なるほど、要するに、何かにつけて物事を深刻にとらえる&考えるタチで、なおかつ、一番大事なことに限って大っぴらに口にできない(するわけにはいかないパターンも含む)タイプの人間ほど苦労するお話なんだな、このささめきことは……と、つくづく思い知らされた今回。
一般的には、なるべく隠そう隠そうと努めることが多いであろう、女の子でありながら女の子が好きという性的指向(嗜好にあらず!)を、まるで鼻歌を歌うような気楽さで表に見せている汐・朋絵・みやこの3人に対して、ある意味、はるかに常識人であるがゆえに彼女達に振り回されっぱなしの純夏や朱宮君には、まったくもって同情の念を禁じえません。
さらに言うならば、こと朱宮君の場合、本当は男であるにも関わらず、紆余曲折あって汐の恋慕の対象になっている現状がほとほと気に食わない純夏の、いわゆるひとつのヤキモチというか、完全なとばっちりの犠牲者だというところが、素晴らしく哀れを誘います……。
しかも、他ならぬ朱宮君自身の恋のベクトルは、振り回している張本人である純夏に向いているというんですから、まあ実にややこしい(苦笑)。
ここら辺の、そうやってひたすら悶々としてるくらいなら、いっそ面と向かって告白しちゃえよ!的なもどかしさは、『君に届け』の風早君にも通じるものがありますが、あちらに関しては、まだ男女間のあれやこれやな分だけましという見方ができるかもしれません。
そう、やっぱり“同性”って壁は高すぎますよねえ……(ため息)。
それはそうと、朋絵&みやこの登場辺りから、だいぶギャグ方面の色合いが濃くなってきて、今回も随所で腹を抱えて大笑いしてしまいました。
どの場面がとひとつに絞るのは難しいですが、とりあえず、心情的には相当にシリアス(かもしれない)シーンに限って、妙~~~にポップなBGM流すの、マジ止めて欲しいんですが!(力説)
あの得も言われぬギャップは、それだけで片腹痛すぎで困っちゃうったらないんですよ、いやホントに!!
前期のファントムの、ここぞという場面にかかる“あえぎ声BGM”もかなり精神的に“クる”ものがありましたが、外され感の高さという点ではささめきもおさおさ負けていません。
あれ、狙ってやってるんだとしたら、色んな意味で凄すぎッス……(汗)。
あ、それと、初回からずっと思っていたんですが、きよりちゃんのキャラ立ちっちゅーかポジションは、ホント絶妙ですよね~(笑)。
汐のアブノーマルなハイテンションっぷりに普通についていっているだけでも凄いのに、はた迷惑なことこの上ない恋人候補探しにノリノリで力を貸し、かと思えば、朋絵のオーバーアクション全開な女子部へのお誘いを「やだ」のひと言で切って捨てて、あの朋絵を凍りつかせるという偉業(?)を成し遂げてみたりと、余人には真似のできないマイペースぶりを遺憾なく発揮。
授業風景以外の場面で何かを口にしていないことがほとんどない超弩級の食いしん坊にも関わらず、縦にも横にもボリュームが増える気配がまるでないことと合わせて、実はこの作品で一番謎な登場人物なのかもしれないという確信を深めつつある今日この頃です。
そんなこんなで、サブタイトル通りの“4+1”という不安定極まりない状態から出発した〈女子部〉には、これまでちょこちょこ顔見せしている大人しそうなメガネっ子が、今後大きく関わってくるようですが、それがいったいどんないきさつを経てのことなのか、今からドキドキワクワク(死語)が止まりませんv
一般的には、なるべく隠そう隠そうと努めることが多いであろう、女の子でありながら女の子が好きという性的指向(嗜好にあらず!)を、まるで鼻歌を歌うような気楽さで表に見せている汐・朋絵・みやこの3人に対して、ある意味、はるかに常識人であるがゆえに彼女達に振り回されっぱなしの純夏や朱宮君には、まったくもって同情の念を禁じえません。
さらに言うならば、こと朱宮君の場合、本当は男であるにも関わらず、紆余曲折あって汐の恋慕の対象になっている現状がほとほと気に食わない純夏の、いわゆるひとつのヤキモチというか、完全なとばっちりの犠牲者だというところが、素晴らしく哀れを誘います……。
しかも、他ならぬ朱宮君自身の恋のベクトルは、振り回している張本人である純夏に向いているというんですから、まあ実にややこしい(苦笑)。
ここら辺の、そうやってひたすら悶々としてるくらいなら、いっそ面と向かって告白しちゃえよ!的なもどかしさは、『君に届け』の風早君にも通じるものがありますが、あちらに関しては、まだ男女間のあれやこれやな分だけましという見方ができるかもしれません。
そう、やっぱり“同性”って壁は高すぎますよねえ……(ため息)。
それはそうと、朋絵&みやこの登場辺りから、だいぶギャグ方面の色合いが濃くなってきて、今回も随所で腹を抱えて大笑いしてしまいました。
どの場面がとひとつに絞るのは難しいですが、とりあえず、心情的には相当にシリアス(かもしれない)シーンに限って、妙~~~にポップなBGM流すの、マジ止めて欲しいんですが!(力説)
あの得も言われぬギャップは、それだけで片腹痛すぎで困っちゃうったらないんですよ、いやホントに!!
前期のファントムの、ここぞという場面にかかる“あえぎ声BGM”もかなり精神的に“クる”ものがありましたが、外され感の高さという点ではささめきもおさおさ負けていません。
あれ、狙ってやってるんだとしたら、色んな意味で凄すぎッス……(汗)。
あ、それと、初回からずっと思っていたんですが、きよりちゃんのキャラ立ちっちゅーかポジションは、ホント絶妙ですよね~(笑)。
汐のアブノーマルなハイテンションっぷりに普通についていっているだけでも凄いのに、はた迷惑なことこの上ない恋人候補探しにノリノリで力を貸し、かと思えば、朋絵のオーバーアクション全開な女子部へのお誘いを「やだ」のひと言で切って捨てて、あの朋絵を凍りつかせるという偉業(?)を成し遂げてみたりと、余人には真似のできないマイペースぶりを遺憾なく発揮。
授業風景以外の場面で何かを口にしていないことがほとんどない超弩級の食いしん坊にも関わらず、縦にも横にもボリュームが増える気配がまるでないことと合わせて、実はこの作品で一番謎な登場人物なのかもしれないという確信を深めつつある今日この頃です。
そんなこんなで、サブタイトル通りの“4+1”という不安定極まりない状態から出発した〈女子部〉には、これまでちょこちょこ顔見せしている大人しそうなメガネっ子が、今後大きく関わってくるようですが、それがいったいどんないきさつを経てのことなのか、今からドキドキワクワク(死語)が止まりませんv