だけでも結構ですので、是非清き1票をシムーンに投じて下さいますよう、伏してお願い申し上げます……(合掌)。

【感想】ささめきこと 第7話「少年少女」

2009年11月19日 | Weblog
『青い花』以来、すっかりギブリンこと儀武ゆう子さんの大ファンになってしまった私の、ここ最近の楽しみは、何と言っても〈うみものらじお〉!
豊作だった前期のラインナップの中でも、ひときわ異彩を放っていた佐藤順一監督作品『うみものがたり』の、本体(?)であるTVアニメは先々月終了してしまいましたが、ありがたいことにWebラジオの方は現在も絶賛配信中で、作中ダブル主役を張っていた阿澄佳奈さん(マリン役)と寿美菜子さん(夏音役)が、毎回明るく&テンション高く、はっちゃけたトークを展開しています。
……そう、メインパーソナリティは間違いなく上記のお2人のはず!なんですが、彼女達に負けないどころか、時に圧倒するかのような存在感を見せつけているのが、他でもない、夏音の友人の鈴木役として出演するかたわら、方言指導という大任も担っていた、我らがギブリンだったりするんですね~、これが(笑)。
ぶっちゃけ、アニメ本編中より目立っていると言っても過言ではありません。
先週更新された第12回では、ついに、“いないはずなのにいる”という世にも摩訶不思議な状態を作り出し、スタジオを(いい意味で)大混乱におとしいれたのは、記憶に新しいところです。
とにもかくにも、あの抱腹絶倒の面白さは文字では絶対に伝わらないたぐいのモノなので、皆様是非一度、だまされたと思って聴いてみて下さいませv
損はさせませんよ!!

でもって、今回のささめきことはというと、これがまあ、いつもにも増してテラカオスなノリ&展開!
あらすじだけなら、小悪魔全開な妹にそそのかされた朱宮くんと、何故だかデートする羽目におちいった純夏の散々な日曜日、ってなことになるわけですが、繰り出されるエピソードがことごとく常軌を逸しまくっていたのは、いったいどーゆーわけなんでしょうか!?
しかも、気がつけば、例の“キモい三連星”連中がエンディングまで出張ってくる始末……。
本編にしても作画の質が、朱宮くんだけやけに優遇されていた感が大有りで、ホント、ここのスタッフはおかしいと思います、色んな意味で!(←断言してるし)
ううっ、何が可哀想って、本命たる汐が連絡を取ろうと━━それも一緒に遊びたいからという涙ぐましい理由で━━必死になっていたことを、すべての騒動が終わった夜まで知らなかった純夏が、マジ不憫でなりません……(滂沱)。

とはいえ、この得も言われぬカオスっぷりが、すっかりクセになってしまっているのも、また事実(爆!)。
表面上は、男女の身長差が一般的なパターンとは真逆という点以外はごく普通の男女カップル、しかしてその実態は、かたや女装っ子、かたや同性の親友に秘めた恋をしている屈強(?)な空手女子という、異色にもほどがある組み合わせのデート(出歯亀な妹というオマケ付き)を拝めるのは、世界広しといえども、このささめきことぐらいなんじゃないでしょうか。
ってゆーか、本当に原作もこんなはっちゃけた内容なのかと小一時間……(汗)。
とりあえず次回からは、本筋に立ち返って王道百合な展開になる(それはそれで問題が…)らしいとのことなので、その言葉(予告の)を信じて長い1週間を耐え抜きたいと思います!

【感想】ささめきこと 第6話「二人の夜」&祝!『true tears』BD-BOX化!!

2009年11月12日 | Weblog
「今日はお兄ちゃんがいなくて、家に1人だと物騒」だから、「スミちゃんちにお泊まりしたいな━━」って、汐はん!
こう言っちゃ何ですが、純夏宅にお泊まりする方がナンボか物騒ですがな~!と、全力でツッコマずにはいられなかった第6話(ツッコミは、衝撃の初登場を果たした純夏の兄貴×3にも山のように入れたいところですが、今回は諸事情により泣く泣く割愛。笑)。

女子部設立やら何やらで騒がしい日々を送っていたある朝、キョリちゃんを通じて、千津香先輩が以前ひどい態度を取ったことを直接会って謝りたいと考えている旨を伝えられた汐は、先輩のことはもう好きでも何でもないと語り、ことさら明るく振る舞います。
必死に何気なさを装う表情の裏で、千々に乱れる心を持て余し気味の汐に頼られて嬉しい半面、やはりどこまでいっても自分は“親友”でしかないのだと改めて思い知らされ、がっくり落ち込む純夏。
朋絵&みやこのおバカコンビに囃し立てられ“ドジっ子キャラ”への転身を図るも、当然のことながら、そんなものは一朝一夕で身に付くはずもありません。
ところが、あろうことか、日中のせわしなさから解放されて迎えた2人きりの夜更け、思い悩むあまりしくしくと泣き出してしまった汐を慰めようと身を乗り出した瞬間という、まさに絶妙のタイミングで、“努力の成果”が発揮されることになってしまい……。

上記の場面といい、お風呂で(文字通り)血の海に沈没した場面といい、スミちゃんの思考回路ってば、ホント、徹頭徹尾“男の子”ですよね~(苦笑)。
この辺は、BL物にしばしば散見される「好きになった相手がたまたま同性だった」パターンとの類似性というか、親和性みたいなものをひしひしと実感します。
端から恋愛対象を女性━━それも可愛い女の子━━に限定している汐とは、そういう意味では、“好き”という言葉ひとつ取ってもニュアンスに微妙な違いが生じてしまうわけで、だからこその苦労を背負い込んでいる純夏には、毎度のことながら心底同情の念を禁じえません。
朋絵達と知り合ったことで、告白したくてもできない片思いに1人寂しく悶え苦しむ日常からは解放されたものの、その分を埋め合わせてあまりある憂鬱のタネが行く先々について回り、気の休まる時など皆無。
前期話題沸騰の某作品ではありませんが、「青春におかしなことはつきものだ」くらいの開き直りができれば、少しは楽になるのにな~と思うことしきりな今日この頃です……。

あ、それと、話はガラッと変わりますが、去年の頭頃にこのブログでせっせと感想を綴っていた、知る人ぞ知る青春群像劇系恋愛アニメの決定版『true tears』が、艱難辛苦&紆余曲折をへて、このたびめでたくBlu-ray BOX化する運びとなりました!(ドンドンパフパフ~~~!!)
さっそく、記念と支援を兼ねて公式バナーをペタリと貼ってみたり……v



ただ、BD化決定と言っても、来年年明けの期限までにトータル2000セット分の予約入金がなされなければ、企画自体がおじゃんになってしまうという、相当にハードルの高い設定だったりするので、このブログを見て下さっている皆々様には、何とぞご協力のほど、切にお願い致します……(いやもう、マジで!!!!)。

【感想】ささめきこと 第5話「friends」

2009年11月05日 | Weblog
回が進むにつれて、順調にテンションが上がっていくささめきことのギャグ度。
いや~、隅から隅まで、素晴らしくシュールだったらないですね!
何かもう、いい具合にクセになりそうです(笑)。
かと思うと、ラストにはハッと胸をつくやりとりが控えていて、ほんのちょっぴりですが、目頭が熱くなってしまいました。
でもって、EDの冒頭にサブタイトルが出るスタイルが、いつもにも増してぴったりマッチングしていたように思います。
あそこら辺の緩急のつけ方が実に巧みというか、クセになりそ(以下略)。

前回のラストであっさりダメ出しされた女子部設立。
しかし、あきらめの悪い朋絵&みやこの傍若無人カップルは、今日も今日とて、純夏を巻き込んでの作戦会議に余念がありません。
これまでずっとひた隠しにしてきた汐への恋心を嗅ぎつけられてしまったばかりに、今ひとつ強く出られない純夏の迷惑顔など物ともせず、純夏や汐の自宅に押しかけるなど、やりたい放題の2人。
挙句の果てに、みやことの料理対決に挑むことになった純夏でしたが、子供の頃から“女らしい”ことを極端に苦手にしてきた彼女に、まともな料理などできるはずもなく……。

……まあ、あれです。
あの無駄にガチンコな料理対決の場面、オチそのものは提案がなされた瞬間におおよそのところが読めてはいましたが、間の抜けた爆発音と共に団地の窓から黒煙が立ち上る演出を、ご丁寧にも2度畳みかけてきたのには、マジ受けまくりでした。
あまりにもベタなんだけれども、でも、そのベタが妙にツボにハマるとでも言うんでしょうか……(苦笑)。
作品のベクトル自体はだいぶ違っていますが、ギャグシーンの演出や間の取り方的なものは、前期の『大正野球娘。』に通じるテイストがあるように感じました。
そういえばあっちも、巴の対小梅妄想が時々凄いことになってましたっけ……(笑)。
字面は違えども、アニメ界において“ともえ”の名を冠する人物は、色んな意味で個性的な方々が多かったりするのかもしれませんv

それにしても、みやこのツッコミではありませんが、傍目にもかなりあからさまな純夏の“想い”に、本当に汐はこれっぽっちも気づいていないんでしょうか。
異性愛者だというのならばともかく、こと彼女に関しては、完全に同性に対してのみ恋愛感情のベクトルが向いているという現状があるわけで、にも関わらず、一片の可能性すら思い至らないというのは、不自然を通り越して“不可解”の領域に入りつつあるように思えてならない今日この頃です。
ここまで来ると、単に純夏が自分の好みのタイプの対極にあるというだけでは到底説明がつかないんじゃないか、みたいな(汗)。
ニブちんな友人を持つと、ホント、苦労するよね、純夏……。